2024/12/27

【長岡】キャンプ場管理者等の情報交換会 (第3回)を開催しました

新潟県  

【長岡】キャンプ場管理者等の情報交換会 (第3回)を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0714376 更新日:2024年12月27日更新

新潟県の地域振興局では、自然豊かなアウトドアフィールドを活かし、「キャンプといえば、やっぱ新潟でしょ!」と言われることを目標に、アウトドアの魅力を県内外にアピールする「にいがたキャンプ市場活性化プロジェクト」を連携して進めています。

プロジェクトの取組として、令和6(2024)年12月10日(火)にWEST長岡店を会場に、「キャンプ場管理者等の情報交換会(第3回)」を、一般社団法人 新潟県アウトドア協会と連携して開催しました。

令和4(2022)年度から開催しているこの情報交換会は今年で3回目となりました。新潟県内のキャンプ場関係者が多数集まり情報交換できる唯一の場として好評を得ています。

参加者81名が会場を埋め尽くしました。内訳は以下のとおりです。

・自治体等の担当者 20名
・自治体キャンプ場の指定管理者 25名
・民間キャンプ場の管理者 4名
・企業等(アウトドア関連事業者、メディア、その他) 19名
・WEST、新潟県アウトドア協会 4名
・県、地域振興局 15名

1 にいがたキャンプ市場活性化プロジェクトの取組紹介

新潟県 長岡・柏崎地域振興局 地域振興監 髙木 信行

新潟県の自然豊かなアウトドアフィールドを活かし、「キャンプといえば、やっぱ新潟でしょ!」と言われることを目標に、アウトドアの魅力を県内外にアピールする当プロジェクトも3年がたちました。

キャンプ・アウトドアに関する話題を途切れさせないよう、様々な取組を展開することで、県内メディアにもたびたび取り上げられ、県内での認知も高まりました。

今後は、全国へ新潟県のキャンプ・アウトドアをアピールしていく必要があります。4年目以降も当プロジェクトを継続していきますので、今後も応援よろしくお願いします。

(説明資料)

⇒キャンプ市場活性化プロジェクトの取組紹介(1210) [PDFファイル/2.29MB]

2 新潟県アウトドア協会によりご挨拶

一般社団法人 新潟県アウトドア協会 代表理事 紫竹 陽介

参加者の幅が広がっています。自治体、民間、その他。今日の参加者名簿が貴重です。今日の情報交換会を機に参加者同士がいつでも連絡取れるようになります。LINEオープンチャットで双方向でも相談できます。

協会の取組説明:アウトドアお仕事図鑑、地域の人事部、BtoB展示会など。協会と自治体が包括連携協定を結ぶと、指定管理者も含め会員となることができます。

WESTの取組説明:キャンプ場の支援パッケージ。紫雲寺キャンプ場を1年間運営し、口コミが一番多いキャンプ場になった。このやり方を教えることができます。イベントを多く実施したことから、貸出アイテムが増えました。イベント開催でアイテムが足りないようであれば貸出できます。WESTの店内放送に出演して、キャンプ場のPRしませんんか。県北の観光リーフレットを作成中。今後、全県に広げたい。

それぞれ仲良くなって、お互い横でコミュニケーション取れるようになっていただければと思います。今日は楽しんでいってください。

3 新潟県アウトドア協会による情報提供

ゲスト企業3社から情報提供していただきました。

(1)新開発商品のご紹介

株式会社 新越ワークス ユニフレーム事業部 田瀬 明彦 様

前回、キャンプ場管理者様の課題をお聞きして、焚き火で芝生が焼けるという課題をお聞きした。その課題解決を図る商品を開発したのでご紹介します。

今後もキャンプ場様のお役に立てる商品を開発していきますので、今後もご指導よろしくお願いします

(2)草刈機をはじめとする農業機械メーカー

株式会社 オーレックホールディングス 仲原 祐樹 様

株式会社 オーレックR&D 落合 龍太郎 様

オーレックは農業機械メーカーですが、草刈機などの敷地管理を手掛けていきたい。

人手不足、異常気象で炎天下での作業が問題となっています。今日は、現場での事例を紹介します。シルバー人材センターの高齢者が行っていた法面の草刈り作業について、ラジコン草刈機の導入により、重労働の軽減と作業時間の短縮を図りました。

