ベルシステム24、生成AIで社員のマイクロストレス解消を支援する「すっきりbot」の取り組みを開始
株式会社 ベルシステム24ホールディングス
2024.07.05 ベルシステム24
ベルシステム24、生成AIで社員のマイクロストレス解消を支援する「すっきりbot」の取り組みを開始 プロンプトエンジニアリングの向上など社員の生成AIの活用を推進
株式会社ベルシステム24(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:梶原 浩、以下:当社)は、社員のマイクロストレスの解消を支援する「すっきりbot」の取り組みを、社内向けのSlack*1 において開始しました。
*1 Salesforce提供のSlackおよびLeave a Nest Knowledge提供のParty On Slackを使用
マイクロストレスとは、日常的に経験する自覚できないほどの些細なストレスのことで、ストレス度合いが小さいことから、本人が認識することがなく見過ごされてしまうケースが多くあり、これらが積み重なることで心身を消耗させると言われています*2 。
当社では、プロンプトエンジニアリングの向上などを目的として、2023年4月より社内業務での生成AI活用を始めています。今回その一環として、マイクロストレスの解消を目指し、「ChatGPT-4o」を活用した「スッキリbot」を開発しました。
*2 「マイクロストレスその正体と対処法 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文」参照
■取り組み内容
今回の取り組みは、国内グループ会社を含む約1万人の社員を対象に、Slack上でのChatGPTとのやり取りの中で日々の不安を言語化することにより、マイクロストレスの解消を手助けするものです。
「すっきりbot」のプロンプト設計では、当社がコンタクトセンター業務において培ってきたコミュニケーションノウハウを活かし、利用者に「寄り添ってもらっている」と感じてもらえる会話の出力となるように設定を行いました。
■β版の実証結果
全社での実施に先立ち、希望者を対象にβ版の実証実験を行いました。実際に利用した社員からはポジティブな評価が多く、アンケートには以下のようなコメントが寄せられました。
- 相手が「人」ではないので、考えすぎず、素直に思ったことを話すことができる
- 頭の中でただ考えているよりも、AIに相談しながら悩みを言語化できすっきりした
- 自身で考えなくてはいけないような質問を投げかけてくるため、自身の考えを深掘りできる
ベルシステム24について
企業URL:https://www.bell24.co.jp/ja/
1982年に国内初の本格的なコールセンターサービスを開始。以来、企業と消費者の接点となるコンタクトセンターを中心とした幅広いアウトソーシング事業を展開し、業界のスタンダードモデルを創出してきました。「ヒト」と「テクノロジー」の力を掛け合わせることで培ってきた運用知見をもとに、様々なソリューションの開発・提供を通じ、当社のパーパスである「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」を実現してまいります。
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