2024/10/04

機械的強度に優れた中空ガラスビーズの開発について

ユニチカ 株式会社 

※ご覧になるにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
こちらからダウンロードしてください。

機能資材事業

2024/10/ 4

機械的強度に優れた中空ガラスビーズの開発について

PDFを見る

ユニチカガラスビーズ株式会社(本社:大阪府枚方市、代表取締役社長:山田英明)は、機械的強度に優れた中空ガラスビーズの開発に成功しました。この新しいガラスビーズは、樹脂成型体の新しいフィラー素材として、様々な産業分野での活用が期待されています。


今回開発されたガラスビーズ(特許出願済み)は、従来の中空ガラスビーズや中実ガラスビーズとは異なる新しい製法により、気泡を内包した中空ガラスビーズを実現しました(特性:見かけ密度1.20~1.80g/cm³、メジアン径5~50μm)。この中空ガラスビーズは、従来の気泡を内包しない中実ガラスビーズに比べて、見かけ密度が約 60%軽量化されました。さらに殻が薄い市販の中空ガラスビーズと比べて、機械的強度に優れ一定荷重を加えても球形状を保つことが可能です。また、気泡の内包による低誘電化が期待でき、電子部品や高周波回路において信号損失を低減できる可能性があります。


当社では、今回の開発品を通じて、強度向上や軽量化を実現する樹脂成型体向けや、高周波領域での性能が求められる電子材料製品や用途向けに、さらなる技術開発と市場開拓に注力していきます。



・透過光学顕微鏡 比較写真


以上



<本件に関するお客様のお問い合わせ先>
ユニチカガラスビーズ株式会社 技術部
TEL:072-897-2880


<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
ユニチカ株式会社 広報グループ
TEL:06-6281-5695




※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

一覧に戻る

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード