令和6年度新規就農者実態調査結果について
群馬県庁令和6年度新規就農者実態調査結果について(農業構造政策課)
更新日:2024年11月1日 印刷ページ表示
令和6年度新規就農者実態調査結果について
1 目的
次代を担う新たな就農者の確保・育成対策などの基礎資料とするため、昭和54年度から毎年度新規就農者実態調査を実施しています。
2 調査方法
令和5年8月2日から令和6年8月1日の間に就農した「45歳未満」及び「45歳以上65歳以下」の新規就農者について、市町村・農業委員会、農業協同組合等から得た情報をもとに調査をしました。
3 調査結果
(1)45歳未満の新規就農者
- 令和6年度の45歳未満の新規就農者は178人となり、前年度から4人増加しました。このうち、有機農業(※1)に取り組む新規就農者は12人で昨年と比べて6人増加しました。
- 新規参入者(※2)は前年度から16人増加の52人となり、過去最高となりました。
- 経営部門別では、前年度に比べ畜産は減少したものの、園芸では法人による雇用での就農が増加しました。
- 上記の傾向は、環境に配慮した農業の推進や企業の農業参入の取組が成果として現れたものであり、こうした取り組みを継続し、群馬県農業の担い手確保に努めていきます。
※1 有機農業:有機JAS認証の有無にかかわらず、化学肥料及び化学合成農薬を使用せず、遺伝子組換え技術も利用しない農業のこと。
※2 新規参入者:「非農家出身者が独立就農」、または「農家出身者が実家の経営資源を頼らずに独立就農」した者。
(2)45歳以上65歳以下の新規就農者数
- 45歳以上65歳以下の新規就農者数は58人であり、前年度の77人から19人減少しました。
注:経営部門は園芸(野菜、果樹、花き)、畜産(酪農、肉牛、養豚、養鶏)、米麦(米、麦、その他穀類)、その他(複合経営(米麦+野菜等)、蒟蒻、菌茸等)に分類
(比率算出は四捨五入で表記。計と内訳は必ずしも一致しない。)