2025/01/06

2025年 年頭の辞

株式会社 神戸製鋼所 

2025年 年頭の辞

2025年1月6日

株式会社神戸製鋼所
代表取締役社長 勝川 四志彦

ご安全に。
KOBELCOグループの皆さん、明けましておめでとうございます。
新年にあたりご挨拶致します。

2024年の振り返り

2024年を振り返ると、様々なことがありました。

1月1日に発生した能登半島地震や、7月の秋田・山形県における記録的な大雨では自然の猛威、怖さを痛感しました。
改めて被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

その一方、明るいニュースも多くありました。
パリオリンピックで、日本は海外で開催されたオリンピックとしては過去最多のメダルを獲得し、またドジャーズ大谷選手は歴史的な活躍でシーズンを終え、ワールドシリーズを制覇しました。
日本中が大いに盛り上がったのではないでしょうか。

そしてコベルコ神戸スティーラーズは残念ながら昨シーズンは5位に終わりましたが、今シーズンこそは優勝出来るよう、奮闘中です。
皆さんからも、引き続き是非熱い応援をお願いします。

事業環境

KOBELCOグループの事業を取り巻く環境に目を向けると、こちらも様々な変化がありました。

不動産不況などによる中国経済の低迷、米国の大統領選挙、欧州市場におけるEV販売台数の急激な鈍化や、ロシア・ウクライナ戦争の長期化などが代表的なものですが、足元も日々多くの変化が起こっており、不確実性は益々大きくなっています。

今年も予測していない様々な変化があるかもしれません。

中期経営計画(2024~2026年度)

そのような環境の中、我々は昨年5月に2024年度から2026年度における新たな中期経営計画を発表し、「魅力ある企業への変革」を目標としました。

先ほど述べたように変化が多く、不確実性が大きくなっている環境ではありますが、私はそのような環境は多様な事業と大きなポテンシャルを持っているKOBELCOグループにとって、むしろ絶好のビジネスチャンスになると考えています。

中期経営計画における「KOBELCO-X」に込めた思いでもありますが、当社グループがどの様な新たな価値を世の中へ提供出来るのか、是非一人一人が既成概念にとらわれず、大いにコミニケーションし、そして良い意味で大いに妄想し、様々なかけ算で新たな変革を生み出して頂きたいと思います。

「魅力ある企業への変革」に向けて今年も進んでいきましょう。

お願い

そしてこの場を借りて改めて皆さんへお願いがあります。
「安全」と「コンプライアンス」は全てに優先され、企業存続の土台であることは皆さんもご承知の通りです。
土台が不安定では、魅力ある企業へ変革することは出来ません。
今一度皆さんご自身の行動を振り返って頂き、安全の確認、ルールの順守を徹底して下さい。

結び

最後になりますが、2025年は蛇年です。
蛇年は「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年」とされています。
Team KOBELCO全員で失敗を恐れず、果敢にチャレンジし、柔軟な発想で変革をもたらす年にしましょう。
2025年がKOBELCOグループの皆さんと、ご家族の皆さんにとって発展の年となることを祈念して私の年頭のご挨拶と致します。

ご安全に。

(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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