新年のご挨拶

2025.01.06

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
日頃から当社の活動をご支援賜りありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

当社が創業時より開発をしているHGF遺伝子治療用製品が、昨年、FDAからブレイクスルーセラピーの指定を受けることが出来ました。日本のバイオベンチャーでは初めての事です。今年は、これを糧に、米国での早期の承認獲得に向けてFDAとの交渉を進めて参ります。

また、この事を参考にしながら、そのほかの開発品NF-kBデコイオリゴDNA及びTie２受容体アゴニスト（AV-001）においても真に適切な適応症を見極め、世界戦略を立てる時期であると考えております。

一方、米国を中心にゲノム編集技術の進化は目を見張るものがあります。その中でもEmendobio社のゲノム編集技術OMNIテクノロジーはクリスパーキャスナインに負けないと確信していますので、国内外のシーズとマッチさせて総合的な観点から、他社と差別化できるこの技術を擁して新たな治療法の開発に挑みます。

その他、ACRLは希少遺伝性疾患検査のファーストランナーとして走ってきました。その価値は国内でも高く評価されています。今後も当社ならではのインテリジェント事業として発展させたいと考えております。

これまで、培ってきた技術、製品が花開く時期がいよいよ間近となってまいりました。
今年も全社一丸となって前進してまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

山田 英