2024/06/26

日本ハムの豪州ブランド牛肉が「Royal Queensland Branded Beef Awards」で2部門(3ブランド)を受賞

日本ハム 株式会社 

日本ハムの豪州ブランド牛肉が
「Royal Queensland Branded Beef Awards」で
2部門(3ブランド)を受賞

2024年6月26日
日本ハム株式会社

ニッポンハムグループのNH Foods Australiaは、2024年5月、Rabobank(豪州)が主催する食肉コンテスト「Royal Queensland Awards BRANDED BEEF&LAMB COMPETITION」において「Royal Queensland Branded Beef Awards」を受賞しました。
本表彰は2013年度より実施され、オーストラリア国内で市販する牛肉を対象に、5つの部門(グレインフェッド(※1)、グラスフェッド(※2)、Wagyu MBスコア6以下(※3)、Wagyu MBスコア7以上、オープン)で審査するものです。
※1:グレインフェッド:主に穀物を与えて肥育すること。牧草のみを与えるグラスフェッドに比べると脂肪が多い特徴がある。
※2:グラスフェッド: 牧草のみを餌として飼育すること。
※3:Wagyuは、マーブリングスコア(=MB)という霜降り具合の数値によって、ランク分けされる。
この数値(1~ 9)が高いほど 霜降りの状態が良い(最高値は 9)とされている。

このたび、NH Foods Australiaは、以下2部門(3ブランド)において受賞しました。
※( )内100点中の得点

①グラスフェッド部門ゴールド
「MANNING VALLEY NATURALLY(83.3点)」

ウィンガム工場(ニューサウスウェールズ州)は、栄養価の高い牧草が豊富に育つマニングバレー地域に隣接しており、高品質の牧草で肥育された牛を集荷できる地理的優位性があります。この環境で育った牛の中から、MSA(※4)スコアの極めて高い枝肉のみを自社工場で厳選し提供しています。当ブランドは抗生物質、成長促進ホルモン剤を使用していません。
※4:Meat Standard Australiaの略:世界で唯一の消費者による試食調査に基づいて確立されたオーストラリア産牛肉の品質格付け制度。

②グラスフェッド部門ブロンズ
「NATURE’S FRESH NATURAL BEEF(67.3点)」

集荷エリアは、広大な牧草地を有するクイーンランド州内に限定し、穀物飼料を一切与えず、牧草100%で育てた牛のみを対象としています。また、常に自由に行動できる環境でストレスなく育てられた牛をMSAスコアの基準を独自に設け、品質の安定化を図っています。柔らかくジューシーな食感が特長で、米国を中心にナチュラルビーフとして認知が広がっているブランドです。
当ブランドは抗生物質、成長促進ホルモン剤を使用していません。

③グレインフェッド部門ブロンズ
「ANGUS RESERVE BLACK ANGUS BEEF(74.3点)」

アンガスリザーブブランドは、豪州アンガス協会から100%純血種であると認証を取得しています。国内外での評価も高く、これまでも数々の品評会において好成績を収めているプレミアムグレインフェッドです。自社のワイアラにあるフィードロット(※5)の牛のバイヤーが、長年の繁殖農家との信頼関係構築により、厳選した純血のブラックアンガスの素(もと)牛(うし)(※6)を仕入れ、独自の配合飼料により約150日の穀物肥育を行っております。
※5:フィードロット:出荷前の牛を集め、穀物飼料など栄養価の高い餌を食べさせ肥育する施設。
※6:素牛:肥育開始前、または繁殖牛として育成する前の子牛のこと。

コンテストでは各商品が最高の状態で審査員に提供され、見た目、ジューシー感、風味、柔らかさ等、総合的に判断し、厳正なる審査の上で選ばれます。NH Foods Australiaは、2013年のコンテストから数回にわたり受賞しており、高品質なブランド牛肉のサプライヤーとして認知されています。これらすべてのブランド牛肉は、MSA格付け制度の採用、ハラール対応等の厳しい安全・衛生基準をクリアした商品です。

ニッポンハムグループは、1988年よりオーストラリアにおいて牛肉事業を行っており、世界20カ国以上に流通・販売しています。今回、受賞したブランド牛肉をはじめとして今後もさらなる品質の高い商品の安定調達・供給に努めます。

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