2024/07/02

GX推進機構に出資

川崎重工業 株式会社 

GX推進機構に出資

2024年07月02日

川崎重工は、2024年7月1日より業務を開始した脱炭素成長型経済構造移行推進機構(所在地:東京都千代田区、理事長:筒井 義信、以下 GX推進機構)に出資しました。

「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律」により定められたGX推進機構は、日本のグリーントランスフォーメーション(GX)推進のための認可法人で、経済産業省が2024年4月19日に設立を認可し、5月15日に設立されました。今後10年間で150兆円超のGX投資実現のため、債務保証等の金融支援、排出量取引制度の運営、化石燃料賦課金等の徴収等の業務を行います。

当社は、事業方針「グループビジョン2030」において、注力フィールドの一つとしてエネルギー・環境ソリューションを掲げ、水素・大型CO2回収事業を展開しています。

国際公約である2050年カーボンニュートラルの実現に向け、オールジャパンでGXを推進する上で中核的役割を果たす本機構への出資を通じて、当社も脱炭素社会の実現に貢献していきます。

■ 川崎重工のCO2排出ゼロに向けた取り組み
水素事業をはじめ、お客様に脱炭素化のソリューションを提供する企業である当社は、自社からの直接排出や燃料・電力に起因するScope 1、2に関して、CO2排出量の7割以上を占める国内において、自社製の水素発電を軸に2030年までにカーボンニュートラルを達成するという野心的な目標を設定しています。また、調達品や製品の使用などに関わるScope 3については、「水素化」「電動化」「グリーン電力網」「代替燃料」「CCUS」をキーワードに製品・サービスの脱炭素化を進め、2040年には、「Zero-Carbon Ready」、すなわち当社の脱炭素ソリューションをお客様に選択していただける状態にすることを目指し、世界のカーボンネガティブに貢献していくこととしています。

【参考リンク】

・GX推進機構(https://www.gxa.go.jp/

・Kawasaki Report 2023 グループビジョン2030(PDF)

https://www.khi.co.jp/sustainability/library/report/2023/pdf/23_houkokusyo_13.pdf

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