2024/10/07

蒲郡市、学校法人海陽学園と人材育成・産業振興に関する協定を締結 ~地域貢献および日本の医療産業の発展に向けて~

株式会社 ジャパン・ティッシュエンジニアリング 

2024 年10月7日
株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング

蒲郡市、学校法人海陽学園と人材育成・産業振興に関する協定を締結
~地域貢献および日本の医療産業の発展に向けて~


当社は、このたび、蒲郡市、学校法人海陽学園と人材育成・産業振興に関する協定を締結しましたのでお知らせいたします。当社は今後も、産学官の連携を通じて、再生医療だけでなく今後の発展が期待されるバイオテクノロジー全般の人材育成に取り組むことで、地域貢献および我が国の医療産業の発展に貢献してまいります。

本件が2025 年3月期の当社業績に与える影響は軽微ですが、人的資本経営の実現、中長期的な企業価値向上に資する取組みであると考えております。

詳細につきましては、添付のニュースリリースをご参照ください。

(添付)

蒲郡市、学校法人海陽学園および株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリングが 人材教育・産業振興に関する協定を締結

以上

2024 年10月7日
蒲郡市
学校法人海陽学園
株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング

蒲郡市、学校法人海陽学園および 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリングが 人材教育・産業振興に関する協定を締結

蒲郡市(市長:鈴木 寿明)、学校法人海陽学園(住所:愛知県蒲郡市、校長:西村 英明 以下、海陽学園)および株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング(本社:愛知県蒲郡市、社長:畠 賢一郎 以下、J-TEC)は、2024年10月5日付で人材教育・産業振興に関する協定を締結しました。

2024年10月5日(土)海陽学園で開催された協定締結式の様子 (左から、畠社長、鈴木市長、西村校長)

背景・経緯

(1) 蒲郡市は、2013 年度に策定された「蒲郡市ヘルスケア計画*1」の基本方針として再生医療等のヘルスケア産業の育成・集積を掲げています。2015 年度からは再生医療のまちづくりを推進するため、蒲郡再生医療産業化推進委員会*2を立ち上げました。

(2) 海陽学園は、「将来の日本を牽引する明るく希望に満ちた人材の育成」を建学の精神とする中高一貫の全寮制男子校で、2006年に80社を超える企業からの寄付で設立され、そのため企業との連携によるキャリア教育に力を入れてきました。J-TECおよび蒲郡市に第23回日本再生医療学会での発表をサポートしていただき、再生医療分野に生徒が触れる機会を設けていただきました。

(3) J-TEC は、蒲郡市に本社をおく日本の再生医療のパイオニアであり、「再生医療をあたりまえの医療に」をビジョンに掲げる再生医療メーカーです。再生医療という事業の特殊性や新規性などから未来の再生医療を担う人材確保が容易ではないという課題を持っており、これまでに蒲郡再生医療産業化推進委員会や蒲郡市の市中病院である蒲郡市民病院と連携し、市民への再生医療の啓発を目的とした企画の実行を進め、再生医療のまちづくりに取り組んできました。

(4) 今回、蒲郡市にある3者のこれまで以上の連携により、それぞれが抱えていた人材の育成、再生医療の普及という課題を解決することを目指し、本協定を締結しました。

*1 産学官連携や地域資源、先端技術との融合等により、高品質で利便性の高いサービスを提供し、健康・長寿のまちづくりを推進することや、本市におけるヘルスケア分野に関する多様な資源やこれまでの取組みを生かし、国際競争力の高い新たなヘルスケア産業の創出を図ることを目的とし、地域経済の活性化やヘルスケア分野の技術革新、新たな雇用の創出等を目指すもの。

*2 蒲郡市ヘルスケア計画に基づき、本市における再生医療の実用化および産業化を実現するため、再生医療に関する事業を企画し、「再生医療のまち蒲郡」の推進に資することを目的に2015年に設置された。例年、再生医療にまつわるイベントとして、「小学生向け再生医療体験講座」、「再生医療市民講座」、「生徒派遣事業」等を実施している。

人材教育・産業振興に関する協定について

(1) 本協定は、蒲郡市が持つネットワーク、海陽学園が持つ教育ニーズ、J-TECが持つ再生医療に関する高度な技術や知識を持った人材や経験というリソースを有効に活用し、以下のような取組みを通じて、人材の育成を行います。

1. 次代を担う人材の交流および育成に関すること
2. 再生医療のまち蒲郡の推進に関すること
3. その他必要なこと

(2) 2024年10月5日(土)に海陽学園において、3者による協定締結式を行いました。この式には、海陽学園の生徒400名が参加し、鈴木市長および畠社長による講演も行いました。

将来への展望

本協定に基づく産学官の連携を通じて 3 者は、蒲郡市におけるヘルスケア産業の活性化を促進し、国内外の人材交流、新産業創出や企業誘致等による新たな雇用創出を実現させ、市の活性、ひいては国内の医療産業の活性化に貢献していきます。

■鈴木 寿明 蒲郡市長のコメント

株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング様および学校法人海陽学園様と、連携協定を締結できましたことを、大変嬉しく思っております。株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング様は、本市における再生医療の実用化および産業化を実現するため、2015 年度に設置された蒲郡再生医療産業化推進委員会を通して、非常にお力添えをいただいているところであります。また、何事にも積極的に、そして熱心に取り組む海陽学園の生徒のみなさまについては、次代のリーダーにふさわしい幅広い発想力で、蒲郡の明るい未来を築いていただければ幸いに存じます。今回締結した連携協定を契機として、次代を担う人材の育成を行い、本市の産業振興に寄与することを期待しています。

■西村 英明 海陽学園校長のコメント

海陽学園は全寮制の学校であり、生徒たちは全国各地から集まっています。彼らは小学生卒業後、12歳から成人となる18歳までの6年間を蒲郡市で過ごします。彼らにとって蒲郡市は、第 2 の故郷です。「再生医療のまち蒲郡」として締結したこの協定をきっかけに地域交流や地域貢献にも力を入れ、蒲郡市のことをよく知って、深い愛着を持ってほしいと思います。また、生徒たちには再生医療という新しい産業の発展を、様々な角度から、学び、感じることによって、自分なりの社会貢献の形や夢を見つけてもらいたいと思います。蒲郡の地で学んだ、海陽学園の生徒たちが、将来の日本を牽引し世界に羽ばたいてくれるよう、学園としてより一層、人材育成に努めて参ります。

■畠 賢一郎 J-TEC代表取締役社長執行役員のコメント

再生医療を普及させるためには、企業の努力だけでは不十分です。医療機関の先生方はもちろん、地域の皆様のご理解とご協力が不可欠です。これまで多くのご支援をいただいてまいりましたが、今後は人材育成の観点から海陽学園様との連携を通じて、新たな活動を進めてまいります。医療に関心を持つ若い方々のエネルギーは、この領域の発展と次世代への継承の鍵となります。再生医療だけでなく、今後の発展が期待されるバイオテクノロジー全般の人材育成に取り組むことで、ここ蒲郡市への地域貢献、その先には我が国の医療産業の発展に貢献したいと考えています。

【報道関係からのお問い合わせ先】
株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)経営管理部
TEL. 0533-66-2020 Email. jtec-info@jpte.co.jp

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