2024/07/11

平凡社「東洋文庫」シリーズをPUBFUNがPOD化 入手困難タイトルを含む約800点を楽天ブックスで販売開始へ [株式会社PUBFUN]

インプレスホールディングス 

2024.7.11

プレスリリース

平凡社「東洋文庫」シリーズをPUBFUNがPOD化 入手困難タイトルを含む約800点を楽天ブックスで販売開始へ

インプレスグループでPOD・電子出版サービス事業を手がける株式会社PUBFUN(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福浦一広)は、2024年7月11日、株式会社平凡社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:下中順平)が発行する東洋文庫をプリント・オンデマンド(POD)書籍化し、楽天ブックスで販売開始したことをお知らせします。

紙の本としては長らく入手困難となっていたものを含む514タイトルの一挙出版を皮切りに、8月までに合計約800タイトルを順次発売予定です。

『ミリンダ王の問い 1 インドとギリシアの対決』
中村元、早島鏡正 訳
A5判、400ページ、価格4,180円(税込)

『唐両京城坊攷 長安と洛陽』
徐松 撰、愛宕元 訳注
A5判、334ページ、価格3,740円(税込)

『京都守護職始末 1 旧会津藩老臣の手記』
山川浩 著、遠山茂樹 校注、金子光晴 訳
A5判、290ページ、価格3,520円(税込)

平凡社よりコメント

平凡社の東洋文庫は、創刊以来50年以上にわたりアジア諸地域の代表的な古典、知られざる名作、貴重な日記・紀行文などを発掘し続けてきた叢書です。研究者や読者からの支持も厚く、お問い合わせも多いのですが、在庫がないことが問題でした。POD(プリント・オンデマンド)出版は読者のニーズに応えることができる可能性を秘めた新しい出版のカタチだと考えております。

平凡社 東洋文庫とは

1963年創刊の東洋文庫は、アジア諸地域の代表的な古典、知られざる名作、貴重な日記・紀行文など、これまでに900点余りが刊行されています。中国やインドといった従来の東洋史や東洋思想がその源とした地域に偏ることなく、中東からインド、中央アジア、東南アジア、中国、朝鮮、日本と、アジア全域にわたって、その豊かで多様な英知とダイナミックな交流、そして深遠にして流麗な、時には笑いに満ちた表現を探し求め、発掘され続けています。
https://www.heibonsha.co.jp/series/toyo.html

PODとは

POD(プリント・オンデマンド)とは、オンデマンド(=要望に応じて)、プリント(=印刷する)、つまり必要に応じて、その都度必要な分だけを印刷する印刷技術のことです。POD化された本は、注文が入ってから印刷製本を行い読者の手元に届けるため、あらかじめ在庫を抱えることなく、品切れもおこさずに、読者に本をお届けできるようになるメリットがあります。

在庫を持たずに紙書籍を出版できる、法人向けPOD取次サービス

PUBFUNが運営する法人向けPOD取次サービス「パブファン」は、出版社・法人を対象に、楽天ブックスやAmazonをはじめとしたPOD対応書店で在庫を持たずに紙書籍を出版できるサービスを提供しています。従来型の紙書籍販売で課題となっている在庫過多や品切れといった問題を解決できるのが特長です。また、データ更新が容易であるため、常に最新版で販売できます。電子オリジナル作品や絶版作品など、幅広い用途でご利用いただいております。

株式会社PUBFUNはこれからも絶版のない出版の実現に向けてPODを活用し、出版社様の一助となれるよう取り組んでまいります。

株式会社PUBFUN

株式会社インプレスホールディングスと株式会社メディアドゥの合弁で設立した、日本最大規模のプリント・オンデマンド(POD)サービス会社です。法人向けにはPOD取次サービス[パブファン]、オンデマンド印刷サービス、個人向けにはPODを活用した出版支援サービス[パブファンセルフ]を提供しています。
https://pubfun.jp/

インプレスグループ

株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
https://www.impressholdings.com/

お問い合わせ先

株式会社PUBFUN 担当:コーポレート室
https://pubfun.jp/contact/
※Webサイトのフォームよりお問い合わせください。

前の記事

次の記事

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード