2025/11/18

「DX戦略」の策定・発表について

神鋼鋼線工業 株式会社 

025 年11月18日
神鋼鋼線工業株式会社

「DX戦略」の策定・発表について

神鋼鋼線工業株式会社(代表取締役社長 北山修二)は、全社的なデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、持続可能な成長とお客様への新たな価値提供を目指すため、「DX戦略」を策定し、本日発表しました。

DX 戦略の基本方針

当社は、KOBELCOグループで培った変⾰の知⾒とデジタル技術を融合し、神鋼鋼線工業としての独⾃性と現場⼒を活かして、3つの変⾰に取り組みます。

1. 生産の⾰新 ― スマートファクトリーの実現へ

3 つの工場の知⾒とデータを繋ぎ、生産計画の⾃動化と全体最適化を実現。⾼品質・⾼効率なモノづくりを追求します。

2. 営業の深化 ― お客様の真のパートナーへ

データとデジタル技術を駆使し、お客様のニーズを先読みした「価値ある提案」を、誰でも、どこでも、迅速かつ的確にお応えできる営業組織へと深化します。

3. 経営基盤の強化 ― 人と組織の成長

経営戦略と人事戦略を統合し、データに基づいた人材育成と配置を実現。社員⼀人ひとりの成長で、会社の成長を加速します。

神鋼鋼線工業は、DXを原動⼒に社会課題の解決と新たな価値創出に挑戦し、今後も持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
神鋼鋼線工業株式会社
TEL:06-6411-1051 https://www.shinko-wire.co.jp/contact.html

神鋼鋼線⼯業DX戦略

トップメッセージ︓変⾰への決意

代表取締役社⻑ 北⼭ 修⼆

私たち神鋼鋼線グループは、神鋼鋼線ミッション「社会が前に進むために『なくてはならない価値』を提供し続ける」を実現し、長期的な企業価値向上に向けて、サステナビリティ経営を中心に据えた経営戦略を推進しています。その中で、当社は5つのマテリアリティを特定し、その一つとして「DX(デジタル変革)の推進」を掲げています。

本DX戦略は、単なるデジタル化にとどまりません。生産、営業、そして組織のあり方そのものを見直し、「生産性」と「提供価値」を劇的に向上させるための経営戦略そのものです。

