地域の持続可能な発展と資金循環を目指した取り組み～「株式会社 Staple」との協業について～

2025 年1月21日
三井住友信託銀行株式会社

地域の持続可能な発展と資金循環を目指した取り組み
～「株式会社 Staple」との協業について～

三井住友信託銀行株式会社（取締役社長：大山 一也、以下「当社」）と株式会社Staple（代表取締役：岡 雄大、以下「Staple」）は、地域の持続可能な発展と資金循環を目指しGOOD SOIL 株式会社（以下、「GOOD SOIL」）を設立しましたのでお知らせいたします。

1. 設立の背景と目的

当社は、「社会的価値創出と経済的価値創出の両立」を経営の根幹に据え、社会課題解決型の新たな金融仲介機能を発揮することで、地域経済の中軸を担う自治体、大学、企業などのステークホルダーを有機的に繋ぎ、地域のエコシステムを構築していくことを目指しています。

Staple は、広島県尾道市瀬戸田をはじめとする地域で「徒歩20分圏内のご近所」という小さな単位に着目し、その場の歴史や風土、資産を生かした独自のアプローチでホテル開発・運営をはじめとしたまちづくりを行うソフトデベロッパーです。民家を活用したホテル、地元食材を使った飲食店、ワークスペースなどを中心とした小規模・連続的な開発によって地域内外の接点となることで、地域に関係する人口の増加、地域住民との共創、あるいはグローバルレベルでの認知度の向上等の成果を生み出しています。

三井住友トラストグループは、「託された未来をひらく」をパーパス（存在意義）に掲げ、人生100年時代における個人の資産形成へ貢献するため、多様な投資機会の提供や市場の創出・拡大に向けた取り組みを進めています。今回のStapleとのGOOD SOIL設立は、瀬戸田などでの成功事例を仕組み化し、さらに当社の金融仲介機能を融合することで他地域に展開、新たな投資機会の提供を目指します。

2. 設立会社概要

地元が誇る産業・資産とそこで働く人々が、寛いだり、さらに情報や考えを交わしたりするのに集まれる土壌になるという意図を込めてGOOD SOILという会社名を採用しました。地域でさまざまな人や情報が繋がり、その繋がりが他地域・グローバルにも拡大しながら、地域に循環していくモデルを目指します。

会社名 GOOD SOIL 株式会社
設立 2025 年1月
代表者 岡 雄大
株主 株式会社Staple、三井住友信託銀行株式会社

以 上