フィリピン商業銀行Rizal Commercial Banking Corporationの株式追加取得について?
株式会社 三井住友フィナンシャルグループ2 0 2 5 年 1 2 月 2 2日
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
フィリピン商業銀行Rizal Commercial Banking Corporation の株式追加取得について
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループ CEO:中島 達 以下、「三井 住友フィナンシャルグループ」、当社グループを総称して「SMBC グループ」)、株式会社三井住友 銀行(頭取CEO:福留 朗裕 以下、「三井住友銀行」)は、フィリピン共和国(以下、「フィリピン」)の商業銀行である Rizal Commercial Banking Corporation(頭取 CEO:Reginaldo Anthony B. Cariaso 以下、「RCBC」)の普通株式持分4.46%を取得いたしました(総額約64億フィリピンペソ(約170億円、PBR1.0倍))。今回の取得により、三井住友銀行のRCBC普通株式持分は合計24.46%となります。
1. 本件追加取得の目的・戦略的意義
SMBC グループは、中長期的な目線でアジアの成長を捕捉する戦略として、マルチフランチャイズ戦略に取り組んでおります。重要国のひとつと位置付けるフィリピンにおいては、2021 年 6 月の4.99%出資を皮切りにRCBCを地場のパートナーとして提携を開始し、2023年7月には出資比率を20.00%に引き上げて三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行の持分法適用会社と する等、関係を深化させてきました。
RCBC は日系企業とも数多くの提携実績のある大手財閥 Yuchengco Group の中核企業であり、 現地銀行の中でも最大規模で展開するジャパンデスク事業に加え、デジタルバンキング・ESG等の分野においてもフィリピン国内外で高い評価を受ける地場主要銀行です。
提携開始以降、ホールセール金融からリテール金融までの幅広い事業領域で協働を進め、相互 理解を深めるとともに、一体となってのお客さまへのサービス提供を図ってまいりました。その 過程において、同行が引き続き中長期的に高い成長ポテンシャルを有すること、および協働によるさらなるシナジー実現が見込めることを確認できたため、提携の一層の強化を目的とし、出資比率の拡大を図ることとしたものです。
本件追加取得により、RCBCとSMBCグループの関係を一段と深化させ、フィリピンでの事業拡大を目指す SMBC グループのお客さまへ、より肌理細かなサポート体制の構築を実現していくとともに、フィリピンの金融業界全体のさらなる発展への貢献と、SMBCグループとしての同国における 成長戦略の一層の強化を図ってまいります。
2. RCBCの概要
会社名 : Rizal Commercial Banking Corporation
設立年 : 1960年
所在地 : フィリピン
上場市場 : フィリピン証券取引所
株主 : Pan Malayan Management and Investment 33.92%
Corporation(Yuchengco Group持株会社)
三井住友銀行 24.46%
(参考)RCBCの直近の業績
(単位:億円)
2023年12月期 2024年12月期 2024年12月期 1-3Q 2025年12月期 1-3Q
業務粗利益 1,250 1,335 944 1,169
当期純利益 305 238 155 204
総資産 30,958 34,004 32,124 32,867
純資産 3,807 3,962 3,952 3,717
(1フィリピンペソ=2.5円で換算)
以 上
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
フィリピン商業銀行Rizal Commercial Banking Corporation の株式追加取得について
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループ CEO:中島 達 以下、「三井 住友フィナンシャルグループ」、当社グループを総称して「SMBC グループ」)、株式会社三井住友 銀行(頭取CEO:福留 朗裕 以下、「三井住友銀行」)は、フィリピン共和国(以下、「フィリピン」)の商業銀行である Rizal Commercial Banking Corporation(頭取 CEO:Reginaldo Anthony B. Cariaso 以下、「RCBC」)の普通株式持分4.46%を取得いたしました(総額約64億フィリピンペソ(約170億円、PBR1.0倍))。今回の取得により、三井住友銀行のRCBC普通株式持分は合計24.46%となります。
1. 本件追加取得の目的・戦略的意義
SMBC グループは、中長期的な目線でアジアの成長を捕捉する戦略として、マルチフランチャイズ戦略に取り組んでおります。重要国のひとつと位置付けるフィリピンにおいては、2021 年 6 月の4.99%出資を皮切りにRCBCを地場のパートナーとして提携を開始し、2023年7月には出資比率を20.00%に引き上げて三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行の持分法適用会社と する等、関係を深化させてきました。
RCBC は日系企業とも数多くの提携実績のある大手財閥 Yuchengco Group の中核企業であり、 現地銀行の中でも最大規模で展開するジャパンデスク事業に加え、デジタルバンキング・ESG等の分野においてもフィリピン国内外で高い評価を受ける地場主要銀行です。
提携開始以降、ホールセール金融からリテール金融までの幅広い事業領域で協働を進め、相互 理解を深めるとともに、一体となってのお客さまへのサービス提供を図ってまいりました。その 過程において、同行が引き続き中長期的に高い成長ポテンシャルを有すること、および協働によるさらなるシナジー実現が見込めることを確認できたため、提携の一層の強化を目的とし、出資比率の拡大を図ることとしたものです。
本件追加取得により、RCBCとSMBCグループの関係を一段と深化させ、フィリピンでの事業拡大を目指す SMBC グループのお客さまへ、より肌理細かなサポート体制の構築を実現していくとともに、フィリピンの金融業界全体のさらなる発展への貢献と、SMBCグループとしての同国における 成長戦略の一層の強化を図ってまいります。
2. RCBCの概要
会社名 : Rizal Commercial Banking Corporation
設立年 : 1960年
所在地 : フィリピン
上場市場 : フィリピン証券取引所
株主 : Pan Malayan Management and Investment 33.92%
Corporation(Yuchengco Group持株会社)
三井住友銀行 24.46%
(参考)RCBCの直近の業績
(単位:億円)
2023年12月期 2024年12月期 2024年12月期 1-3Q 2025年12月期 1-3Q
業務粗利益 1,250 1,335 944 1,169
当期純利益 305 238 155 204
総資産 30,958 34,004 32,124 32,867
純資産 3,807 3,962 3,952 3,717
(1フィリピンペソ=2.5円で換算)
以 上