ルシッド社が新型電動SUV『Lucid Gravity』の生産を開始、パナソニック エナジーの最新世代の車載用リチウムイオン電池を搭載
パナソニック ホールディングスパナソニック エナジー株式会社
2025 年 1 月 7 日
ルシッド社が新型電動 SUV『Lucid Gravity』の生産を開始、
パナソニック エナジーの最新世代の車載用リチウムイオン電池を搭載
~最新世代の高性能セル採用により、圧倒的な航続距離、走行性能、快適性を実現~
パナソニック エナジー株式会社(本社:大阪府守口市、社長:只信一生、以下 パナソニック エナジー)と米国の電気自動車(EV)メーカーである Lucid Group, Inc (本社:カリフォルニア州ニューアーク、CEO:Peter Rawlinson、以下 ルシッド) は、このたび生産を開始したルシッドの新型電動 SUV、Lucid Gravity Grand Touring(ルシッド・グラビティ・グランド・ツーリング)にパナソニック エナジーの車載用円筒形リチウムイオン電池が搭載されたことを発表しました。この車両は、両社の技術の融合により、優れた航続距離、高い走行性能、そして広々とした車内空間を実現した革新的な SUV です。
Lucid Gravity は、ルシッドの先進技術により、中型 SUV の外形サイズでありながらフルサイズ SUV の広い車内空間を誇り、最大約 3.3 ?の荷室容量※1を有し、3 列シートで 7 名が乗車できる優れた積載性を備えています。Lucid Gravity Grand Touring は、828 馬力、時速 60 マイル(約 96km)まで僅か 3.5 秒未満で加速できるスポーツカーのような走行性能を誇るほか、競合他社より最大 40%小型化されたコンパクトなバッテリーパックでありながら、EPA(米国環境保護庁)推定で最大約 450 マイル(約 724km)※2の航続距離を持つ、EV の新たな可能性を示す革新的なモデルです。
これらの Lucid Gravity の優れた性能は、パナソニック エナジーの最新世代の円筒形リチウムイオン電池2170 セルによって実現されており、セルのエネルギー密度は 800Wh/L 超と業界最高水準を誇ります。Lucid Gravity は、この高性能な最新世代 2170 セルを量産に採用する初めての車両の一つとなります。パナソニック エナジーの小型で高エネルギー密度かつ高出力のセルは、安全性、急速充電、走行性能、バッテリー寿命などに関するルシッドの高い要求水準を満たし、ルシッド独自のパワートレインシステムを更に強化しました。
また、パナソニック エナジーは、リチウムイオン電池業界のグローバルリーダーとして、電池生産における高い品質と安全性を有しています。同社は、EV300 万台分に相当する約 150 億個の車載用円筒形リチウムイオン電池を供給※3し、その間、同社の電池に起因するリコールは一切発生していません。この実績は、パナソニック エナジーの品質と安全への揺るぎないコミットメントを示しています。
パナソニック エナジーとルシッドのパートナーシップは、2022 年に車載用円筒形リチウムイオン電池の供給契約を締結したことに始まりました。パナソニック エナジーの電池は、Lucid Air Pure に搭載され、この実績により、このたび後続の Lucid Gravity にも電池が採用されました。2024 年 12 月にアリゾナ州の工場で生産が開始された Lucid Gravity Grand Touring(販売価格 9 万 4,900 米ドル~※4)、2025 年末に発売が予定されている Lucid Gravity Touring(販売価格 7 万 9,900 米ドル~)の両モデルともパナソニック エナジーの 2170 セルが搭載される予定です。この 2170 セルは現在日本で生産されていますが、将来的には現在建設中のパナソニック エナジーのカンザス工場で生産される計画です。
ルシッドの CEO 兼 CTO の Peter Rawlinson は、「Lucid Gravity は、一切妥協のない、革新的な SUV です。フルサイズ SUV の広い室内空間、スポーツカーのような性能と極上の快適性、さらに EPA 推定最大約450 マイルの航続距離という、これまで実現不可能だった特性を一つの形にしました。私たちは、先進的な技術とパナソニック エナジーとの協業を通じて、他社と比較して驚くほど小型のバッテリーパックを実現しました。これは貴重な資源を守るうえで非常に重要な要素です。持続可能なモビリティをすべての人々のためにさらに推進していく中で、パナソニック エナジーとの協業が今後も続くことを楽しみにしています」と述べています。
パナソニック エナジー社長の只信一生は、「この度は、ルシッドとの再びの協業を大変嬉しく思っています。高性能なパナソニック エナジーのセルとルシッドの技術を組み合わせることにより、当社の円筒形リチウムイオン電池の特性を最大限に引き出すことができ、その結果、これまでにない性能と航続距離を持つ電動 SUV が実現しました。これは、EV 業界における新たなスタンダードの確立と、『幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現』を目指す当社の継続的な取り組みを示すものです」と話しています。
※1:2列シート、5人乗りの場合 ※2:Lucid Gravity Grand Touring(20”F/21”Rホイール装着、2列シート、5人乗り)のEPA推定航続距離は約450マイル(約724km)。Lucid Gravity TouringのEPA推定航続距離は後日公表予定。航続距離やバッテリーパワーは、気温、運転習慣、充電、バッテリーの状態によって変化するため実際の結果は異なる ※3:2023年12月時点の累計セル出荷実績 ※4:米国市場のみの価格。税金、権利書、ライセンス、オプション、目的地、その他諸費用を除く
