2024/07/11

画像認識AIの特許を取得

ベイシス 株式会社 

2024.07.11 お知らせ

当社が画像認識AIの特許を取得

インフラテック事業(モバイルエンジニアリングサービスおよびIoTエンジニアリングサービス)を手掛けるベイシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉村公孝、証券コード:4068、以下ベイシス)は、自社開発画像認識AI(以下、AI)の特許を取得したことをお知らせいたします。

〇特許取得の背景
当社はこれまで、機器設置業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進してまいりました。電力スマートメーターやビーコン等をはじめとするIoTデバイスを短期間で大量に設置するには、人手の確保、生産性向上、工事品質の確保が重要です。そこで当社は、クラウド施工管理システムBLASを自社開発し、現場作業の効率化と生産性向上を実現しました。設置件数が伸びたことで、作業結果の確認工数も増加し、現地写真と報告データを比較確認する品質チェック業務の自動化と工数削減のために、AIを自社開発しました。
本AIとRPAを掛け合わせることで、特定の正誤確認作業の工数を95%(※1)削減し、品質確保と確認作業の効率化にもつながりました。開発当初は、電力メーター画像の数字の「5」と「6」の判別やアナログメーターの桁の繰り上げ・繰り下げ等の判定に苦戦しましたが、追加学習を重ねることで読取精度90%以上(※1)を担保し、実用化ならびに特許取得にこぎつけることができました。

注釈(※1):記載されているデータは2020年時点のものであり、現在のデータとは異なる場合があります。

〇特許の概要
・特許番号 :特許第7507600号
・発明の名称 :計量メータ・設置機器情報管理システム、計量メータ・設置機器情報管理方法及び計量メータ・設置機器情報管理プログラム

・出願番号 :特願2020-086227
・登録日 :2024年6月20日
・特許権者 :ベイシス株式会社

〇今後の展望について
今回の特許取得は、当社のミッションである「ICTで世の中をもっと便利に」を実現する一歩であり、日本の超スマート社会の実現にも寄与すると考えております。
今後も、デジタル社会のインフラを創り支える企業として、有用な機能や技術の開発、サービス化を通じて、当社にお仕事をご依頼される企業様、当社のサービスをご利用いただく企業様に付加価値を提供するとともに、持続可能なインフラメンテナンスの実現に努めてまいります。

〇BLASとは
BLASとは、スマートフォンやPCを用いて、現場からでも作業進捗や写真データなどの登録・更新・管理などが可能な現場に寄り添ったシステムです。すべての情報はBLASに蓄積され、リアルタイムで情報を確認できます。機器の取り付け間違いなども作業者が現場を離れる前にチェックすることができ、無駄な手戻りも防げます。
また、BLASと画像認識AIやRPAの併用により、シリアルナンバーの突き合わせや計量メーター指針値の事後確認などの省人化も可能となり、生産性向上につながります。

〇ベイシスについて
ベイシスは2021年に東証マザーズ(現グロース)に上場、「ICTで世の中をもっと便利に」を企業理念に掲げ、テクノロジーを駆使しながらデジタル社会のインフラメンテナンスを創り、支える「インフラテック事業」を行っています。通信・電力・ガス等のインフラ事業者様に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービスおよび各種プロジェクト支援等のサービスを提供しています。
https://www.basis-corp.jp/

〇ベイシスのサービスご紹介
IoT機器の設置にお困りの方は、以下の当社プラットフォーム「スマセッチ」をぜひご覧ください。「スマセッチ」は、IoT機器などを活用したスマートインフラを構築する際に、機器の取り付けや施工の工程管理、施工後の運用・保守を依頼可能なプラットフォームです。
https://smasetchi.com/

〇IRメールの配信登録ご紹介
IRニュースや最新情報をメールで受け取りたい方は、以下のリンクもしくはQRコードからお申し込みください。
https://www.magicalir.net/4068/mail/index.php

〇代表取締役社長 吉村公孝のXアカウントご紹介
代表取締役社長 吉村公孝のXアカウントより定期的に会社情報等の発信を行います。ぜひフォローをお願いいたします。
以下のQRコードもしくは「吉村公孝@ベイシス社長」「@yoshibasis」で検索ください。

以上

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