2024/07/10

「V・drug根本薬局」と一般社団法人ブレインインパクトが脳の健康状態に関する実証研究を行いました。

株式会社 バローホールディングス 

2024 年7月 10 日
中部薬品株式会 社

「 根本薬局」と一般社団法人ブレインインパクトが脳の健康状態に関する実証研究を行いました。

当社は、一般社団法人ブレインインパクト(京都府京都市、理事長:山川 義徳、以下ブレインインパクト)協力の下、脳の健康状態測定とその結果に基づく行動変容促進の実証研究を 6 月 24 日から5日間、V・drug 根本薬局(岐阜県多治見市)にて行いました。

■取り組みのポイント

1.調剤薬局での患者の心理的待ち時間の削減
2.調剤薬局薬剤師の会話のきっかけ作り
3.脳によい商品のセールスプロモーション

■取り組みの概要

V・drug 根本店、根本薬局の来店者を対象に脳の健康状態測定を実施しました。脳の健康指標「BHQ(※1)」の測定にはパナソニック ホールディングス株式会社 プロダクト解析センターが開発した「推定 BHQ」計測器による脳の健康計測機を用いて行い、ブレインインパクトの作成した楽しく無理なく脳を健康にするための 18 の行動指針「BHQ Actions」に基づき当社の薬剤師が測定結果のフィードバックとアンケートを行いました。

※1 BHQ(Brain Healthcare Quotient):MRI 計測により、脳の健康状態をわかりやすい数値で示す、国際標準に承認されている指標。脳の健康状態を数値で示すことで、病気になる前の健康なうちから、人々が脳の健康を管理できるように、内閣府 ImPACT 山川プログラムにて開発されました。

■アンケート結果

対象期間 :2024 年6月 24 日(月)~2024 年6月 28 日(金)
測定人数 :109 名
アンケート回収数:64 件(およびスタッフアンケート 9 件)

Q1 平均年齢 :59.7 歳
平均測定年齢 :60.1 歳

Q2 脳の健康状態を知ったことで何か始めようと思ったことはありますか?(複数回答)

運動してみたい(レンタサイクル、スポーツクラブなど) 14 名
芸術に触れてみたい(モザイクタイルミュージアム、陶芸美術館など) 6 名
コミュニケーションをとりたい(ボランティア、サロンなど) 8 名
脳に良い食事を心がける 38 名
脳に良い商品を購入してみたい 7 名
特に何かを始めようとは思わなかった 9 名

Q3 定期的に脳の健康状態を測定したいと思いましたか?

はい 64 名
いいえ 0 名

Q4 調剤薬局の待ち時間はどう感じましたか?

早く感じた 63 名
特に何も感じない 1 名
遅く感じた 0 名

Q5(スタッフ向け)測定会の実施は患者さんとのコミュニケーションのキッカケとなりましたか?

かなりあった 0 名
多少なった 6 名
あまりならなかった 3 名
全くならなかった 0 名

Q6(スタッフ向け)測定会は通常業務の負担になりましたか?

かなり負担になった 0 名
少し負担になった 0名
あまりならなかった 4名
全くならなかった 5名

■今後の展望

今回実証研究では行動変容の測定までには至りませんでしたが、アンケートの結果は脳を健康にするための行動に対して肯定的な意見が多くを占めました。またブレインフードといわれる野菜青汁やナッツ類においては前週比 193%の販売個数となり一定の関心を持っていただけたものだと推察いたします。「一人ひとりに寄り添い、健康で幸せな暮らしに貢献する」という企業理念の下、今後の重要課題である健康寿命の延伸と顧客満足度の向上への取組を引き続き模索しながら、さらなるサービス向上につなげてまいります。

なお、本件に関するお問い合わせは下記までお願いします。

中部薬品株式会社 経営企画部 TEL:0572-27-3911 受付時間:平日 午前 9 時~午後 5 時

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