DXを強力なエンジンとして、お客様、株主様、そして従業員と共に、持続可能な未来を切り拓くことを、ここに宣言します。

DX戦略の全体像︓私たちが起こす、3つの変⾰

KOBELCOグループで培った変革の知見やフレームワークを活⽤しながら、神鋼鋼線⼯業としての独⾃性と現場力を活かした3つの変革に取り組みます。

【⽣産の⾰新】
スマートファクトリーの実現へ

3つの⼯場の知見とデータを繋ぎ、生産計画の⾃動化と全体最適化を実現。⾼品質・⾼効率なモノづくりを追求します。

ものづくり変革

【営業の深化】
お客様の真のパートナーへ

データとデジタル技術を駆使し、お客様のニーズを先読みした「価値ある提案」を、誰でも、どこでも、迅速かつ的確にお応えできる営業組織へと深化します。

お客様対応変革

【経営基盤の強化】
データが導く、⼈と組織の成⻑

経営戦略と⼈事戦略を統合し、データに基づいた⼈材育成と配置を実現。社員一⼈ひとりの成長で、会社の成長を加速します。

従業員体験変革/ 業務変革

DX推進の3ステップ︓基盤構築から未来価値創造へ

単なるデジタル化にとどまらず、環境・⼈材・風土を整備した土台構築を起点に、業務プロセスの変革、そしてデータを活⽤した新たな価値を創出します。

DX:デジタルと変革による社会課題の解決や新たな価値創出

STEP1
DX推進力の強化

環境・⼈材・風土を整え、データ前提の運⽤に向けた“土台”を構築します。

STEP2
業務プロセスの変⾰

標準化・⾃動化・効率化を段階導入し、場起点で変革を進めます。

STEP3
データドリブンな価値創出

データと最新技術(AIなど)を活⽤し、新たな生産体制・顧客体験・働き方をデザインします。

各本部⻑コミットメント︓変⾰を牽引するリーダーたちの誓い

DXを原動力に、社会課題の解決と新たな価値創出に挑みます。各本部長が率先して変革を牽引し、現場とともに持続可能な未来を築きます。

⽣産本部「スマートファクトリーの実現で、未来のモノづくりをリードする」

代表取締役専務執⾏役員 森 啓之

私たちの使命は、⾼品質な製品を安定的に、そして効率的に社会へ届け続けることです。現在、各⼯場ではスマートファクトリー化の取り組みも一部スタートしており、現場の知見やデータを活かした生産体制の進化が始まっています。DXを⼿段とし、IoTやAIで⼯場のあらゆるデータを連携させ、さらなる全体最適を⽬指していきます。限られた⼈員でも効率的かつ安心して働ける職場づくりへの期待が⾼まっています。私たちは、働きやすさと生産性の両⽴を⽬指し、現場の声を反映した改善とデジタル活⽤を進めることで、持続的な成長を支えていきます。

DX推進の⽅向性︓

• IoTによる⼯場データの収集・統合
• データを活⽤した設備の予知保全・品質管理の⾼度化
• AIを活⽤した生産計画の⾃動化・最適化
• デジタル技術を活⽤した新たなサービス品・付加価値の提供

営業本部「データと提案力で、お客様に選ばれ続ける真のパートナーへ」

取締役常務執⾏役員 渡部 英樹

DX推進の⽅向性︓

お客様との信頼関係をさらに深化させるため、私たちはDXを通じて新たな価値創造に挑戦します。お客様のビジネス変化に対応し、「価値ある提案」を誰でも、どこでも、迅速に⾏える組織を⽬指します。今後は、営業活動のデータ化や見える化、属⼈化からの脱却に向けて、営業支援ツール(SFA)をはじめとするデジタルツールの活⽤を含め、業務改善に取り組んでまいります。 さらに、データやナレッジを活⽤し、既存顧客との関係強化や新規顧客の取り込み、ニーズ把握・提案力・サービス品質の向上を図り、環境が変化しても収益を上げ続けられる強い営業組織の構築に取り組みます。

• 営業支援ツールによる顧客情報・営業活動の見える化
• 営業プロセスの標準化・効率化(案件登録・活動ログの定着)
• AIによる製品提案の⾼度化(ナレッジ活⽤)
• データを活⽤したアフターサービス・対応品質の強化

総務本部「データで拓く、⼈と組織の未来。全社員の成⻑が、会社の成⻑へ。」

取締役常務執⾏役員 吉⽥ 裕彦

DX推進の⽅向性︓

会社の最も重要な財産は「⼈」です。DXを通じて「経営戦略と⼈事戦略を統合」し、その価値を最⼤化することに挑戦します。経験や勘だけでなく、データに基づいて⼈材を育成・活⽤する「タレントマネジメントシステム」を構築します。これは、社員一⼈ひとりの経験やスキルを見える化し、「キャリア⾃律」と従業員エンゲージメントを⾼めるための取り組みです。全社員の成長を支えることが会社の成長に直結すると信じ、データで⼈と組織の未来を拓くことに取り組みます。

• タレントマネジメントシステムの導入・運⽤(スキル・経験の可視化)
• 社内ナレッジの集約及び活⽤の⾼度化(データベース化・生成AI活⽤)
• DX⼈材の育成・研修プログラムの拡充(ITE/DSの計画的育成)
• データに基づく⼈材配置・評価の⾼度化(学習履歴の評価連動)

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.shinko-wire.co.jp/cms_news/pkobo_news/upload/100-0link_file.pdf

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