2024/06/11

「株式会社ICHICOに対する77ポジティブ・インパクト・ファイナンスの融資実行について~当行第1 号案件!~

株式会社 七十七銀行 

2024 年 6 月 11 日

「株式会社ICHICOに対する77ポジティブ・インパクト・ファイナンスの融資実行について~当行第1 号案件!~

株式会社七十七銀行(頭取 小林 英文)は、株式会社ICHICO(代表取締役 尾形 雄一郎)に対して77ポジティブ・インパクト・ファイナンスを実行いたしましたので、下記のとおり お知らせいたします。

なお、当行のお客さまに対して77ポジティブ・インパクト・ファイナンスを実行するのは、本件が初めてとなります。

当行では、今後とも、お客さまの多様な資金調達ニーズに積極的に対応し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。



1.案件概要

借 入 人
株式会社ICHICO(以下、「当社」といいます。)
融 資 金 額
100百万円
資 金 使 途
運転資金
期間
5年

2.当社概要

当社は、宮城県に本社を置く1994年創業の広告会社です。当社はこれまで東北・宮城を中心に取引先企業のコミュニケーション支援ならびに地域の活性化、地方創生などに大きく貢献 してきました。

当社は、広告の枠を超えたソリューション等を通じた地域経済の発展を目指しており、 SDGs経営方針を掲げるとともに、アクションプランを策定し、日々実践しております。

「77ポジティブ・インパクト・ファイナンス」にて掲げたポジティブインパクトの向上と ネガティブインパクトの緩和・低減を通じて、東北地方の発展と持続可能な社会の実現に これからも貢献していきます。

3.特定したインパクトおよび目標、KPI(詳細は評価書をご参照ください。)

(1)地域社会との共存・共栄

目標
KPI

地元企業および自治体の成長支援としてのマーケティング
支援件数の増加
2024 年度:3 件、2025 年度:4 件、
2026 年度以降:5 件以上
地元企業および自治体の成長支援として、CROSS B PLUS
を活用したPRイベントの実施件数の増加
年間 20 件以上
東北・北海道出身者の採用人数の維持(中途を含む)
年間 2 名以上
インターンシップ等を活用した職場体験の受入人数の維持
年間 5 名以上

(2)ディーセントワークの推進・人材の高度化

目標
KPI

研修・資格取得予算の新設、100%消化
年度予算 1,000 千円
有給休暇取得率の向上
2024 年度:50%、
2025 年度以降:60%以上

(3)環境配慮への取組み

目標
KPI

コピーおよびプリンターでの利用枚数の削減
年間 3%

(4)コンプライアンスの遵守

目標
KPI

法規・規制に関する苦情や個人情報関連事故の絶無
年間 0 件

4.77ポジティブ・インパクト・ファイナンス概要

本 商 品 は 、 国 連 環 境 計 画・ 金 融 イ ニ シ ア テ ィ ブ ( UNEP FI 、 注 1 ) が 策 定 し た ポジティブ・インパクト金融原則(注2)に基づき、お客さまの企業活動が、社会・経済・環境に与える影響を分析し、特定されたポジティブなインパクト(プラスの貢献)の向上と、ネガティブなインパクト(マイナスの影響)の緩和/低減に向けた取組みを支援することを目的とした融資です。

注1.「人間環境宣言」および「環境国際行動計画」の実行機関として設立された国連 環境計画(UNEP)と世界各地の金融機関とのパートナーシップ。
注2.UNEP FIがポジティブ・インパクト投融資を特定し、SDGsに関連した資金調達を 促進するために発表したフレームワーク。

SDGs(Sustainable Development Goals) 2015年9月に、国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した国際目標であり、17のゴールと、169のターゲットから構成されています。

七十七グループは2020年7月に「七十七グループのSDGs宣言 ~ もっと、ずっと、地域と共に。~」を表明し、SDGsに対する取組みを更に強化するため、2021年10月より「SDGs実践計画」を策定しております。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.77bank.co.jp/pdf/newsrelease/2024/24061101_yuushi.pdf

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