2024/07/17

ウェブアクセシビリティツールKiva社の展開する『ユニウェブ』事業と協業開始(プライムクロス)

野村不動産ホールディングス 

2024 年 7 月 17 日

株式会社プライムクロス

ウェブアクセシビリティツール
Kiva 社の展開する『ユニウェブ』事業と協業開始

株式会社プライムクロス (東京都新宿区、代表取締役社長:半田 昭博、以下プライムクロス)は、株式会社 Kiva(本社:東京都中央区、代表取締役社長:野尻 航太、以下 Kiva 社)とウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」事業における協業を開始したことをお知らせいたします。

協業の背景
2024 年 4 月 1 日より施行された障がい者差別解消法(※1) により、これまで行政機関等は義務、事業者は努力義務とされていた合理的配慮の提供が、事業者にも義務化されることになりました。

障がいのある方やご高齢の方などを含むすべての方が、ウェブで提供されている情報やサービスをスムーズに利用できる環境を求めてられている一方、ウェブアクセシビリティはまだ馴染みが無く、総務省の調査(※2) によると、インターネットを利用している日本企業の割合は 99.7%、そのうち、ウェブアクセシビリティに関する JIS 規格を満たしている企業の割合はわずか
4.6%に留まっています。

上記のような状況を受け、企業のウェブアクセシビリティ導入の推進を図るため、Kiva 社と協業開始に至りました。

※1 障がい者差別解消法
全ての国民が、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障がいを理由とする差別の解消を推進することを目的とした法律。

※2 総務省「令和 4 年通信利用動向調査報告書(企業編)」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/pdf/HR202200_002.pdf

ウェブアクセシビリティとは
「高齢者や障がいのある方など、心身の機能に制約のある方でも、年齢的・身体的条件に関わらず、ウェブで提供されている情報にアクセスし利用できること」を意味しています。これは必ずしも高齢者や障がいのある方だけの特別な対応ではなく、誰しもが同様の状況になり得ます。

・一時的な怪我、病気
(交通事故でギブスをはめて腕が使えない、目の病気で眼帯を付けていて目が見えない等)
・加齢による変化
?加齢による視力低下
(老眼、水晶体の変化(黄色がかって見える、暗く見える、ぼやけて見える)等)
?中高年に多い目の病気(白内障、緑内障等)※70 代後半の約半数が黄変化を伴う白内障
?加齢による聴力低下
・外国人旅行者
(日本語を理解できない外国人が、旅行中に震災にあった場合に、避難情報等を得られるか)

※参考文献:総務省 公的機関に求められるホームページ等のアクセシビリティ対応
https://www.soumu.go.jp/main_content/000543284.pdf

ユニウェブについて
ユニウェブは、ウェブサービスにコードを一行追加するだけで、ウェブアクセシビリティ機能をサポートします。

すべての方に平等なウェブサイト・サービスを目指すために、視覚に障がいがある方、怪我をして一時的に手が使えなくなった方など、様々な状況にいる利用者が音声読み上げやコントラスト変更などの多様な使い方を通じて、正しい情報を理解できる状態にしたいと考えています。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.prime-x.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/07/240717_news_release.pdf

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