サンノプコの木粉配合高機能テキスタイル『MOC-TEX(R)』が日本木材加工技術協会「市川賞」を受賞
三洋化成工業 株式会社2024 年 6 月 7 日
三洋化成工業株式会社
サンノプコの木粉配合高機能テキスタイル『MOC-TEX』が
日本木材加工技術協会「市川賞」を受賞
三洋化成工業株式会社（本社：京都市東山区、代表取締役社長：樋口章憲）は、子会社であるサンノプコ株式会社（本社：京都市東山区、代表取締役社長：楡康治）が開発した木粉配合高機能テキスタイル『MOC-TEX』（モックテックス）が、公益社団法人日本木材加工技術協会の「市川賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
本賞は、日本の木材産業の発展に寄与する新しい研究・技術開発の業績として認められたものに対し授与されるものです。
『MOC-TEX』は、木材を含む植物性バイオマス原料を約 80%含有しつつも、本革の見た目や柔軟な質感を再現した高機能テキスタイルです。国産木材を使用し、地域材の活用促進と付加価値向上に貢献することを目的に開発されました。再生可能な原料である木材の使用、木屑のアップサイクルによる廃棄物の削減、石油由来原料の使用量削減などにより、CO2排出量や廃棄物削減できるサステナブルな新素材です。木質由来の吸放湿性、消臭性を有しており、家具、カバン、雑貨、アパレル、靴など多様な用途展開が期待できます。
『MOC-TEX』は、木材を高い比率でバイオマス樹脂中に分散するために、木粉の凝集や塗工中の泡立ちを抑えながら、塗工適性や柔軟性を調整する必要がありました。サンノプコは得意とする分散技術や消泡技術を駆使し、その開発に成功しました。
2024 年 4 月より有償試作品の提供を開始しており、24 年度中の製品販売を目指し、量産体制の整備を進めています。
今後、バイオマス資源を活用したカーボンニュートラル実現のニーズはますます拡大していくと考えられます。三洋化成グループでは引き続き、バイオマス資源を活用した高性能かつ環境負荷低減に貢献できる製品の開発を進めてまいります。
＜本件に関するお問い合わせ先＞
三洋化成工業株式会社
経営企画本部 広報部
電話 075-541-4312
https://www.sanyo-chemical.co.jp/
三洋化成工業株式会社
サンノプコの木粉配合高機能テキスタイル『MOC-TEX』が
日本木材加工技術協会「市川賞」を受賞
三洋化成工業株式会社（本社：京都市東山区、代表取締役社長：樋口章憲）は、子会社であるサンノプコ株式会社（本社：京都市東山区、代表取締役社長：楡康治）が開発した木粉配合高機能テキスタイル『MOC-TEX』（モックテックス）が、公益社団法人日本木材加工技術協会の「市川賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
本賞は、日本の木材産業の発展に寄与する新しい研究・技術開発の業績として認められたものに対し授与されるものです。
『MOC-TEX』は、木材を含む植物性バイオマス原料を約 80%含有しつつも、本革の見た目や柔軟な質感を再現した高機能テキスタイルです。国産木材を使用し、地域材の活用促進と付加価値向上に貢献することを目的に開発されました。再生可能な原料である木材の使用、木屑のアップサイクルによる廃棄物の削減、石油由来原料の使用量削減などにより、CO2排出量や廃棄物削減できるサステナブルな新素材です。木質由来の吸放湿性、消臭性を有しており、家具、カバン、雑貨、アパレル、靴など多様な用途展開が期待できます。
『MOC-TEX』は、木材を高い比率でバイオマス樹脂中に分散するために、木粉の凝集や塗工中の泡立ちを抑えながら、塗工適性や柔軟性を調整する必要がありました。サンノプコは得意とする分散技術や消泡技術を駆使し、その開発に成功しました。
2024 年 4 月より有償試作品の提供を開始しており、24 年度中の製品販売を目指し、量産体制の整備を進めています。
今後、バイオマス資源を活用したカーボンニュートラル実現のニーズはますます拡大していくと考えられます。三洋化成グループでは引き続き、バイオマス資源を活用した高性能かつ環境負荷低減に貢献できる製品の開発を進めてまいります。
＜本件に関するお問い合わせ先＞
三洋化成工業株式会社
経営企画本部 広報部
電話 075-541-4312
https://www.sanyo-chemical.co.jp/