2024/07/11

当社初のバングラデシュ向け港湾荷役クレーン9基受注

株式会社 三井E&S 

2024年07月11日

当社初のバングラデシュ向け港湾荷役クレーン9基受注

株式会社三井E&S(代表取締役社長:高橋岳之、本社:東京都中央区、以下「当社」)は、バングラデシュ人民共和国・チッタゴン港湾庁(Chittagong Port Authority)より、同国・マタバリ港向けに、同国向け港湾荷役クレーンでは当社初となる、岸壁用コンテナクレーン(三井パセコポーテーナ)3基、タイヤ式門型クレーン(三井パセコトランステーナ)6基の合計9基のクレーン及びその他荷役機械一式を受注しました。

バングラデシュでは、GDPの成長に伴いコンテナ貨物の需要が増加しており、今後も更に増加することが見込まれています。 マタバリ港は、現在飽和状態にある既存のチッタゴン港の持つ課題である、大型船の寄港を可能にするとともに、将来の貨物需要増加への対応をめざし、日本政府の円借款による、同国コックスバザール県マタバリ地区での新規港湾整備事業として整備が進められており、今後加速する同国経済成長に大きく寄与することが期待されています。

今回受注した、三井パセコポーテーナは、大型船の着岸に対応した同国でも最大級の岸壁用コンテナクレーンであることに加えて、地震国であるバングラデシュの地域特性に合わせ、免震装置を備えており、同国の物流拠点の発展と災害時の機能確保に貢献するものです。
当社では1995年の阪神淡路大震災を契機として、地震発生時の港湾機能維持の観点から、免震機能を有する岸壁用コンテナクレーンを開発して参りました。今回の受注は当社クレーンの高い品質と、免震機能等の技術力が評価されたものです。

当社はコンテナリゼーションの幕開けとともに、1967年に日本初のコンテナクレーンを神戸港へ納入以来、470基以上の三井パセコポーテーナ及び1700基以上の三井パセコトランステーナを国内外のターミナルに納入しており、今後もクレーンメーカーのパイオニアとして高品質なクレーン並びに、ターミナルオペレーションを支援する各種システム、環境対応製品の提供を通じて、国内外の港湾オペレーションの効率化に貢献していきます。

2024年5月30日 契約調印式

マタバリ港の位置

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物流システム事業部 営業部
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03-3544-3904
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経営企画部 内部統制室 広報グループ
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