GFAP遺伝子の変異が認知症の発症に関わる大脳白質病変に影響
国立研究開発法人 理化学研究所2024年11月14日
九州大学
弘前大学
岩手医科大学
金沢大学
慶應義塾大学
国立病院機構松江医療センター
愛媛大学
熊本大学
東北大学
理化学研究所
GFAP遺伝子の変異が認知症の発症に関わる大脳白質病変に影響
-脳画像所見における遺伝的要素の新知見-
理化学研究所 生命医科学研究センターの桃沢 幸秀 チームリーダーは、九州大学 大学院医学研究院 衛生・公衆衛生学分野の二宮 利治 教授、病態機能内科学の古田 芳彦 助教、眼病態イメージング講座の秋山 雅人 講師、および弘前大学、岩手医科大学、金沢大学、慶應義塾大学、松江医療センター、愛媛大学、熊本大学、東北大学らの共同研究グループとともに、健康長寿社会の実現を目指した大規模認知症コホート研究:JPSC-AD研究の参加者9,479人の脳MRI検査とゲノムデータを用いてゲノムワイド関連解析を行い、大脳白質病変容積に関連する遺伝子座を検索しました。さらに、英国のUKバイオバンク研究のGWASデータとの統合解析を実施した結果、20か所の遺伝子座が大脳白質病変容積に関連しており、そのうち6番染色体(SLC2A12遺伝子)に存在する1か所の遺伝子座が新規の遺伝子座であることを明らかにしました。
詳細は九州大学のホームページをご覧ください。
報道担当
理化学研究所 広報室 報道担当
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