【大陽日酸】カーボンニュートラル実現に向けて、CCS用CO2出荷タンク設備を開発！ 2025年春からの発売開始を予定
日本酸素ホールディングス 株式会社2024/09/20
ニュースリリース
カーボンニュートラル実現に向けて、ＣＣＳ用ＣＯ2出荷タンク設備を開発！
２０２５年春からの発売開始を予定
日本酸素ホールディングスグループの日本産業ガス事業会社である大陽日酸株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：永田 研二、以下 当社）は、カーボンニュートラル（CN）社会実現に向けて、当社工業ガス製品貯蔵タンクの製品ノウハウを活かし、“CO2分離回収／貯蔵・貯留”（CCS）のバリューチェーン構築に欠かせないCCS用出荷タンク設備を開発しました。2025年春から発売開始の予定です。今後も当社は産業ガスメーカーとして長年培ってきたガスコントロール技術により、CN社会の実現に貢献します。
ニュースリリースPDF
CCS用CO2出荷タンク設備（イメージ）
＜特 徴＞
・縦型円筒タンクを複数ユニット化し、タンクは多数実績ある真空断熱2重貯槽方式を採用
・CO2船向けにCO2低温低圧仕様に対応
・CO2出荷時の貯槽-出荷-船舶間の運転情報(圧力・流量他)を制御･管理し、またドライアイス化防止に向け当社ガスコントロール技術を生かした安全システムを備える
・一般的な球形タンクと比べ、フットプリント最小化、レイアウトの自由さ等、日本の狭い立地環境に最適（球形タンクが設置不可能なスペースでも設置が可能）
・現地工事は製品タンクをそのまま現地に設置するだけ。球形タンクのような長期間の現地製作、溶接作業員は不要（工期の大幅短縮、省人化）
・真空断熱構造で連続操業可能（法的な開放検査必要無し） ※高圧ガス保安法対応
表：CO2出荷タンク仕様
| 用 途 | CCS用CO2出荷設備（出荷ターミナル） | 用途は幅広く対応可能 |
| 方 式 | 真空断熱2重貯槽方式 | 高断熱性能 |
| 材 質 | ステンレス | 耐腐食・低温対応 |
| 設 計 | 温度マイナス60℃／圧力1MPa | 低温低圧仕様 |
| 貯蔵能力 | 単体500ton 5,000ton（１Unit） | 複数ユニット対応可能 |
本件に関するお問い合わせ
大陽日酸株式会社
広報部: 03-5788-8015
関連情報をご提供しています。
大陽日酸グループの カーボンニュートラルビジネスプロジェクト
#大陽日酸 #カーボンニュートラル #CO2回収 #CO2出荷タンク #サステナビリティ #脱炭素 #CCS