異分野連携のきっかけ、ココにあり!
農林水産省プレスリリース
異分野連携のきっかけ、ココにあり!
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令和7年1月8日
農林水産省
~「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」を開催します~
農林水産省、経済産業省関東経済産業局及び独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部(以下「中小機構関東本部」という。)は、農林水産・食品分野におけるオープンイノベーションを促進するため、昨年度に引き続き、令和7年2月5日(水曜日)に「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」を開催します。大手企業の持つニーズと、中小企業やスタートアップ等の持つシーズをマッチングさせて、オープンイノベーションによる農林水産業・食品産業の振興を目指します。
1.概要
農林水産省、経済産業省関東経済産業局及び中小機構関東本部は、それぞれが持つオープンイノベーションの取組(『「知」の集積と活用の場』及び「オープンイノベーション・マッチングスクエア(OIMS)」)を連携させ、「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」(以下「OIチャレンジピッチ」)を開催します。
「OIチャレンジピッチ」では農林水産・食品分野の大手企業が各社の開発ニーズを発表し、「OIMS」上で中小企業・スタートアップ等からの提案を募集します。これにより、農林水産・食品分野の大手企業にとっては異分野も含めた連携パートナーとの協業のきっかけにしていただくとともに、中小企業・スタートアップ企業をはじめとした地域企業の新しい事業への挑戦の機会となることを期待します。
なお、昨年度開催した第3回「OIチャレンジピッチ」において、5社が登壇して10件の連携ニーズを発信した結果、147件のシーズ提案があり、45件の商談に繋がりました。多くの連携のきっかけとなり好評を得ましたので、今年も開催いたします。
2.プログラム
- 日時:令和7年2月5日(水曜日)15時00分から17時20分まで
- 形式:現地及びオンライン(Microsoft Teams)
- 場所:京橋エドグラン29階
- 所在地:東京都中央区京橋二丁目2番1号(https://www.edogrand.tokyo/access)
- 主催:農林水産省、経済産業省関東経済産業局
- 開催協力:独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部
- 対象:どなたでもご参加いただけます(企業、自治体、支援機関、地域金融機関、研究機関等)
- 申込方法:以下URLよりお申し込みください。
- 申込期限 令和7年2月4日(火曜日)12時00分
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/kanto01/food_oip_entry_r6
イベント当日までに入場用QRコードがご登録メールアドレスへ送付されます。
申込期限後は、当日現地での入館・参加登録手続きも可能です。
- プログラム
(ア)開会挨拶
(イ)オープンイノベーション・マッチングスクエアの紹介
(ウ)大手企業によるニーズ発表等
(エ)閉会挨拶
(オ)ネットワーキング(現地のみ)
- ピッチ登壇企業(五十音順)※当日までに内容変更する場合がございます。
企業名 | 発表予定テーマ・発表者 | キーワード |
ウェルネオシュガー株式会社 | 「環状オリゴ糖サイクロデキストランを活用したイノベーションについて」 ネオ機能性素材部 R&D課 近藤修啓 氏 |
用途探索、認知度の評価、包接技術、口腔内フローラ |
キユーピー株式会社 | 「キユーピー株式会社のオープンイノベーションにおけるパートナー探索」 研究開発本部 イノベーション創出プロジェクト 部長 河野純範 氏ほか |
用途探索、未利用資源活用、サステナブル、連続血糖測定技術、食のモニタリング、がんリスク判定、予防医療 |
三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 「サステナブルな食の開発や人と社会のウェルビーイングを支える素材や技術の共創」 事業本部 取締役執行役員 船見孝博 氏 |
用途探索、評価法確立、品質改良技術、栽培技術 |
TOPPAN株式会社 | 「コンパクトAI選果装置開発における協力企業の調査とニーズ調査」 TOPPANデジタル株式会社 事業開発センター ボーダレスイノベーション本部 プロダクトデザインチーム 課長 志賀敦 氏 |
装置開発、用途探索 |
日本ハム株式会社 | 「食品製造から発生する副産物等の有効利用について―食品以外への利用―」 グループ戦略推進事業部 次長 大西武 氏 |
アップサイクル、サステナビリティ、食物アレルギー |
UHA味覚糖株式会社 | 「企業連携で創り出す日本発の多機能性ブレインフード」 バイオ開発ディビジョン 執行役員 松川泰治 氏 |
ブレインフード、大豆ペプチド、機能性表示食品、企業連携 |
- 取組紹介企業・団体
上記ニーズ発信の他、以下2者から取組をご紹介いただきます。
・TNOオランダ応用科学研究機構
テーマ:「パーソナライズされた健康と食の未来(仮)」
発表者:ハイテク・インダストリー部門 日本担当マネージャー 稲子みどり 氏
・artience株式会社
テーマ:「東洋インキSCHDからartienceへ(仮)」
発表者:インキュベーションセンター 所長 高橋隼人 氏
- 連携イメージ
3.関連情報
- 『「知」の集積と活用の場』について
農林水産省は、農林水産業・食品産業分野に異分野の知識・技術・アイディアを導入し、産学連携でのオープンイノベーションを目指す取組「『知』の集積と活用の場」を推進しています。この取組を行う場である「産学官連携協議会」には、令和6年3月末時点で、4,854の企業、大学・研究機関、生産者等が会員として参加しており、会員間で180の研究開発プラットフォームが形成され、オープンイノベーションによる研究開発、ビジネス化が行われてきました。
令和7年2月14日(金曜日)には、協議会内での社会実装に向けた取組を紹介し、ネットワーク形成促進を目的とする「ポスターセッション・成果報告会」を開催します。こちらも併せてご活用ください。
https://www.knowledge.maff.go.jp/(産学官連携協議会サイトへ) - 「オープンイノベーション ・マッチングスクエア(OIMS)」について
経済産業省関東経済産業局及び中小機構では、オープンイノベーションを通じた新たな価値創出のため、共同開発・協業ニーズを発信する共創サイトOIMSを運営しています。これまで640件のニーズ発信に対して7,068件の提案があり、1,313件の商談を実施することで、地域企業の新事業創出を支援してきました(各件数は、令和6年3月末時点での数字)。
https://jgoodtech2.smrj.go.jp/lp/oi-matchingsquare(ジェグテックサイトへ) - 「ジェグテック」について
ジェグテックは、日本の中小企業と国内大手企業・海外企業をつなぐビジネスマッチングサイトです。中小機構が運営しており、国内外の企業へ情報を発信し、最適なビジネスパートナーを見つけ、製品開発や新規取引に結びつけられるように登録企業を支援しています。
https://jgoodtech.smrj.go.jp/pub/ja/(中小機構サイトへ)
お問合せ先
(「知」の集積と活用の場について)農林水産省
農林水産技術会議事務局 研究推進課 産学連携室
担当者:栗本、菅
代表:03-3502-8111(内線5894)
ダイヤルイン(直通):03-3502-5530
(OIチャレンジピッチ、OIMSについて)
経済産業省
関東経済産業局 地域経済部 産業技術革新課
担当者:濵口、大西、岡安、江原
ダイヤルイン(直通):048-600-0237
(ジェグテックについて)
独立行政法人中小企業基盤整備機構
関東本部 企業支援部 支援推進課
担当者:橋本、高橋
ダイヤルイン(直通):03-5470-1638