2024/07/08

日本通運、京セラ・ANAとSAFの活用によるCO2排出量削減に関する三者間契約を締結 - 「SAF Flight Initiative」カーゴ・プログラムにおいて荷主のSCOPE3排出量削減をサポート

NIPPON EXPRESSホールディングス 株式会社 

日本通運、京セラ・ANAとSAFの活用によるCO2排出量削減に関する三者間契約を締結 「SAF Flight Initiative」カーゴ・プログラムにおいて荷主のSCOPE3排出量削減をサポート

2024年7月 8日

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切智)のグループ会社、日本通運株式会社(社長:竹添進二郎 以下、日本通運)は、全日本空輸株式会社(社長:井上慎一 以下、ANA)が提供する「SAF Flight Initiative: For the Next Generation」カーゴ・プログラムにおいて、京セラ株式会社(社長:谷本秀夫 以下、京セラ)及びANAと三者間契約を締結しました。

「SAF Flight Initiative」は、持続可能な航空燃料Sustainable Aviation Fuel(SAF)等の活用を通じた航空貨物の輸送等により発生する間接的なCO2排出(*1)の可視化とCO2排出量の削減に向け、2021年10月にANAがアジアで初めて立ち上げたプログラムです。日本通運は気候変動への取り組みの一環として、開始当初より参画しています。2023年9月に荷主企業を対象とした新たなサービスが開始され、今回、京セラが初の荷主企業として参画しました。日本通運は京セラの物流サービスを手掛けており、貨物代理店(フォワーダー)として協力し、本取り組みの実現に貢献しました。

NXグループは、気候変動への対応として、2030年までに2013年比でグループ全体のCO2自社排出量(SCOPE1,2)の50%削減を目指し、2023年5月にはScience Based Targets initiative(SBTi)の認定取得に向けコミットメントレターを提出しています。2050年までにカーボンニュートラル社会の実現への貢献(SCOPE1,2,3)を目標として掲げています。
本取り組みは、NXグループの5つの重要課題(マテリアリティ)の一つである「サステナブル・ソリューションの開発・強化」の一つです。今後もNXグループ サステナビリティビジョンの実現のため、環境保全に向けた意識をステークホルダーと共有し、重要課題(マテリアリティ)への取り組みを推進してまいります。

(*1) WRI(世界資源研究所)とWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)が共催し策定しているGHG プロトコルという国際基準では、企業のCO2排出を3つに分類しています。
スコープ1:企業の事業活動における直接的なCO2排出
スコープ2:電力消費など、他社から供給された熱源、電源等による企業のCO2排出
スコープ3:企業の事業活動における間接的なCO2排出(製品の輸送、従業員の通勤・出張等)

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