当社ADC技術に関するSeagen社との紛争における仲裁判断の最終確定について
第一三共 株式会社2024 年 6 月 28 日
報道関係者各位
第 一 三 共 株 式 会 社
当社ADC技術に関するSeagen社との紛争における仲裁判断の最終確定について
第一三共株式会社（本社：東京都中央区、以下「当社」）は、当社の抗体薬物複合体（以下「ADC」）技術に関するSeagen Inc.（本社：米国ワシントン州ボセル、以下「Seagen 社」）との紛争について、仲裁廷による判断が最終確定し、またSeagen 社は、当社が当該仲裁に要した費用のうち約 47 百万米ドル（支払時までの利息を含む）を当社に支払いましたので、お知らせいたします。
Seagen 社が、当社 ADC 技術に関する特定の知的財産権は同社に帰属するとして、米国仲裁協会に申立てた仲裁において、仲裁廷は2022 年 8 月に Seagen 社の主張を全面的に否定し、係争対象となったADC 技術に関する全ての知的財産権は当社に帰属するとの判断を下しました。また、仲裁廷は2023 年 11 月に、当社が当該仲裁に要した費用のうち約 45.5 百万米ドルを Seagen 社に負担させる判断を下し、仲裁手続きは終了しました。その後、Seagen 社はワシントン州西部地区連邦地方裁判所に対し、上記仲裁判断の取消申立を提起しましたが、同地裁は2024 年 4 月 1 日判決において Seagen社の申立を棄却し、上記金額を当社に支払うよう命じました。同判決に対しSeagen 社が期限内に控訴しなかったため、仲裁廷による判断が最終確定しました。
以上
報道関係者各位
第 一 三 共 株 式 会 社
当社ADC技術に関するSeagen社との紛争における仲裁判断の最終確定について
第一三共株式会社（本社：東京都中央区、以下「当社」）は、当社の抗体薬物複合体（以下「ADC」）技術に関するSeagen Inc.（本社：米国ワシントン州ボセル、以下「Seagen 社」）との紛争について、仲裁廷による判断が最終確定し、またSeagen 社は、当社が当該仲裁に要した費用のうち約 47 百万米ドル（支払時までの利息を含む）を当社に支払いましたので、お知らせいたします。
Seagen 社が、当社 ADC 技術に関する特定の知的財産権は同社に帰属するとして、米国仲裁協会に申立てた仲裁において、仲裁廷は2022 年 8 月に Seagen 社の主張を全面的に否定し、係争対象となったADC 技術に関する全ての知的財産権は当社に帰属するとの判断を下しました。また、仲裁廷は2023 年 11 月に、当社が当該仲裁に要した費用のうち約 45.5 百万米ドルを Seagen 社に負担させる判断を下し、仲裁手続きは終了しました。その後、Seagen 社はワシントン州西部地区連邦地方裁判所に対し、上記仲裁判断の取消申立を提起しましたが、同地裁は2024 年 4 月 1 日判決において Seagen社の申立を棄却し、上記金額を当社に支払うよう命じました。同判決に対しSeagen 社が期限内に控訴しなかったため、仲裁廷による判断が最終確定しました。
以上