株式会社EduCareとの資本業務提携に関する基本契約書締結のお知らせ
株式会社 ＦＣＥ2025 年９月４日
株 式 会 社 Ｆ Ｃ Ｅ
株式会社EduCareとの資本業務提携に関する基本契約書締結のお知らせ
～人的資本の価値向上×教育ファイナンスの展開と、J-KISS投資の新スタイル確立へ～
当社は、2025年９月４日開催の取締役会において、株式会社EduCare（以下「EduCare社」といいます。）との間で、将来的な資本業務提携（以下「本提携」といいます。）の可能性について、相互の理解と信頼関係を深めながら検討を進めていくことを目的とした基本契約書（以下「本基本契約書」といいます。）を締結することを決議いたしました。
本基本契約書に基づき、両社は今後、教育ファイナンス分野における新たな価値創出に向けて対話を重ね、協業のあり方を共に模索してまいります。なお、本提携に関する具体的な施策や出資の実施については、今後の協議を通じて慎重に検討してまいります。
１．本契約の背景と内容
当社は「『主体性』×『生産性』で人的資本の最大化に貢献する」というミッションのもと、教育研修事業において７つの習慣×セルフコーチングプログラムを中心に、個人の主体性や成長意欲を高める取り組みを展開しています。一方、EduCare社は「学ぶ人のための新しい金融機関をつくる」を掲げ、教育と金融を組み合わせることで学びに伴う経済的負担を援助し、誰もが将来を見据えて学びに取り組める社会の実現を目指しています。
今回の基本契約は、当社のセルフコーチング事業を中心とした人的資本の価値向上と、EduCare社の教育ファイナンスによる経済的支援を組み合わせ、「人の価値向上」と「学びの機会確保」を一体的に実現する新たな挑戦です。
特にEduCare社が提唱する独自の「教育ROI(TM)※1」の考え方に基づき、学びに係る費用（分母）を教育ファイナンスによって補助し、将来のキャリアリターン（分子）を当社の７つの習慣×セルフコーチングで押し上げる仕組みを両社で構築します。これにより、教育ROIを分母・分子双方から高め、学習投資の成果を最大化する新しいモデルの確立を目指します。
具体的な協業内容については今後の協議を通じて幅広く検討してまいります。
さらに、本提携を象徴するもう一つの挑戦が、当社による J-KISS 型新株予約権※2 を活用した上限4,000 万円での出資検討（10月目途）です。J-KISSは、出資段階では企業価値評価を行わず、将来の資金調達ラウンドにおいて再度評価を行った上で、投資家があらかじめ定められた割引率に基づき株式を取得できる仕組みとして普及していますが、本件はそれにとどまりません。事業提携を通じて投資先の事業拡大を直接的に後押しし、その成果を将来の企業価値に反映させていくという新しい投資の活用スタイルを切り拓くものです。
すなわち本件は、「評価を待つ」従来型の使い方ではなく、「事業シナジーを通じて企業価値を育てていく」挑戦的なJ-KISSモデルであり、当社の掲げる「チャレンジあふれる未来をつくる」というパーパスを体現する取り組みでもあります。
※1教育ROI(TM)（Return on Investment）：学生が希望する専門職に就職できた時の初任給や賃金の伸び率等を「将来リターン」とし、それを学費で除して計算する、将来価値を定量的に可視化できる指標
※2 J-KISS 型新株予約権：スタートアップの資金調達に用いられる有償の転換価格調整型新株予約権であり、出資段階では企業価値評価を行わず、将来の資金調達ラウンドにおいて再度評価を行った上で、投資家があらかじめ定められた条件に基づき株式を取得できる仕組みです。
２．株式会社EduCareの事業概要
①大学生向け：教育ファイナンスプラットフォーム事業
独自指標「教育ROI(TM)（Return on Investment）」を活用し、学費に対する将来の初任給や賃金上昇といった将来リターンを定量的に分析。学生、金融機関、事業会社、学校をつなぐ「教育ファイナンスのプラットフォーム」を構築し、柔軟かつ合理的な融資判断を支援。
②社会人向け：リスキリングローン事業
スキルアップや学び直しを志す若手社会人に対し、審査の柔軟性・スピード・利便性・商品の多様性を兼ね備えたローンを提供し、リスキリング支援に特化した金融サービスを展開。
３．資本提携（出資）の概要
本件はJ-KISS型新株予約権の取得による出資となる予定です。
（１）新株予約権の名称 J-KISS 型新株予約権
（２）払込金額 40 百万円を上限
（３）EduCare社株主総会決議日 2025 年9月12日（予定）
（４）払込期日 2025 年10月1日（予定）
（注） 本出資は2025年10月1日を予定しておりますが、EduCare社の株主総会決議など必要な決議・手続きを経たうえで正式に実施される予定です
４．出資先の概要
（１） 名称 株式会社EduCare
（２） 所在地 東京都中央区日本橋茅場町一丁目8番1号 FinGATE KAYABA 2階
（３） 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 村上健太