つづいて、現在開発中の草刈機をご紹介しますので、ご意見いただきたい。

(3)キャンプ場予約サイト「なっぷ」運営

株式会社 R.project 田中 秀幸 様、國定 康子 様

キャンプ場予約サイト「なっぷ」を運営している。今日は、予約データに基づくユーザーの傾向をお伝えしたい。

2019年と2023年を比べると、初めてキャンプをする人が多かったのが、リピーターが増えた。ファミリーが減り、ソロとデュオが増えた。夏場の利用が少なくなり、冬場が増えて、通年レジャーになってきているので、冬も開けるキャンプ場が増えています。

新潟県に訪れるキャンパーについて。私は神奈川に住んでいますが、新潟は5~6時間かけて頑張って来る感じ。新潟県全体では、県内利用が半数で、東京・埼玉・関東が半数弱。北陸からは5%くらいで意外と少ない。新潟県は広いので、北部、南部、佐渡で分けて見てみる。南部は新潟県全体と同じ傾向。北部は県内利用が75%と面白い傾向が出ました。佐渡は県外利用者が圧倒的に多い。北部はソロがかなり多いが、佐渡はソロが少ない。新潟県といっても、エリアごとに特徴があります。エリアの特徴を掴んだうえで、プロモーションをしていただけるといいと思います。

地域への波及効果について。キャンプ場の利用料金は、新潟は、キャンプサイトは全国に比べて安いが、グランピングが少し高め。指定管理者が多く、条例で決まっているからということも影響していると思います。

キャンプ利用料が約1万円で、キャンプ1回で使うお金が2万円(オートキャンプ協会調べ)なので、その差額1万円がキャンプ場以外で使うお金となる。当社の調べですが、キャンプ場周辺のスーパーや道の駅で買い物する人が90%、温泉が50%、観光地が85%います。キャンプに来たついでに周りを見にいっている人がこれだけいることが分かりました。

4 意見交換タイム​

10のグループに分かれて、グループごとに意見交換を行いました。草刈りの問題や利用料金の設定などが話題になったようです。

意見交換タイムが終わったあとも、活発な交流が行われました。

<参加者アンケート結果>

参加者アンケート結果から、以下の結果が得られました。

  • キャンプ場関係者同士の意見交換の場は貴重。継続開催を希望。
  • キャンプ場予約サイトの利用者データ分析に高い関心と納得感。
  • 参加者同士の意見交換を重要視。より長く、幅広い相手と話したい意向。
  • 3回目となり、貴重な時間を活かす運営を期待する意見が多くなった。

アンケート結果の詳細は、下記PDFをご覧ください。
キャンプ場管理者等の情報交換会1210参加者アンケート(集計結果) [PDFファイル/570KB]

(参考資料)
申込み時のアンケートでいただいたコメント一覧 [PDFファイル/270KB]

<まとめ>

今回、3回目となる「キャンプ場管理者等の情報交換会」を開催しました。前回同様アンケート結果は概ね好評でした。

情報交換会も数を重ねることで、参加者の期待が高まるとともに、改善意見が増えてきました。今後の展開に向けて、皆様の意見を活かしていきます!

今後も、キャンプ場の管理者同士の人的ネットワークづくりやキャンプ・アウトドア業界のトレンド情報を提供することを目的に、この情報交換会を続けていきます。応援よろしくお願いします。

(一般社団法人 新潟県アウトドア協会)
第3回 キャンプ場管理者等の情報交換会を開催しました
https://niigataoutdoor.or.jp/p/1298<外部リンク>

にいがたキャンプ市場活性化プロジェクトTOPページにもどる

<外部リンク>

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このページに関するお問い合わせ

長岡地域振興局 企画振興部
地域振興グループ
〒940-8567 長岡市沖田2丁目173番地2
Tel:0258-38-2507 Fax:0258-38-2548 メールでのお問い合わせはこちら

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