中期経営計画の策定ならびに「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関するお知らせ
株式会社 ＰＥＧＡＳＵＳ2024年５月20日
株 式 会 社 Ｐ Ｅ Ｇ Ａ Ｓ Ｕ Ｓ
中期経営計画の策定ならびに
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、2024年度から2026年度までの中期経営計画を策定いたしました。また同時に、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るため、資本コストや株価を意識した経営の実現について、現状の評価及び分析を行い、改善に向けた方針ならびに取り組みを決議いたしましたので、併せてお知らせいたします。
記
１．中期経営計画策定の背景
当社企業グループの工業用ミシン事業においては、コロナ禍からの経済活動再開を背景に縫製産業における工業用ミシン需要の拡大がみられたものの、2022年以降の世界的なインフレなどを背景にアパレル需要の縮小がみられ、縫製産業の設備投資に対し慎重となる企業もあり、回復には時間を要しております。オートモーティヴ事業は原材料価格の高騰などの影響はあったものの、新規顧客の獲得や既存顧客からの受注増加を背景に業績を伸ばしてまいりましたが、地政学的リスクの顕在化などから、景気の先行きは世界的に不透明な状況となっております。
また、当社のＰＢＲ（株価純資産倍率）は現状１倍を下回っており、株主や投資家の皆さまの期待に十分に応えられていないものと認識し、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた経営施策を具体化し実行することが必要であると考えております。
以上のことから事業環境の変化に対応した成長戦略と重点施策を実施する３年間として中期経営計画を策定し、目標とすべき業績指標を掲げ中長期的な企業価値向上に努めてまいります。
２．業績指標
2024年３月期(実績）2027年３月期（目標）
売上高 １７５億円 ３００億円
営業利益 ０.３８億円 ３２億円
営業利益率 ０.２% １０.５%
ＲＯＥ ▲０.３% ８.６%
配当性向 － ３０％以上
３．成長戦略・重点施策
（１）工業用ミシン事業
2024/3期 売上高９６億円 ? 2027/3期 売上高２００億円
①新製品開発 ②生産体制拡充 ③販路拡大
（２）オートモーティヴ事業
2024/3期 売上高７９億円 ? 2027/3期 売上高１００億円
①供給体制構築 ②技術開発 ③販路拡大
（３）ペガサス・サスティナブル・プラン
非財務情報の開示や統合報告書とTCFDの開示に向けた検討を進めております。持続可能なビジネスモデルの構築とステークホルダーとの透明性の高い関係構築を目指し、サステナブルな経営を実施してまいります。
（４）財務戦略・株主還元
①成長投資（2024年度から2026年度の３年間累計：約４２億円）
・工業用ミシン事業 ：約10億円
・オートモーティヴ事業：約30億円
②株主還元（2024年度から2026年度の３年間累計：約１６億円）
・配当性向30％以上
・株主優待制度の継続
（５）ＩＲ体制
①情報開示の充実化
・海外投資家を意識した英文開示情報の充実など
②株主・投資家との対話促進
・セグメントごとの事業説明会等の実施など
以 上
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.pegasus.co.jp/ja/news/wp-content/uploads/2024/05/news_20240520.pdf
株 式 会 社 Ｐ Ｅ Ｇ Ａ Ｓ Ｕ Ｓ
中期経営計画の策定ならびに
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、2024年度から2026年度までの中期経営計画を策定いたしました。また同時に、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るため、資本コストや株価を意識した経営の実現について、現状の評価及び分析を行い、改善に向けた方針ならびに取り組みを決議いたしましたので、併せてお知らせいたします。
記
１．中期経営計画策定の背景
当社企業グループの工業用ミシン事業においては、コロナ禍からの経済活動再開を背景に縫製産業における工業用ミシン需要の拡大がみられたものの、2022年以降の世界的なインフレなどを背景にアパレル需要の縮小がみられ、縫製産業の設備投資に対し慎重となる企業もあり、回復には時間を要しております。オートモーティヴ事業は原材料価格の高騰などの影響はあったものの、新規顧客の獲得や既存顧客からの受注増加を背景に業績を伸ばしてまいりましたが、地政学的リスクの顕在化などから、景気の先行きは世界的に不透明な状況となっております。
また、当社のＰＢＲ（株価純資産倍率）は現状１倍を下回っており、株主や投資家の皆さまの期待に十分に応えられていないものと認識し、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた経営施策を具体化し実行することが必要であると考えております。
以上のことから事業環境の変化に対応した成長戦略と重点施策を実施する３年間として中期経営計画を策定し、目標とすべき業績指標を掲げ中長期的な企業価値向上に努めてまいります。
２．業績指標
2024年３月期(実績）2027年３月期（目標）
売上高 １７５億円 ３００億円
営業利益 ０.３８億円 ３２億円
営業利益率 ０.２% １０.５%
ＲＯＥ ▲０.３% ８.６%
配当性向 － ３０％以上
３．成長戦略・重点施策
（１）工業用ミシン事業
2024/3期 売上高９６億円 ? 2027/3期 売上高２００億円
①新製品開発 ②生産体制拡充 ③販路拡大
（２）オートモーティヴ事業
2024/3期 売上高７９億円 ? 2027/3期 売上高１００億円
①供給体制構築 ②技術開発 ③販路拡大
（３）ペガサス・サスティナブル・プラン
非財務情報の開示や統合報告書とTCFDの開示に向けた検討を進めております。持続可能なビジネスモデルの構築とステークホルダーとの透明性の高い関係構築を目指し、サステナブルな経営を実施してまいります。
（４）財務戦略・株主還元
①成長投資（2024年度から2026年度の３年間累計：約４２億円）
・工業用ミシン事業 ：約10億円
・オートモーティヴ事業：約30億円
②株主還元（2024年度から2026年度の３年間累計：約１６億円）
・配当性向30％以上
・株主優待制度の継続
（５）ＩＲ体制
①情報開示の充実化
・海外投資家を意識した英文開示情報の充実など
②株主・投資家との対話促進
・セグメントごとの事業説明会等の実施など
以 上
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.pegasus.co.jp/ja/news/wp-content/uploads/2024/05/news_20240520.pdf