2024/06/20

AI利用でスマホ向けネイティブ縦型動画を自動生成するシステム「ヨコタテくん ver.2」を開発し、運用を開始

株式会社 テレビ朝日ホールディングス 

2024 年 6 月 20 日

株式会社テレビ朝日

AI利用でスマホ向けネイティブ縦型動画を自動生成するシステム「ヨコタテくん ver.2」を開発し、運用を開始
■ 没入感の高い縦型動画を、横型動画から自動生成
■ 誰でも簡単に作業可能。高度な編集スキルは不要
■ AI による機械学習で、使えば使うほど動画のクオリティが向上

株式会社テレビ朝日(本社:東京都港区、代表取締役社長 篠塚 浩)は、AI を利用してテレビサイズの横型動画(16:9)から、ネイティブ縦型動画(9:16=スマホ画面を余白なく使用した動画)を自動作成するシステム「ヨコタテくん ver.2」を開発し、2024 年 6 月より運用を開始しました。これは、2023 年に運用を開始した横型動画を縮小して縦型動画内に配置する「ヨコタテくん」の進化版になります。

若者世代は YouTube ショートや TikTok 等の縦型動画サービスを娯楽としてだけでなく、情報収集のツールとして日常的に使いこなしています。本システムは、より没入感が高く、スマホに最適化された動画を手軽に作成することを実現しました。これにより、テレビとの接触率が低い世代に対しても、テレビ局が制作する信頼性の高いニュースを効率的にお届けすることができるようになりました。

■誰でも簡単にネイティブ縦型動画を生成
本システムは非常にシンプル。スタッフが行うことは横型動画をセットし、実行ボタンを押
すだけです。その後は AI が自動的に動画を分析し、ニュースに必要な映像要素やテロップを抽出、ネイティブ縦型動画(9:16)の形に再構成します。ショート動画に多い 1 分程度の動画であれば、作業に要する時間はおよそ 15~20 分程度で、これは同じ動画を手動で縦型動画化した場合の半分以下の時間です。なお、自動生成された動画を更に細かく編集したい場合や、修正箇所がある場合は、同システム内で手動調整することもできます。高い編集スキルがなくても、すぐに扱うことができ、質・量の両面で安定したコンテンツ供給が可能になりました。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://company.tv-asahi.co.jp/contents/press/0100/files/Z4we5DVPo2.pdf

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