「JPインベストメント地域・インパクト1号投資事業有限責任組合」による株式会社Quanmaticへの投資実行について【JPインベストメント株式会社】
株式会社 ゆうちょ銀行2 0 2 4 年9 月3 0 日
JP インベストメント株式会社
「JP インベストメント地域・インパクト１号投資事業有限責任組合」による
株式会社 Quanmatic への投資実行について
JP インベストメント株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長 中村 昌史、以下「JP インベストメント」）は、JP インベストメント地域・インパクト 1 号投資事業有限責任組合（以下「本ファンド」）を通じ、早稲田大学発の量子スタートアップである株式会社 Quanmatic（東京都新宿区、代表取締役 CEO 古賀 純隆、以下「Quanmatic」）への出資を実行しましたので、お知らせいたします。
本ファンドは、地域経済の活性化、SDGs の目標達成に向けた社会的インパクトの創出に資する企業や事業への投資を行い、持続可能な社会の確立を目指すものです。
具体的には、国内において成長資金や事業承継等のニーズを有する中堅中小企業、ベンチャー企業及び地域開発事業等への投資を行うことにより、地域への資金循環を通じた地域経済の活性化や社会へのポジティブインパクト創出による SDGs の目標達成に貢献いたします。
Quanmatic は早稲田大学戸川望教授の研究シーズを基に 2022 年 10 月に設立され、量子計算技術の社会実装および、AI・数理最適化技術との組合せによる顧客のビジネス課題解決を推進してきました。
量子技術は本年 6 月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針 2024」において新たな産業の芽となる技術として言及され、さまざまな分野での活用が施行されている中、同社は早稲田大学戸川望研究室のアルゴリズム知財を独自ソフトウェアに実装し、アニーリング型およびゲート型量子コンピュータに対応した計算技術の有効性を実証しています。
また、2024 年度国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「量子・古典ハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」への採択などの実績を積み上げております。
本ファンドにてアーリーステージのディープテック・スタートアップへの投資は初となります。 Quanmatic が量子計算技術の社会実装と AI・数理最適化技術の浸透を通じてこれまでの技術では実現できなかった資源配分の最適化や職人が担ってきたプロセスの継承の実現し、解決が困難と考えられてきた地域課題のソリューションになると考えております。
実際、Quanmatic は独自の技術により世界初となる大規模半導体製造工場最適化を成功させております。半導体の大規模な製造工程では組み合わせパターンが膨大になるためコンピュータでの最適化は難しく、熟練スタッフの技術に頼らざるを得なかった現状を打破しつつあります。また、物流・小売業界においても実証実験を推進しており、配送ルートの最適化等を通じたインフラの維持への寄与が期待できます。
これらは社会へのポジティブインパクト創出による SDGs の目標達成に貢献するという本ファンドの理念に合致することから、本件への出資を決定いたしました。
なお、本インパクト投資にあたって作成したロジックモデル※は以下となります。
？株式会社 Quanmatic コメント
少子高齢化が進む日本において、弊社の量子計算、AI、数理最適化技術を地域の製造業や小売業、流通業などに適用することで、継続的な効率改善を支援し続け、インフラの維持や環境負荷の低減、さらには需要創出までを見据えた地方の活性化に貢献したいと考えています。この度、JP インベストメント様に弊社の実現したい世界や技術力を高く評価いただき、本ファンドにおいてアーリーステージのディープテック・スタートアップとして初めてご出資いただけたことを大変光栄に思います。同時に、一層の責任と使命感を胸に、量子技術の社会実装と持続可能な社会の実現に向け、全力で取り組んでまいります。
※事業や組織が最終的に目指す変化・効果の実現に向けた道筋を体系的に図示化したもの。
？株式会社 Quanmatic 概要
・商号 ：株式会社 Quanmatic
・設立 ：2022 年 10 月 26 日
・代表者：古賀純隆
・所在地：東京都新宿区西早稲田 1 丁目 22 番 3 号
・資本金：780,808,942 円(資本準備金含む、2024 年 9 月 27 日時点)
・URL ：https://quanmatic.com/
？JP インベストメント地域・インパクト 1 号投資事業有限責任組合概要
名 称
JP インベストメント地域・インパクト 1 号投資事業有限責任組合
ファンド総額（*1）
120 億円（ゆうちょ銀行 80 億円、かんぽ生命保険 40 億円）
無限責任組合員 JP インベストメント地域・インパクト合同会社
有限責任組合員
株式会社ゆうちょ銀行
株式会社かんぽ生命保険
設立日
2022（令和 4）年 4 月 1 日
存続期間
10 年間
業務運営者
JP インベストメント地域・インパクト合同会社（*2）
*1 無限責任組合員の出資分を除いた金額です。
*2 「JP インベストメント地域・インパクト合同会社」は、本ファンドの運営会社として JP イン
ベストメントが出資し設立した会社です。
以上
金融商品取引法に基づく広告等の表示
1.金融商品取引業者等の商号
JP インベストメント地域・インパクト合同会社
（JP インベストメント株式会社子会社：以下「GP 会社」といいます。）
2.金融商品取引業者等である旨
適格機関投資家等特例業務届出者
3.手数料等について
GP 会社が提供するファンドに関して、顧客たる投資家には、管理報酬及びファンド運営に必要な費用等をお支払いいただきます。管理報酬は出資約束額又は運用財産額に一定の料率を乗じて算出しますが、具体的内容は顧客との協議により決定いたします。また、ファンド運営に必要な費用（監査報酬、弁護士等の外部アドバイザーの費用等）は、個別の業務内容により変動します。
4.投資リスクについて
GP 会社が提供するファンドの持分への投資について、元本及び利回りの保証はありません。また、ファンドの運用財産の価格、金利、通貨の価格及び市場環境等の変動その他の要因により損失が発生する可能性がございます。