以上
2025 年 1 月 7 日
ルシッド社が新型電動 SUV『Lucid Gravity』の生産を開始、
パナソニック エナジーの最新世代の車載用リチウムイオン電池を搭載
~最新世代の高性能セル採用により、圧倒的な航続距離、走行性能、快適性を実現~
パナソニック エナジー株式会社(本社:大阪府守口市、社長:只信一生、以下 パナソニック エナジー)と米国の電気自動車(EV)メーカーである Lucid Group, Inc (本社:カリフォルニア州ニューアーク、CEO:Peter Rawlinson、以下 ルシッド) は、このたび生産を開始したルシッドの新型電動 SUV、Lucid Gravity Grand Touring(ルシッド・グラビティ・グランド・ツーリング)にパナソニック エナジーの車載用円筒形リチウムイオン電池が搭載されたことを発表しました。この車両は、両社の技術の融合により、優れた航続距離、高い走行性能、そして広々とした車内空間を実現した革新的な SUV です。
Lucid Gravity は、ルシッドの先進技術により、中型 SUV の外形サイズでありながらフルサイズ SUV の広い車内空間を誇り、最大約 3.3 ?の荷室容量※1を有し、3 列シートで 7 名が乗車できる優れた積載性を備えています。Lucid Gravity Grand Touring は、828 馬力、時速 60 マイル(約 96km)まで僅か 3.5 秒未満で加速できるスポーツカーのような走行性能を誇るほか、競合他社より最大 40%小型化されたコンパクトなバッテリーパックでありながら、EPA(米国環境保護庁)推定で最大約 450 マイル(約 724km)※2の航続距離を持つ、EV の新たな可能性を示す革新的なモデルです。
これらの Lucid Gravity の優れた性能は、パナソニック エナジーの最新世代の円筒形リチウムイオン電池2170 セルによって実現されており、セルのエネルギー密度は 800Wh/L 超と業界最高水準を誇ります。Lucid Gravity は、この高性能な最新世代 2170 セルを量産に採用する初めての車両の一つとなります。パナソニック エナジーの小型で高エネルギー密度かつ高出力のセルは、安全性、急速充電、走行性能、バッテリー寿命などに関するルシッドの高い要求水準を満たし、ルシッド独自のパワートレインシステムを更に強化しました。
また、パナソニック エナジーは、リチウムイオン電池業界のグローバルリーダーとして、電池生産における高い品質と安全性を有しています。同社は、EV300 万台分に相当する約 150 億個の車載用円筒形リチウムイオン電池を供給※3し、その間、同社の電池に起因するリコールは一切発生していません。この実績は、パナソニック エナジーの品質と安全への揺るぎないコミットメントを示しています。
パナソニック エナジーとルシッドのパートナーシップは、2022 年に車載用円筒形リチウムイオン電池の供給契約を締結したことに始まりました。パナソニック エナジーの電池は、Lucid Air Pure に搭載され、この実績により、このたび後続の Lucid Gravity にも電池が採用されました。2024 年 12 月にアリゾナ州の工場で生産が開始された Lucid Gravity Grand Touring(販売価格 9 万 4,900 米ドル~※4)、2025 年末に発売が予定されている Lucid Gravity Touring(販売価格 7 万 9,900 米ドル~)の両モデルともパナソニック エナジーの 2170 セルが搭載される予定です。この 2170 セルは現在日本で生産されていますが、将来的には現在建設中のパナソニック エナジーのカンザス工場で生産される計画です。
ルシッドの CEO 兼 CTO の Peter Rawlinson は、「Lucid Gravity は、一切妥協のない、革新的な SUV です。フルサイズ SUV の広い室内空間、スポーツカーのような性能と極上の快適性、さらに EPA 推定最大約450 マイルの航続距離という、これまで実現不可能だった特性を一つの形にしました。私たちは、先進的な技術とパナソニック エナジーとの協業を通じて、他社と比較して驚くほど小型のバッテリーパックを実現しました。これは貴重な資源を守るうえで非常に重要な要素です。持続可能なモビリティをすべての人々のためにさらに推進していく中で、パナソニック エナジーとの協業が今後も続くことを楽しみにしています」と述べています。
パナソニック エナジー社長の只信一生は、「この度は、ルシッドとの再びの協業を大変嬉しく思っています。高性能なパナソニック エナジーのセルとルシッドの技術を組み合わせることにより、当社の円筒形リチウムイオン電池の特性を最大限に引き出すことができ、その結果、これまでにない性能と航続距離を持つ電動 SUV が実現しました。これは、EV 業界における新たなスタンダードの確立と、『幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現』を目指す当社の継続的な取り組みを示すものです」と話しています。
※1:2列シート、5人乗りの場合 ※2:Lucid Gravity Grand Touring(20”F/21”Rホイール装着、2列シート、5人乗り)のEPA推定航続距離は約450マイル(約724km)。Lucid Gravity TouringのEPA推定航続距離は後日公表予定。航続距離やバッテリーパワーは、気温、運転習慣、充電、バッテリーの状態によって変化するため実際の結果は異なる ※3:2023年12月時点の累計セル出荷実績 ※4:米国市場のみの価格。税金、権利書、ライセンス、オプション、目的地、その他諸費用を除く
以上