2024/09/12

三重県立美術館「知っておきたい 三重県の江戸絵画」ならびに「没後20年 柳原義達展―彫刻の道標―」を開催します

三重県庁 

令和06年09月12日

三重県立美術館「知っておきたい 三重県の江戸絵画」ならびに「没後20年 柳原義達展―彫刻の道標―」を開催します

三重県立美術館が所蔵するコレクションを中心に、三重県ゆかりの江戸時代の絵画と、戦後日本を代表する彫刻家柳原義達の彫刻を紹介する2つの展覧会を同時開催します。

1.開催要項
(1)展覧会名
知っておきたい 三重県の江戸絵画/没後20年 柳原義達展―彫刻の道標―
(2)期間
令和6年10月12日(土)から12月1日(日)まで
(3)会場
三重県立美術館 企画展示室、柳原義達記念館 (津市大谷町11)
(4)開館時間
9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
(5)休館日
月曜日(10月14日、11月4日は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
(6)観覧料
各展覧会
一般700(600)円、学生500(400)円、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※家庭の日(10月20日、11月17日)は団体割引料金となります。
両展セット券(当日券のみ)
一般1,000円、学生800円、高校生以下無料
(7)主催、助成
「知っておきたい 三重県の江戸絵画」 主催 三重県立美術館、朝日新聞社
助成 芸術文化振興基金、公益財団法人三重県立美術館協力会
「没後20年 柳原義達展―彫刻の道標―」 主催 三重県立美術館
助成 柳原操基金・柳原義達顕彰事業、公益財団法人三重県立美術館協力会

2.展覧会の内容について
近年、長らく所在不明となっていた伊勢長島藩の文人大名・増山雪斎(ましやま せっ
さい)(1754~1819)の肖像画が見つかりました。「知っておきたい 三重県の江戸絵
画」では、雪斎の作品とともに、この肖像画を89年ぶりに公開します。また、当館の所蔵
品の中から、雪斎と同時代を生きた曾我蕭白(そが しょうはく)(1730~1781)、月僊
(げっせん)(1741~1809)の作品を展示し、三重県の江戸絵画の特色をご紹介します。
柳原義達(やなぎはら よしたつ)(1910~2004)は、鴉や鳩をモチーフとした「道
標」シリーズや「犬の唄」と題された女性立像などで知られ、戦後日本の具象彫刻界を代
表する彫刻家です。「没後20年 柳原義達展―彫刻の道標―」では、当館所蔵の柳原の代
表作を中心とした特別展示に加え、柳原が制作に用いた素材や技法を読み解き、創作の背
景に迫ります。
絵画と彫刻というジャンル、近世と戦後という異なる時代に焦点をあてた両展をご覧い
ただくことにより、当館のコレクションの奥行きと、美術表現の多様性を感じていただく
機会となれば幸いです。

3.期間中のイベント
「知っておきたい 三重県の江戸絵画」
(1)連続レクチャー
近年、曾我蕭白、月僊、雪斎の展覧会を企画した学芸員がそれぞれの“推し”
画家について語ります。
①「曾我蕭白」
講師:由良 濯(ゆら あろう)(愛知県美術館学芸員)
日時:10月20日(日)14時から(約60分)
②「増山雪斎」
講師:村上 敬(むらかみ けい)(三重県立美術館学芸員)
日時:11月3日(日)14時から(約60分)
③「月僊」
講師:横尾 拓真(よこお たくま)(名古屋市博物館学芸員)
日時:11月17日(日)14時から(約60分)
会場:三重県立美術館地下1階講堂
定員:150名
参加費無料、当日先着順(直接講堂にお越しください。13時30分に開場
します。)
※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、2週間前までにご
相談ください。

(2)ギャラリートーク
本展の目玉である《増山雪斎像》を中心に展示解説をします。
日時:10月19日(土)、11月30日(土)のそれぞれ14時から(約20分)
会場:三重県立美術館 企画展示室
※展示室に入るため、本展観覧券が必要です。展示室入口にお越しください。
※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、2週間前までにご相談
ください。

「没後20年 柳原義達展―彫刻の道標―」
(1)ワークショップ「あるとないのあいだ」
彫刻の材料である粘土、石膏に触れ、かたちの反転など制作プロセスについて
学びます。
講師:中谷 ミチコ(なかたに みちこ)(彫刻家、多摩美術大学准教授)
日時:①11月9日(土)13時から16時まで
②11月10日(日) 10時から16時まで ※途中昼食休憩あり
会場:三重県立美術館 美術体験室
対象:①5歳から8歳(保護者同伴)
②小学3年生以上(小学生は保護者同伴)
定員:各回8名 ※各回内容は異なります。
参加費無料、要事前申込(10月25日(金) 17時まで/ウェブ申込フォーム等
により受付)、応募者多数の場合は抽選
※詳細は美術館ウェブサイトに掲載します。
※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、応募時にご相談ください。

(2)ワークショップ「彫刻のためのデッサン会」
立方体ブロックにデッサンを描き、立体表現への理解を深める試みです。
講師:長谷川 寛示(はせがわ かんじ)(彫刻家)
日時:①11月16日(土)10時から12時まで
②11月16日(土)14時から16時まで
会場:三重県立美術館 美術体験室等
対象:①小学生
②中学生以上
定員:各回15名
参加費無料、要事前申込(11月1日(金) 17時まで/ウェブ申込フォーム等
により受付)、応募者多数の場合は抽選
※詳細は美術館ウェブサイトに掲載します。
※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、応募時にご相談ください。

(3)ギャラリートーク「彫刻家が語る柳原義達」
講師:藤原 彩人(ふじわら あやと)(彫刻家、東京造形大学准教授)
奥田 真澄(おくだ ますみ)(彫刻家、三重大学教育学部教授)
日時:12月1日(日)14時から(約60分)
会場:三重県立美術館 柳原義達記念館
※展示室に入るため、本展観覧券が必要です。展示室入口にお越しください。
※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、2週間前までにご相談く
ださい。

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