2024/12/17

石破総理は令和6年度第3回国と地方の協議の場に出席しました

首相官邸 

国と地方の協議の場

更新日:令和6年12月17日 総理の一日

挨拶する石破総理1 挨拶する石破総理2 挨拶する石破総理3

令和6年12月17日、石破総理は、総理大臣官邸で令和6年度第3回国と地方の協議の場に出席しました。

会議では、令和7年度予算編成及び地方財政対策について協議が行われました。

総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

「今晩は、夜分遅くまで恐縮でございます。ありがとうございます。御多忙のところ恐縮に存じます。
先ほど、令和6年度補正予算が成立いたしました。新しい地方創生交付金を1,000億円計上いたしますとともに、今年度の地方交付税、約1.2兆円を追加配分するなど、地方の皆様に、経済対策の事業など円滑に実施いただくための措置を講じているところでございます。今後、各施策を一刻も早く国民の皆様方にお届けすることが、何よりも重要であり、補正予算の迅速かつ適切な事業執行をお願い申し上げます。
本日の議題は、来年度の予算編成及び地方財政対策ということでございます。正に佳境を迎えつつある状況でありますが、その中でも、皆様方より多くの御意見を頂いております、いわゆる『103万円の壁』につきましては、各党の税制調査会長間などで更に議論を深めてもらっております。皆様の御心配は十分に理解できるところでありまして、丁寧にお答えしてまいりたいと考えております。
先月の、この場でも申し上げましたことでありますが、地方創生は、日本の活力を取り戻す経済政策でありますとともに、国民の皆様の多様な幸せを実現するための社会政策であります。先週、有識者会議の増田座長ほか委員の皆様方とお会いをし、積極的に現場を訪れて、地方の御意見を聞き、国民的な機運の醸成を図っていただくようにお願いしましたところでありますが、現場をよく御存知の皆様方におかれましても好事例の共有など、御協力をよろしくお願いを申し上げる次第であります。引き続き、これまでの成果と反省の検証を進め、年末に向けて、基本的な考え方をとりまとめ、その後、今後10年間集中的に取り組む基本構想を策定し、この国の在り方、文化、教育、社会を変革する大きな流れを作り出してまいりたいと存じます。
それぞれの地域がどうすれば、良くなるかということを御存知なのは、正しく地域の皆様方であります。『地方の繁栄なくして日本の繁栄なし』との思いの下、現場を担われている皆様の声をよくお聞きして、一緒になって、全力で取り組んでまいります。本日も、忌憚(きたん)のない御意見を積極的に賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上であります」

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