2024/07/12

沖縄科学技術大学院大学『OISTサンゴプロジェクト』へのスペシャルパートナー参画のお知らせ

日本酸素ホールディングス 株式会社 

2024 年7月12日

沖縄科学技術大学院大学『OISTサンゴプロジェクト』へのスペシャルパートナー参画のお知らせ

日本酸素ホールディングス株式会社(社長 CEO:濱田敏彦、以下NSHD)は、沖縄や世界のサンゴ礁の保全に主体となって取り組んでいる沖縄科学技術大学院大学(学長:カリン・マルキデス学長、以下OIST)の『OISTサンゴプロジェクト』にスペシャルパートナーとして参画しましたので、お知らせいたします。

地球温暖化の影響などにより、サンゴ礁へのダメージが蓄積し、日本を含む世界各地で、これまでにない規模や速度で、サンゴの死滅や生息環境の悪化が深刻化しています。サンゴ礁は、地球上でもっとも生物多様性が豊かな場所のひとつであるとともに、サンゴ自体がその骨格形成を通じて海洋中の二酸化炭素を固定化し、ブルーカーボン※の拡大、地球温暖化対策に貢献していると言われています。

※ブルーカーボン:海洋生物の働きによって海洋環境に吸収・貯留されている炭素のこと。ブルーカーボンを吸収・貯留する海洋の生態系は「ブルーカーボン生態系」と呼ばれている。

OIST はこれまでに、サンゴやサンゴと共生する褐虫藻の全遺伝子情報(ゲノム)の解読に世界で初めて成功したほか、海水に含まれる eDNA(環境 DNA)からサンゴの種類を判別できる方法を開発してきました。

OIST は、これらの最新技術を駆使した調査研究を通じて、沖縄をはじめとする世界中のサンゴ礁の保全活動に取り組む「OISTサンゴプロジェクト」を立ち上げました。

NSHD は本プロジェクトの趣旨に賛同し、スペシャルパートナーとして参画・協力することといたしました。OISTが確立した環境 DNA 技術によるサンゴ礁のモニタリングと、ゲノム解析技術を駆使した調査研究を通じて、沖縄をはじめとする世界中のサンゴ礁を保全する活動を支援いたします。

なお、沖縄におけるサンゴの保全活動では、日本酸素ホールディングスグループの日本産業ガス事業会社である大陽日酸株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:永田 研二)が地域のサンゴ礁の保全活動などに参加してまいります。

本プロジェクトを通じて、NSHD グループは生物多様性の保護と地球温暖化対策に積極的に取り組み、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

OISTサンゴプロジェクト詳細ページ→ https://www.oist.jp/ja/oist-coral-project

以上

日本酸素ホールディングスグループは、日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4つの地域で30超の国と地域をカバーする世界第4位の産業ガス、電子ガス、医療用ガスのサプライヤーです。また、サーモス事業では、世界120カ国以上にTHERMOSブランド製品を供給しています。1910年に日本酸素合資会社として設立されて以来、当社グループは、革新的なガスソリューションを通じて社会的価値を創造し、産業の生産性を高め、人々の豊かで健康な暮らしとより持続可能な未来に貢献することを使命としています。19,000 名以上の従業員を擁する私たちは、"The Gas Professionals "として、“進取と共創。ガスで未来を拓く。”という同じ目標を掲げています。

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