2024/06/07

ジャックスと三菱HCキャピタルエナジーがFIP認定バーチャルPPA契約を締結し、脱炭素化を推進

株式会社 ジャックス 

2024 年6月7日

株式会社ジャックス
三菱HCキャピタルエナジー株式会社

ジャックスと三菱HCキャピタルエナジーが
FIP 認定バーチャル PPA 契約を締結し、脱炭素化を推進

株式会社ジャックス(本部:東京都渋谷区、代表取締役社長:村上 亮、以下「ジャックス」)と、三菱HCキャピタルエナジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木原 英一、以下「三菱HCキャピタルエナジー」)は、信販業界で初めてとなる再生可能エネルギー電気に関する非化石証書譲渡契約(以下「バーチャル PPA」※1)を2024年5月29日に締結いたしました。

※1 バーチャル PPA
PPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)は、電力需要家が、PPA 事業者から再生可能エネルギーを直接購入する契約形態(再生可能エネルギー電気に係る非化石証書譲渡)となります。そのうちのバーチャル PPA は、電力需要家の敷地外に建設した専用発電所で発電された再生可能エネルギーの環境価値のみを、仮想的に電力需要家が調達する手段となります。

※2FIP プレミアム
FIP(Feed-in Premium)制度とは、太陽光や風力をはじめとした CO2を排出しない方法で発電された電気を売電した際に、売電収入に加えて「プレミアム(補助金)」を上乗せした金額が支払われる制度となります。国の FIP 制度の認定を受けた発電所が対象となり、「FIP 基準価格」と「電力市場価格」との差額を電力広域的運営推進機構(OCCTO)から発電事業者へ「FIP プレミアム」として交付され、市場売電収入と合わせて一定の収入が保証される制度になります。

※3環境価値(非化石価値)
太陽光や風力など、非化石電源で発電された電気から「環境的な価値」を、電気と切り離し売買できるよう証書化されたものとなります。「環境的な価値」とは、発電時に CO2を排出しないことを指しており、非化石証書は環境価値を取引するための証書になります。

■発電所情報
今回の契約で設置される太陽光発電所は、年間約150万 kWh の発電量を見込んでおり、ジャックスは
その環境価値を取得します。これはジャックスの国内電力年間総需要量528万 kWh(2022年度)の約27%相当を再生可能エネルギーでまかなうことが可能なものとなります。現在、三菱HCキャピタル
エナジーにて2024年中の電力供給開始に向け発電所の開発を進めております。

ジャックスグループでは、サステナビリティ基本方針のもと、「事業活動を通じて社会課題の解決に貢献することで持続可能な社会の実現」を目指しております。なかでも、気候変動については、全ての国と人びとに影響を及ぼす問題と考え、「環境の保全」をマテリアリティ(重要な課題)の一つに定めるとともに、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明しております。TCFD 提言に基づき、ジャックスグループでは GHG(温室効果ガス)排出削減目標を設定し、2050年度までにネットゼロを目指しております。今後も目標達成に向け、再生可能エネルギーの活用をさらに推進し、持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指してまいります。

三菱HCキャピタルエナジーは、国内で太陽光を中心とした再生可能エネルギー発電所の開発やその管理、運用を手掛けており、全国に163カ所、574.6MW(2024年4月末時点)の運転開始済み太陽光発電所を保有しています。再生可能エネルギーに関する専門性、事業投資に必要となる金融における知見、これまでの実績・経験をベースとした事業ノウハウ、さらには、三菱HCキャピタルグループの強固な顧客基盤といった強みを生かし、FIT 制度を活用した太陽光発電事業や PPA 事業などを展開しています。今後とも地域やお客さまのニーズにお応えし、最適なソリューションを提供することで、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

以上

≪本件に関するお問い合わせ先≫
株式会社ジャックス コーポレートコミュニケーション部 (担当:今野)
TEL:03-5448-1313 E-mail:masashi_konno@jaccscard.co.jp
三菱HCキャピタルエナジー株式会社 事業推進第二部
TEL:03-6865-3096

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