トヨタ・モビリティ基金、「地域ニーズに沿ったカーボンニュートラル支援プログラム」を開始-鹿児島県肝属郡肝付町・福岡県糸島半島エリア・山口県周南市で活動-
トヨタ自動車 株式会社トヨタ・モビリティ基金、「地域ニーズに沿ったカーボンニュートラル支援プログラム」を開始
―鹿児島県肝属郡肝付町・福岡県糸島半島エリア・山口県周南市で活動―
2024.11.08
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(理事長:豊田章男、Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は地方都市のカーボンニュートラル活動を支援すべく、大学機関などと共に活動を開始しました。地域ニーズに沿った施策の実現や継続・自立化を目的に、2027年度の社会実装を目指します。
現在、日本国内では7割前後の自治体がそれぞれ2050年頃を目指しカーボンニュートラル宣言をしています。達成に向けては様々な知見や技術の導入を見据えながら、地域の特徴を考慮した施策検討やその実行が不可欠です。そのため学識経験者の協力のもと地域ニーズに沿った施策を検討し、自治体や地域の企業・団体などと共に社会実装を目指します。 活動に際しては他地域への展開も視野に、その結果を公表しより多くの地域でのカーボンニュートラル達成にも貢献していきます。 活動地域としては異なるCO2排出特性に着目し、以下の3地域を選定しました。
活動地域 | CO2排出削減の施策検討における着眼点 |
---|---|
鹿児島県肝属郡肝付町 | 1次産業や豊かな自然資源 |
福岡県糸島半島エリア | 大都市近郊の市街地 |
山口県周南市 | 沿岸地域のコンビナートなど産業の集積 |
これら地域特性の違いも分析・考慮し活動することで、他地域への展開を図ります。 また活動テーマとしてはモビリティ領域に加え、モビリティや生活に関連性の高いエネルギー領域も対象とします。既に地域の方々と活動を開始しており、取組み内容が具体化次第、順次公表していきます。
トヨタ自動車は創業以来、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会等、全てのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じた豊かな社会づくりを目指して事業活動を行なっています。そして、より公益的な活動を行うことを目的に、2014年8月、TMFを設立しました。 TMFでは、モビリティを通じた豊かな社会づくりへの貢献に向けて、世界中で移動課題への対応をはじめとした幅広いプロジェクトに取り組んでいます。
TMFは、幅広いプロジェクトを通じて培った技術やノウハウを活用し、多様なパートナーとの協議を通して、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)の考え方にも沿った活動を進め、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきたいと考えています。
問い合わせ先)TMF 伊藤
TEL: 080-9870-5534
(受付時間:8:30~17:30 土・日祝日除く)
E-mail:h.ito@toyota-mf.org/info@toyota-mf.org
参考資料
関連サイト
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地域に合った移動の仕組みづくり
地域に根付き実効を上げている活動例もあるが、地域毎の特殊要因も多く、成功例をそのまま転用するのではなく、地域の実情に合わせた工夫が必要。このような活動を支援することで、社会環境の変化に合わせながら、「移動の自由と楽しさ」が維持される地域の実現を目指していく。
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Make a Move PROJECT
いっしょに夢を描こう。未来を語ろう。誰もがその手にもつ可能性をつなげよう。みんなでつくるこの道の先に、「もっといいモビリティ社会」が広がっている。すべての人が笑顔で暮らせる明日がきっと来る。TMFはもっといい未来を想う人と企業を応援しています。ひとりの意志や行動が、未来を変えるその日までこの道はつづきます。