2024/07/16

リチウムイオン二次電池「EnerCera」が「Sensors Converge 2024」のPower部門でBest Of Sensors Awardsを受賞

日本碍子 株式会社 

製品情報

リチウムイオン二次電池「EnerCera」が「Sensors Converge 2024」のPower部門でBest Of Sensors Awardsを受賞

2024年07月16日

日本ガイシ株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)のリチウムイオン二次電池「EnerCera Pouch(エナセラ パウチ)」ETタイプが、米国の展示会「Sensors Converge 2024」のPower部門で「2024 Best Of Sensors Awards」を受賞しました。

Sensors Convergeは、センサー業界の最先端の革新的な技術を紹介する展示会です。Best of Sensors Awardsは、センサー業界で最も優れた製品や技術を表彰するもので、今年度は米アップルや米クアルコムの開発者などが審査員として評価し、選考が実施されました。

リチウムイオン二次電池「EnerCera Pouch」ETタイプ

EnerCeraは、超薄型・軽量のリチウムイオン二次電池です。当社独自の結晶配向セラミックス電極板を使用した半固体電池により、従来のリチウムイオン二次電池では併存が難しかった高容量、高出力、高耐熱、長寿命といった特性を持っています。このたび受賞したETタイプは、従来のEnerCera Pouchよりも、低温-40℃から高温70℃までと作動温度域が広いことに加えて、継続的な満充電状態や、未充電での過放電状態(電圧が極端に低下した状態)による劣化が起こりにくい特長があります。太陽電池と組み合わせることで、屋内外問わず、電池を交換せずに長期間の使用が可能な自立型IoTデバイスを実現します。EnerCeraは、位置トラッカーやウエアラブルデバイス、温度センサータグ、各種センサーデバイスなどの薄型・軽量で高容量を要求されるIoTデバイスへの実装向けに、世界の500社以上でサンプル評価が進んでいます。

当社は今回の受賞を弾みに、EnerCeraをはじめとする独自のセラミック製品の提供を通じてIoT社会の実現に貢献します。

右:6月25日の授賞式に出席した大和田巌執行役員(NV推進本部DS事業開発担当)

EnerCera製品サイト
EnerCera特設サイト

以上

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