2024/06/20

イベント報告「グリーンインフラ地域共創に関するオープン研究会 「『グリーンインフラ+』から広がるまちづくり~地域×企業で、新たな価値創造~」を開催」を掲載

清水建設 株式会社 

【イベント報告】グリーンインフラ地域共創に関するオープン研究会 「『グリーンインフラ+(PLUS)』から広がるまちづくり~地域×企業で、新たな価値創造~」を開催

当社は、グループ環境ビジョンである「Shimz Beyond Zero 2050」において、目指すべき持続可能な社会の一つに「自然共生社会」を掲げて、生き物がいきいきと共生する持続可能な社会の実現に貢献することを目的とした「グリーンインフラ+(PLUS)」を推進しています。

2024年3月14日、東京都江東区の複合開発街区「ミチノテラス豊洲」内にある当社施設「ミチラボ」において、「グリーンインフラ地域共創」をテーマとしたオープン研究会(共催:清水建設株式会社、NPO法人Green Connection TOKYO、企画協力:NPO法人NPO birth)を開催しました。

この研究会は「グリーンインフラ+(PLUS)」のコンセプトのもと、当社の共創事例を題材に、ネイチャーポジティブなまちづくりの未来について考え、地域のステークホルダーの皆様※1と対話する初めての試みです。当社従業員に加え、地域で活動する市民団体やNPO法人、自治体職員、民間企業等から26名が会場に集まり、また、オンラインで124名が聴講するなど、多くの方々に参加していただきました。

研究会では、技術研究所の都市型ビオトープ「再生の杜」(江東区)と、遊休農地を湿地グリーンインフラとして再生する「八ツ堀のしみず谷津」(千葉県富里市)を取り上げ、都市と郊外で展開しているさまざまな共創活動の成果を発表しました。また、富里市の放棄竹林から採取した竹を江東区内の七夕イベントで利用し、利用後はバイオ炭※2にして農地に循環させる取り組みなど、都市と郊外との連携について意見交換も行いました。

企業と地域の対話に基づき新たな価値の共創を試みるコミュニティ形成について、参加者からは「ワークショップやまち歩きのイベントにより、地域との繋がりが持てることが分かった」「地域との共創のために何が必要となるのかを考えていきたい」等、さまざまな感想が寄せられました。

今後も、さまざまなステークホルダーの皆さまと協働でグリーンインフラ+(PLUS)による地域連携を推進し、人と生き物がいきいきと共生できる社会の実現に貢献していきます。

※1 オープン研究会に参加いただいた地域のステークホルダーの方々

  • みどりネット Koto
  • NPO 法人ネイチャーリーダー江東
  • NPO 法人マザーツリー自然学校
  • 隅田川マルシェ実行委員会
  • 物林株式会社(豊洲ぐるりパーク指定管理者)
  • 農と親しみ江東区の共生社会を考える協議会
  • NPO 法人 NPO 富里のホタル
  • 江東区土木部管理課CIG推進係

※2 木炭や竹炭といった生物資源を材料とした炭化物を指し、土壌改良や温室効果ガスの削減に有効

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