2024/07/30

「2025年日本国際博覧会」のトイレ8の内装にホーロー内装材「エマウォール インテリアタイプ」が採用

タカラスタンダード 株式会社 

2024年7月30日

タカラスタンダード株式会社

「2025年日本国際博覧会」のトイレ8の内装にホーロー内装材「エマウォール インテリアタイプ」が採用

システムキッチン・バスを中心とした住宅設備機器メーカー・タカラスタンダード株式会社(本社:大阪市城東区、代表取締役社長:小森大)は、「2025年日本国際博覧会(以下大阪・関西万博)」において、合同会社斎藤信吾建築設計事務所が基本設計・実施設計・工事監理業務を担う「トイレ8」にホーロー内装材「エマウォールインテリアタイプ」を提供し、サプライヤーとして協賛します。

「大阪・関西万博」では、若い世代の活躍・飛躍のきっかけとするため、会場内の「休憩所」「ギャラリー」「展示施設」「ポップアップステージ」「サテライトスタジオ」「トイレ」の計20施設の設計業務を、審査を経て選ばれた、今後の活躍が期待される若手建築家が担います。「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインコンセプトの下、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる、意欲的かつ大胆な提案をしてもらうことで、個性豊かで魅力的なさまざまな施設の創出が予定されています。

タカラスタンダードは、本事業の理念に共感し、斎藤信吾+根本友樹+田代夢々|斎藤信吾建築設計事務所+AteliersMumuTashiroが設計する「トイレ8」において独自のホーロー内装材「エマウォールインテリアタイプ」を提供します。

従来のトイレを“多様性”という視点から捉え直したのが、14個の分棟からなる「トイレ8」です。各棟には1~数個という少数の便房が設置されており、一般的な男性用、女性用、多目的用という区分に縛られず、ジェンダーや宗教、国籍、身体能力など、個々の心や体に合わせてさまざまなタイプのトイレを使用できるようになっています。高さや広さ、便房の数、用途がバラバラなそれぞれのユニットが、へだたりながらも一つの「トイレ」として全体像を作っており、「多様でありながら、ひとつ」という会場のデザインコンセプトをまさに体現したトイレとなっています。

また、全ての棟で容易に組み立てられて容易に解体できる構造や工法を採用。半年間の会期終了後には移設して、違う場所で再利用できるようになっています。

今回、各棟に便房が1~数個と、広さがそこまで確保できない設計のため、採用されたのが、独自のホーローインクジェット印刷で色調の変化を丁寧に表現したグレーグラデーションのデザインです。足元の濃いグレーが上に行くにつれて薄くなっていくことで、開放的に見える内装となっています。また、清掃性が高く、においも付きにくいホーローの特性は不特定多数の人が利用する公衆トイレの内装材には最適。使用者の使い勝手に配慮しながら、新しいトイレの形を表現できる、という理由でホーロー内装材を採用いただく運びとなりました。

その他の2施設と合わせて、全3施設で「エマウォールインテリアタイプ」の採用を予定していますので、詳細が決まり次第お知らせいたします。タカラスタンダードは、地元大阪で開催される「大阪・関西万博」を応援すると共に、未来を担う若手建築家やこれからの建設業界に貢献してまいります。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.takara-standard.co.jp/files/news/press_release/RELEASE_20240730.pdf

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