2024/10/18

ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標10)におけるプロジェクトマネージャーの決定について

科学技術振興機構(JST) 

科学技術振興機構報 第1726号

令和6年10月18日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標10)における
プロジェクトマネージャーの決定について

ポスト

JST(理事長 橋本 和仁)は、ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標10)のプロジェクトマネージャー(PM)募集における採択者を決定しました。

ムーンショット型研究開発事業は、超高齢化社会や地球温暖化問題などの重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進するものです。ムーンショット目標に関する研究開発全体の責任者であるプログラムディレクター(PD)の下、プロジェクトマネージャーは、ムーンショット目標の達成および研究開発構想実現に至るシナリオの策定、研究開発プロジェクトの設計、研究開発体制の構築、研究開発プロジェクトの実施管理などを行います。提案はムーンショット目標ごとに募集し、PDがアドバイザーなどの協力を得ながら選考します。

令和5年12月に新たに追加されたムーンショット目標10(「2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現」)について、PMを募集した結果、47名の応募がありました。募集締め切り後、書類選考と面接選考を実施し、3名を採択しました。

今後、ムーンショット目標の達成に向けて、より効果的・効率的な研究開発となるよう、採択されたPMは、PDの指揮の下でムーンショット目標達成に至るシナリオ、研究開発プロジェクトの詳細計画などの作り込み(提案した研究開発プロジェクトの内容の見直しなど)を行います。その内容が妥当であるとPDに認められたPMは、研究開発プロジェクトの実施が可能となります。

詳細は下記ホームページを参照してください。

https://www.jst.go.jp/moonshot/index.html

<プレスリリース資料>

  • 本文 PDF(116KB)

<お問い合わせ先>

  • 科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業部

    〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
    櫻間 宣行(サクラマ ノリユキ)
    E-mail:moonshot-koubojst.go.jp ※電子メールでお問い合わせください。

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(英文)“JST announces three additional Project Managers selected for the Moonshot goal 10 of the Moonshot Research and Development Program”

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