2024/07/08

「藻を基盤とした社会」の構築を目指すMATSURIプロジェクトに参画

株式会社 みずほフィナンシャルグループ 

2024年7月8日

株式会社みずほフィナンシャルグループ

「藻を基盤とした社会」の構築を目指すMATSURIプロジェクトに参画

株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:木原 正裕)は、このたび、持続可能な社会の実現に向け、ちとせグループ(統括会社:CHITOSE BIO EVOLUTION PTE.LTD.、CEO:藤田 朋宏)が主導する「藻を基盤とした社会」を構築するMATSURIプロジェクト(以下、「MATSURI」)に参画しました。

近年、異常気象による自然災害、所得格差、少子高齢化等、社会課題が顕在化し、経済にも悪影響を与えており、その中でも気候変動対応やサーキュラーエコノミーの実現は重要なグローバルアジェンダとなっています。
藻類は光合成によりCO2を吸収しながら、様々なモノづくりに活用できることから、脱化石資源・CO2削減に同時に貢献するソリューションとして期待されています。
また、太陽光と少量の水で培養が可能で、有限な淡水資源や農業利用の難しい砂漠や荒地を有効活用でき食糧生産とも競合しないため、持続可能なモノづくりに繋がるメリットを有しています。

MATSURIは、太陽光を唯一のエネルギー源とした藻類の大規模生産を行うと同時に、燃料をはじめプラスチックや食品、化粧品など人々の生活を支える藻類製品を開発し、社会に普及させることで「藻を基盤とした社会」を構築するプロジェクトです。

〈みずほ〉は、気候変動対応や脱炭素社会への移行など、持続可能な社会の実現に向けた取り組み(サステナビリティアクション)を強化しています。今般、藻類に関する知見や関係者とのネットワークを強化する観点から、MATSURIに参画しました。今後は、MATSURIパートナーの一員として、〈みずほ〉の強みである産業・業界知見・技術の目利き力や、グループ内外をつなぐ力や、ファイナンスアレンジ力をより高め、MATSURIの拡大に活かしていきます。

「ともに挑む。ともに実る。」のパーパスのもと、MATSURIへの参画を通じ、藻類由来のモノづくりの拡大に貢献することで、循環型社会の実現に向けた産業構造転換に挑戦していきます。

MATSURIプロジェクトとは

https://matsuri.chitose-bio.com/
太陽光を唯一のエネルギー源とした藻類の大規模生産と事業化に強みをもつちとせグループが中心となり、企業群・行政と共にこれまで誰も成し得なかった藻類産業を構築するプロジェクト。MicroAlgae Towards SUstainable and Resilient Industryから名付けられたMATSURIの名の通り、人類史上に残るお祭りとするべく、藻類の活用を通じたサステナブルな社会をつくります。

【世界最大規模の5ヘクタールの藻類生産設備CHITOSE Carbon Capture Central(C4)の視察会の様子】

以上

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