（４） 事業内容 大学生向け教育ファイナンスプラットフォーム事業および社会人向けリスキリングローン事業の開発・提供
（５） 資本金 10,000,000 円（2025 年６月時点）
（６） 設立年月日 2022 年６月30日
（７） 当社との関係 （2025 年９月４日現在）
資本関係 該当事項はありません。
人的関係 該当事項はありません。
取引関係 該当事項はありません。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
５．日程
（１）取締役会決議日 2025 年９月４日
（２）本基本契約書の締結日 2025 年９月４日
（３）新株予約権取得日 2025 年10月１日（予定）
６．今後の見通し
本提携が当社の2025年９月期の連結業績に与える影響につきましては現時点では軽微です。また、個別の業務提携に関する契約及び資本提携契約の締結など今後開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。
株式会社 FCE
設立：2017 年 ４ 月 21 日
代表取締役社長：石川淳悦
証券コード：9564
本社：東京都新宿区西新宿２－４－１ 新宿NSビル 9階/10 階
事業内容：DX 推進事業、教育研修事業、出版事業
URL：https://fce-hd.co.jp/
当社は「チャレンジあふれる未来をつくる」というパーパスのもと、『主体性』×『生産性』で人的資本の最大化に貢献することを使命とし、DX 推進事業と教育研修事業を展開しています。
【最強の IT ツール】として約 7300 製品中第 1 位（※）を獲得した「RPA ロボパット DX
（https://fcepat.co.jp/）」、社員教育を一つで完結できる定額制オンライン教育システム「 Smart Boarding（https://smartboarding.net/）」、世界 4000 万部、国内 260 万部発刊の世界的ベストセラー『７つの習慣』の出版（https://fce-publishing.co.jp/）、そして生成 AI 業務の生産性を爆発的に向上させる「FCEプロンプトゲート（https://go.fce-promptgate.com/）」、など中小企業から大企業まで、また全国の自治体や教育機関を対象に幅広く事業を行っております。
※ ITreview Best Software in Japan2023 より
IR に関する情報はこちらから
Web サイト：https://fce-hd.co.jp/ir/
note：https://note.com/fce_ir
株 式 会 社 Ｆ Ｃ Ｅ
株式会社EduCareとの資本業務提携に関する基本契約書締結のお知らせ
～人的資本の価値向上×教育ファイナンスの展開と、J-KISS投資の新スタイル確立へ～
当社は、2025年９月４日開催の取締役会において、株式会社EduCare（以下「EduCare社」といいます。）との間で、将来的な資本業務提携（以下「本提携」といいます。）の可能性について、相互の理解と信頼関係を深めながら検討を進めていくことを目的とした基本契約書（以下「本基本契約書」といいます。）を締結することを決議いたしました。
本基本契約書に基づき、両社は今後、教育ファイナンス分野における新たな価値創出に向けて対話を重ね、協業のあり方を共に模索してまいります。なお、本提携に関する具体的な施策や出資の実施については、今後の協議を通じて慎重に検討してまいります。
１．本契約の背景と内容
当社は「『主体性』×『生産性』で人的資本の最大化に貢献する」というミッションのもと、教育研修事業において７つの習慣×セルフコーチングプログラムを中心に、個人の主体性や成長意欲を高める取り組みを展開しています。一方、EduCare社は「学ぶ人のための新しい金融機関をつくる」を掲げ、教育と金融を組み合わせることで学びに伴う経済的負担を援助し、誰もが将来を見据えて学びに取り組める社会の実現を目指しています。
今回の基本契約は、当社のセルフコーチング事業を中心とした人的資本の価値向上と、EduCare社の教育ファイナンスによる経済的支援を組み合わせ、「人の価値向上」と「学びの機会確保」を一体的に実現する新たな挑戦です。
特にEduCare社が提唱する独自の「教育ROI(TM)※1」の考え方に基づき、学びに係る費用（分母）を教育ファイナンスによって補助し、将来のキャリアリターン（分子）を当社の７つの習慣×セルフコーチングで押し上げる仕組みを両社で構築します。これにより、教育ROIを分母・分子双方から高め、学習投資の成果を最大化する新しいモデルの確立を目指します。
具体的な協業内容については今後の協議を通じて幅広く検討してまいります。
さらに、本提携を象徴するもう一つの挑戦が、当社による J-KISS 型新株予約権※2 を活用した上限4,000 万円での出資検討（10月目途）です。J-KISSは、出資段階では企業価値評価を行わず、将来の資金調達ラウンドにおいて再度評価を行った上で、投資家があらかじめ定められた割引率に基づき株式を取得できる仕組みとして普及していますが、本件はそれにとどまりません。事業提携を通じて投資先の事業拡大を直接的に後押しし、その成果を将来の企業価値に反映させていくという新しい投資の活用スタイルを切り拓くものです。