JP インベストメント株式会社
「JP インベストメント地域・インパクト１号投資事業有限責任組合」による
株式会社 Quanmatic への投資実行について
JP インベストメント株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長 中村 昌史、以下「JP インベストメント」）は、JP インベストメント地域・インパクト 1 号投資事業有限責任組合（以下「本ファンド」）を通じ、早稲田大学発の量子スタートアップである株式会社 Quanmatic（東京都新宿区、代表取締役 CEO 古賀 純隆、以下「Quanmatic」）への出資を実行しましたので、お知らせいたします。
本ファンドは、地域経済の活性化、SDGs の目標達成に向けた社会的インパクトの創出に資する企業や事業への投資を行い、持続可能な社会の確立を目指すものです。
具体的には、国内において成長資金や事業承継等のニーズを有する中堅中小企業、ベンチャー企業及び地域開発事業等への投資を行うことにより、地域への資金循環を通じた地域経済の活性化や社会へのポジティブインパクト創出による SDGs の目標達成に貢献いたします。
Quanmatic は早稲田大学戸川望教授の研究シーズを基に 2022 年 10 月に設立され、量子計算技術の社会実装および、AI・数理最適化技術との組合せによる顧客のビジネス課題解決を推進してきました。
量子技術は本年 6 月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針 2024」において新たな産業の芽となる技術として言及され、さまざまな分野での活用が施行されている中、同社は早稲田大学戸川望研究室のアルゴリズム知財を独自ソフトウェアに実装し、アニーリング型およびゲート型量子コンピュータに対応した計算技術の有効性を実証しています。
また、2024 年度国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「量子・古典ハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」への採択などの実績を積み上げております。
本ファンドにてアーリーステージのディープテック・スタートアップへの投資は初となります。 Quanmatic が量子計算技術の社会実装と AI・数理最適化技術の浸透を通じてこれまでの技術では実現できなかった資源配分の最適化や職人が担ってきたプロセスの継承の実現し、解決が困難と考えられてきた地域課題のソリューションになると考えております。
実際、Quanmatic は独自の技術により世界初となる大規模半導体製造工場最適化を成功させております。半導体の大規模な製造工程では組み合わせパターンが膨大になるためコンピュータでの最適化は難しく、熟練スタッフの技術に頼らざるを得なかった現状を打破しつつあります。また、物流・小売業界においても実証実験を推進しており、配送ルートの最適化等を通じたインフラの維持への寄与が期待できます。
これらは社会へのポジティブインパクト創出による SDGs の目標達成に貢献するという本ファンドの理念に合致することから、本件への出資を決定いたしました。
なお、本インパクト投資にあたって作成したロジックモデル※は以下となります。
？株式会社 Quanmatic コメント
少子高齢化が進む日本において、弊社の量子計算、AI、数理最適化技術を地域の製造業や小売業、流通業などに適用することで、継続的な効率改善を支援し続け、インフラの維持や環境負荷の低減、さらには需要創出までを見据えた地方の活性化に貢献したいと考えています。この度、JP インベストメント様に弊社の実現したい世界や技術力を高く評価いただき、本ファンドにおいてアーリーステージのディープテック・スタートアップとして初めてご出資いただけたことを大変光栄に思います。同時に、一層の責任と使命感を胸に、量子技術の社会実装と持続可能な社会の実現に向け、全力で取り組んでまいります。
※事業や組織が最終的に目指す変化・効果の実現に向けた道筋を体系的に図示化したもの。
？株式会社 Quanmatic 概要
・商号 ：株式会社 Quanmatic
・設立 ：2022 年 10 月 26 日
・代表者：古賀純隆
・所在地：東京都新宿区西早稲田 1 丁目 22 番 3 号
・資本金：780,808,942 円(資本準備金含む、2024 年 9 月 27 日時点)
・URL ：https://quanmatic.com/
？JP インベストメント地域・インパクト 1 号投資事業有限責任組合概要
名 称
JP インベストメント地域・インパクト 1 号投資事業有限責任組合
ファンド総額（*1）
120 億円（ゆうちょ銀行 80 億円、かんぽ生命保険 40 億円）
無限責任組合員 JP インベストメント地域・インパクト合同会社
有限責任組合員
株式会社ゆうちょ銀行
株式会社かんぽ生命保険
設立日
2022（令和 4）年 4 月 1 日
存続期間
10 年間
業務運営者
JP インベストメント地域・インパクト合同会社（*2）
*1 無限責任組合員の出資分を除いた金額です。
*2 「JP インベストメント地域・インパクト合同会社」は、本ファンドの運営会社として JP イン
ベストメントが出資し設立した会社です。
以上
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1.金融商品取引業者等の商号
JP インベストメント地域・インパクト合同会社
（JP インベストメント株式会社子会社：以下「GP 会社」といいます。）
2.金融商品取引業者等である旨
適格機関投資家等特例業務届出者
3.手数料等について
GP 会社が提供するファンドに関して、顧客たる投資家には、管理報酬及びファンド運営に必要な費用等をお支払いいただきます。管理報酬は出資約束額又は運用財産額に一定の料率を乗じて算出しますが、具体的内容は顧客との協議により決定いたします。また、ファンド運営に必要な費用（監査報酬、弁護士等の外部アドバイザーの費用等）は、個別の業務内容により変動します。
4.投資リスクについて
GP 会社が提供するファンドの持分への投資について、元本及び利回りの保証はありません。また、ファンドの運用財産の価格、金利、通貨の価格及び市場環境等の変動その他の要因により損失が発生する可能性がございます。