2024/05/16

「ダイワEMPプライベート・ファンド1号」設立のお知らせ

株式会社 大和証券グループ本社 

2024 年 5 月 16 日
株式会社大和証券グループ本社
大和企業投資株式会社
株式会社大和ファンド・コンサルティング

「ダイワ EMP プライベート・ファンド 1 号」設立のお知らせ

株式会社大和証券グループ本社(代表執行役社長:荻野 明彦)(以下、「当社」)、大和企業投資株式会社及び株式会社大和ファンド・コンサルティングの 3 社は、当社グループにおける新興運用業者育成に向けた取組み※1 の一環として、2024 年 5 月 15 日付で、国内外の新興運用業者が運用するファンドに厳選投資する「ダイワ EMP※2プライベート・ファンド 1 号」を設立しましたので、下記の通りお知らせします。

※1 2024 年 1 月 16 日プレスリリース「資産運用立国実現に向けた大和証券グループの取組みについて」参照
※2 Emerging Managers Program:新興運用業者にシードマネーの拠出等を行う、新興運用業者促進プログラム



Ⅰ 趣旨

? 我が国において 30 年間続いたデフレが終焉し、金利のある時代に転換する中、NISAの抜本的拡充、コーポレートガバナンス改革に加えて、資産運用業の高度化を図ることは、我が国の資産運用立国実現に資する重要な取組みと考えております。

? お客様の最善の利益に資する商品の提供に向けて、運用力の高い投資運用業者を発掘し、育成することを通じて、当社グループにおける新たな投資領域の拡大及び運用商品の多様化に取り組んでまいります。

? 具体的には、大和企業投資において創業来 90 本超のファンド運用を通じて培ったノウハウ、大和ファンド・コンサルティングにおいて 100 社以上の運用会社、約 1,600件のファンド調査を通じて培ったゲートキーパーとしての高い目利き力を結集し、非流動性資産、流動性資産それぞれを対象とした 2 つのファンドを設立し、当社がそれぞれのファンドにシードマネーを拠出いたします。

? 今回、2024 年 5 月 15 日付で非流動性資産を対象としたファンドを設立し、流動性資産を対象としたファンドを後日設立する予定であり、今後、本 EMP の取組みに賛同いただける機関投資家等による本プログラムを通じた新興運用業者への資金拠出を促進してまいります。

? 本取組みのように、当社グループ独自の EMP としてファンド組成を通じた外部投資家の出資資金を募ることで、多くの投資家が EMP に賛同できる取組みとなるような仕組みづくりを継続することで、資産運用立国の実現に広く貢献できると考え、今後グループ一丸となって、資産運用業の高度化に邁進するとともに、我が国の資産運用立国実現を通じた、経済の成長と国民の資産所得の増加に貢献してまいります。


Ⅱ ダイワ EMP プライベート・ファンド 1 号の概要

名称 ダイワ EMP プライベート・ファンド 1 号投資事業有限責任組合
投資対象 国内外の新興運用業者が運用する投資ファンド
(プライベートエクイティファンド、ベンチャーキャピタルファンド等の非流動性資産)
設立日 2024 年 5 月 15 日
最終クロージング 2025 年 3 月 31 日(予定)
無限責任組合員(GP) 大和企業投資
有限責任組合員(LP) 大和証券グループ本社、機関投資家等
投資判断 大和ファンド・コンサルティング(GP である大和企業投資と投資一任契約を締結)

Ⅲ 大和企業投資の概要

名称 大和企業投資株式会社
事業内容 ベンチャーキャピタルファンド運営
設立 2013 年 5 月※3
資本金 100 百万円
株主 大和証券グループ本社(100%※4)
代表取締役社長 丹羽 功

※3 1982 年 8 月、日本インベストメント・ファイナンスの創業後、再編を経て大和企業投資となる
※4 間接所有(直接的な親会社は、株式会社大和インベストメント・マネジメント)

Ⅳ 大和ファンド・コンサルティングの概要

名称 株式会社大和ファンド・コンサルティング
事業内容 投資助言・代理業、投資運用業
年金運用コンサルティング業
情報提供サービス業
設立 2006 年 7 月※5
資本金 450 百万円
株主 大和証券グループ本社(100%)
代表取締役社長 藤倉 敬

※5 1994 年に株式会社大和総研にて年金(資産運用)コンサルティング業務を開始後、2006 年に会社分割承継

以 上

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