すなわち本件は、「評価を待つ」従来型の使い方ではなく、「事業シナジーを通じて企業価値を育てていく」挑戦的なJ-KISSモデルであり、当社の掲げる「チャレンジあふれる未来をつくる」というパーパスを体現する取り組みでもあります。
※1教育ROI(TM)（Return on Investment）：学生が希望する専門職に就職できた時の初任給や賃金の伸び率等を「将来リターン」とし、それを学費で除して計算する、将来価値を定量的に可視化できる指標
※2 J-KISS 型新株予約権：スタートアップの資金調達に用いられる有償の転換価格調整型新株予約権であり、出資段階では企業価値評価を行わず、将来の資金調達ラウンドにおいて再度評価を行った上で、投資家があらかじめ定められた条件に基づき株式を取得できる仕組みです。
２．株式会社EduCareの事業概要
①大学生向け：教育ファイナンスプラットフォーム事業
独自指標「教育ROI(TM)（Return on Investment）」を活用し、学費に対する将来の初任給や賃金上昇といった将来リターンを定量的に分析。学生、金融機関、事業会社、学校をつなぐ「教育ファイナンスのプラットフォーム」を構築し、柔軟かつ合理的な融資判断を支援。
②社会人向け：リスキリングローン事業
スキルアップや学び直しを志す若手社会人に対し、審査の柔軟性・スピード・利便性・商品の多様性を兼ね備えたローンを提供し、リスキリング支援に特化した金融サービスを展開。
３．資本提携（出資）の概要
本件はJ-KISS型新株予約権の取得による出資となる予定です。
（１）新株予約権の名称 J-KISS 型新株予約権
（２）払込金額 40 百万円を上限
（３）EduCare社株主総会決議日 2025 年9月12日（予定）
（４）払込期日 2025 年10月1日（予定）
（注） 本出資は2025年10月1日を予定しておりますが、EduCare社の株主総会決議など必要な決議・手続きを経たうえで正式に実施される予定です
４．出資先の概要
（１） 名称 株式会社EduCare
（２） 所在地 東京都中央区日本橋茅場町一丁目8番1号 FinGATE KAYABA 2階
（３） 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 村上健太
（４） 事業内容 大学生向け教育ファイナンスプラットフォーム事業および社会人向けリスキリングローン事業の開発・提供
（５） 資本金 10,000,000 円（2025 年６月時点）
（６） 設立年月日 2022 年６月30日
（７） 当社との関係 （2025 年９月４日現在）
資本関係 該当事項はありません。
人的関係 該当事項はありません。
取引関係 該当事項はありません。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
５．日程
（１）取締役会決議日 2025 年９月４日
（２）本基本契約書の締結日 2025 年９月４日
（３）新株予約権取得日 2025 年10月１日（予定）
６．今後の見通し
本提携が当社の2025年９月期の連結業績に与える影響につきましては現時点では軽微です。また、個別の業務提携に関する契約及び資本提携契約の締結など今後開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。
株式会社 FCE
設立：2017 年 ４ 月 21 日
代表取締役社長：石川淳悦
証券コード：9564
本社：東京都新宿区西新宿２－４－１ 新宿NSビル 9階/10 階
事業内容：DX 推進事業、教育研修事業、出版事業
URL：https://fce-hd.co.jp/
当社は「チャレンジあふれる未来をつくる」というパーパスのもと、『主体性』×『生産性』で人的資本の最大化に貢献することを使命とし、DX 推進事業と教育研修事業を展開しています。
【最強の IT ツール】として約 7300 製品中第 1 位（※）を獲得した「RPA ロボパット DX
（https://fcepat.co.jp/）」、社員教育を一つで完結できる定額制オンライン教育システム「 Smart Boarding（https://smartboarding.net/）」、世界 4000 万部、国内 260 万部発刊の世界的ベストセラー『７つの習慣』の出版（https://fce-publishing.co.jp/）、そして生成 AI 業務の生産性を爆発的に向上させる「FCEプロンプトゲート（https://go.fce-promptgate.com/）」、など中小企業から大企業まで、また全国の自治体や教育機関を対象に幅広く事業を行っております。
※ ITreview Best Software in Japan2023 より
IR に関する情報はこちらから
Web サイト：https://fce-hd.co.jp/ir/
note：https://note.com/fce_ir