2025/11/06

日本IBMの戦略パートナーとして「watsonx」を活用したAI駆動開発体制をフィリピンで構築に関するお知らせ

株式会社 Ubicomホールディングス 

2025年 11月 6 日
株式会社Ubicomホールディングス

「watsonx※」を活用したAI駆動開発体制をフィリピンで構築
~日本IBM戦略パートナーとしての技術優位性を活かし、生成AI領域での競争力を強化~


株式会社Ubicomホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社?:青木正之、証券コード:3937 以下「当社」)は、課題先進国といわれる日本の社会課題を、革新的なITソリューションによって解決するビジネスモデルを提供してまいりました。

当社は、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下「日本IBM」)のIBM戦略パートナーとして、同社が有するビジネスAIプラットフォーム「watsonx」を活用し、当社フィリピン拠点においてAI駆動開発体制を構築いたします。これにより、「時間」と「人数」に依存しない開発体制を確立し、生産性の向上と付加価値の創出を両立します。高い利益率と高付加価値型の収益モデルを実現するとともに、クライアントに対しても「スピード」「品質」「コスト」のバランスに優れたソリューションを提供することが可能となります。本取組は、テクノロジーコンサルティング事業の中核施策として位置付けており、watsonxの活用は単なる技術的取組にとどまらず、当社の次世代成長を牽引する戦略的ドライバーとして重要な役割を担います。また、当社が日本IBMより戦略パートナーとして選定され、watsonxの中核技術を担う開発体制と人材を有することは、当社の技術的優位性と信頼性の証であると考えています。

※watsonxは、米国やその他の国におけるInternational Business Machines Corporationの商標または登録商標です。

1. 背景と目的

近年、生成AIの急速な進展により、従来型の人月課金モデルから脱却し、成果課金やマネージドサービスを通じて高付加価値を提供する新たな事業機会が生まれています。また、当社は以前より、AI人材の教育及びビジネスモデル構築に着手してまいりました。この度、日本IBMとの長年にわたるパートナーシップのもと、当社の強みである、英語及び日本語に堪能な、若く優秀なエンジニア人材を活用し、英語圏で獲得したwatsonxのAIナレッジを日本語化のうえ、多数のクライアント(日本企業)の開発体制に最適化した形で提供してまいります。設計・開発・検証などの各プロセスにAIを組み込み、コード生成・レビュー・テストの自動化、再利用可能なAIモデルやテンプレートによる効率化、エンジニア知見をAIに蓄積・反映するナレッジサイクルの自動化などを推進します。これにより、開発工数削減し生産性の高い開発体制を実現します。

2. 今後の展開

当社はAIを活用した開発プロセスの革新を目的に、継続的に投資し、テクノロジーコンサルティング事業を中心とした中長期的な収益拡大と企業価値の向上を目指してまいります。今後はフィリピン拠点でのAI教育・実務研修カリキュラムの拡充、AI活用による開発プロセスの自動化・品質向上・リスク低減等の施策を段階的に展開してまいります。これにより、watsonxをはじめとした生成AIプラットフォームを活用した「開発×AI×コンサルティング」の融合モデルを実現し、生成AI領域における競争力を一層強化し、日本IBMの戦略パートナーとして、日本市場におけるAIソリューション展開を加速してまいります。

3. watsonxとは

企業が生成AIの基盤モデルを安全かつ効率的に導入・運用できるIBMのビジネスAIプラットフォームであり、モデル開発環境(watsonx.ai)、データ統合基盤(watsonx.data)、AIガバナンス機能(watsonx.governance)の3要素から構成されています。クローズド環境でデータを保護し、外部モデルへの情報流出を防ぐ設計により、安全性と柔軟性を両立した企業向けAI基盤です。これにより、当社は、安全性と信頼性を確保した形でエンタープライズ向けのAI駆動開発体制を整えていきます。

4. 当社 株式会社Ubicom ホールディングスについて

当社は、時代の先を見据え、社会課題の解決に資するITソリューションを創造する、唯一無二のビジネスイノベーションカンパニーであり続けることを企業理念に掲げ、メディカル事業とテクノロジーコンサルティング事業という成長性の高い事業を展開しています。

メディカル事業は、AI×サブスクモデルを活用した病院・クリニック向け経営支援ITソリューションのパイオニアとして、医師の働き方改革を支援するレセプト点検システム「MightyChecker® EX」や、電子カルテ連携システム「Mighty QUBE® Hybrid」などを提供しています。30年以上にわたり構築した約 22,000超の医療機関の顧客基盤・医療データベース・知財を活用し、新たなプラットフォームビジネスを拡大。生命保険・損害保険会社向け「保険ナレッジプラットフォーム」の提供も開始いたしました。

テクノロジーコンサルティング事業においては、フィリピンを拠点とした30年以上のオフショア開発実績のもと、900名以上の英語・日本語に堪能な優秀なグローバルIT人材の採用・育成を行い、AI・IoTを活用し医療・金融/公共・自動車(EV)・モバイル・不動産等の多岐に渡る業界をサポートしています。さらに、当社テクノロジーコンサルティング事業における中核モデルとして、フィリピン拠点におけるAI駆動開発体制を構築してまいります。

以上

・商 号: 株式会社 Ubicom ホールディングス
・代 表 者: 代表取締役社長 青木 正之
・設 立: 2005 年 12 月8日
・所 在 地: 〒102-0082 東京都千代田区一番町 21 一番町東急ビル7F
・事業内容: 日本全国の病院・クリニックにレセプト点検、医療安全支援、データ分析、 クラウドサービス、開発支援、コンサルティング等の医療 IT ソリューションを提供 長年の実績を誇る組込みソフトウェア / アプリケーション開発、テスト/品質保証 サービスの他、近年では 3A 技術(AI 人工知能 / Analytics 分析 / Automation/ RPA 自動化)を搭載した独自のソリューション開発
・U R L : https://www.ubicom-hd.com/

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