2025年4月1日から府立施設の使用料や各種手数料が変わります
京都府庁令和7年4月1日から府立施設の使用料や各種手数料が変わります
京都府では、府立施設を利用される場合の使用料や各種手数料について、受益者負担の適正化を図るため、見直しを行うことといたしました。
これに伴い、令和7年4月1日から新しい料金が適用されることとなりますので、お知らせいたします。
※具体的な料金については、各施設における手続きなどを終えたものから順次掲載してまいります。
見直しの背景
物価高騰や人件費の急激な上昇
近年の物価高騰や人件費の急激な上昇などの社会経済情勢の変化を踏まえて見直しを行うものです。
受益者負担の適正化(=受益を受けない方の負担を軽減)
府立施設の運営や各種申請にかかる事務処理など、府民サービスの提供には一定の費用(行政コスト)がかかっています。
この費用の一部は、サービスを利用される方(受益者)から使用料や手数料として御負担いただいています。使用料などで行政コストをまかなえない部分は、実質的には、府立施設などのサービスを利用しない方(受益を受けない方)に御負担をいただいている状況にあります。
このため、この負担のバランスの適正化を図ることし、見直しを行うことといたしました。
府民サービスの充実にも活用
見直しに伴う増収分は、物価高騰への対応や設備投資などの府民サービスの充実にも活用いたします。
見直しの具体的内容
1.主な見直し項目
主な改定項目は、右記のとおりです。
また、今回の見直しでは、
- 府立高校の授業料、入学料
- 農業大学校、林業大学校、高等技術専門学校の授業料、入学料
- 府営住宅の家賃、駐車場料金
- サンアビリティーズ城陽の使用料
など、207施設の使用料については、見直しを行わないことといたしました。
各項目の問い合わせについては、下記を御覧いただきますようお願いいたします。
- 施設使用料の一覧及び問い合わせ先(見直しを行う33施設)(PDF:105KB)
- 各種手数料の一覧及び問い合わせ先(PDF:116KB)
- 京都府手数料徴収条例で定める各種手数料の一覧及び問い合わせ先(PDF:206KB)
今後、順次掲載してまいります。
2.高齢者減免制度の統一
これまで、高齢者に対する減免措置は施設ごとで取り扱いにバラつきがありました。
このため、定年年齢の延長などの社会経済情勢の変化も踏まえ、この取り扱いを統一することといたしました。
- 高齢者減免の対象年齢を、65歳に統一いたします。
- 美術館などの入館料を2分の1減免に、運動施設などの利用料を4分の1減免に統一いたします。
3.負担軽減のための新たな取組み
子育てパスポートの拡充
保護者1名無料から、2名無料に変わります。
施設例:府立植物園、山城郷土資料館
高齢者の年間パスポートの導入
4回分の料金で、1年間の利用が可能です。
施設例:府立植物園、山城郷土資料館
無料開放デーの導入
開庁記念日(6月19日)は無料で利用が可能です。
施設例:府立植物園
お問い合わせ
総務部財政課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4411
ファックス:075-441-7308