2024/06/26

事業共創カンパニーのRelicと共同で 『JAPAN CVC Report 2024』を公開

ジャフコグループ 株式会社 

2024 年6月 26 日

ジャフコ グループ、事業共創カンパニーの Relic と共同で
『JAPAN CVC Report 2024』を公開
シナジーと財務的リターンのバランスを重視する投資戦略がシナジー創出に効果的

ジャフコ グループ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:三好啓介、以下「ジャフコ」)は、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する株式会社 Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:北嶋 貴朗、以下「Relic」)とともに、国内でスタートアップ投資業務に関わる方々を対象にコーポレートベンチャーキャピタル(以下、CVC)によるスタートアップへの投資に関する調査やインタビューを実施し、『JAPAN CVC Report 2024』を公開しました。

『JAPAN CVC Report 2024』は下記よりダウンロードいただけます。
https://jafco.co.jp/event/archive/002266.html

■調査の背景と目的
日本のスタートアップエコシステムは急速に発展しており、スタートアップによる資金調達額は 1 兆円近く※1になっていますが、欧米と比較すると差が開いている状況にあります。スタートアップが持続可能な成長を遂げるためには、多額のリスクマネーが必要であり、VC だけでなく事業会社(CVC 含む)や大学、政府との連携が不可欠です。

国内事業会社によるスタートアップへの投資金額は、2013 年の約 396 億円から 2023 年には約 2,049 億円と約 5 倍になり、また事業会社系のファンド設立本数も増加傾向にあるなど※2、企業がスタートアップと連携してイノベーション推進に積極的に取り組んでいることが示されています。

本レポートを通じて、日本国内における CVC の動向や課題、CVC の運営における戦略的意義を明らかにし、スタートアップエコシステムの発展とイノベーション促進に寄与することを目指しています。

※1:借入を含む数値。INITIAL「2023 年 Japan Startup Finance ? 国内スタートアップ資金調達動向決定版 -(2024 年 1 月 31 日 初版発行)」P.19 国内スタートアップ資金調達額・調達社数及び P.21 スタートアップのデットファイナンス(2024 年 1 月 23 日時点) ※2:INITIAL「2023 年 Japan Startup Finance ? 国内スタートアップ資金調達動向決定版 -(2024 年 1月 31 日 初版発行)」P.75 投資家タイプ別の投資額及び P.113 事業会社系のファンド設立動向(2024 年 1月 23 日時点)

■JAPAN CVC Report 2024 の概要
●目次

・レポート発行の背景
・CVC 国内動向
・アンケートから見える CVC の現在地
・CVC の効果的運営 シナジー創出 3 つの焦点
・Interview
・おわりに
●一部抜粋
・シナジーと財務的リターンのバランスを重視する投資戦略がシナジー創出に効果的

「投資戦略」と「投資先と本体/母体企業との間でのシナジー創出有無」のクロス集計を行った結果、以下の 3 つの投資戦略のうち、シナジーと財務的リターンのバランスを考慮している投資戦略がシナジー創出に最も効果的であることが分かりました。

<本件に関する問い合わせ先>
ジャフコ グループ株式会社 pr@jafco.co.jp

・CVC 運営の課題として意思決定の遅さ、異文化の壁、専門知識の不足
CVC の運営課題について聞く設問では、意思決定に関わる複数のステークホルダー間の連携不足が投資判断の遅れにつながっているという意見のほか、本体企業/母体企業との文化的な相違や柔軟性の不足が、CVC の迅速かつ適切な対応を妨げているという意見が目立ちました。さらに、適切な専門知識を持った人材や、経験豊富な投資専門家が不足しているという回答も得られました。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.jafco.co.jp/information/news/upload/89f5750475cb72706b25355cc9d4be45db242522.pdf

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