2026/02/20

第23回「リエゾン-I研究開発事業化育成資金」の贈呈について ~「いわて産学連携推進協議会(リエゾン-I)」の取組み~

株式会社 岩手銀行 

NEWS RELEASE
2026年2月20日
株式会社岩手銀行

第23回「リエゾン-I研究開発事業化育成資金」の贈呈について
~「いわて産学連携推進協議会(リエゾン-I)」の取組み~


岩手銀行(頭取 岩山 徹)、北日本銀行(頭取 石塚 恭路)では、両行が参画する「いわて産学連携推進協議会(リエゾン-I)」のおもな活動として取組んでいる「研究開発事業化育成資金」贈呈事業において、23回目となる今年度の贈呈先を決定しましたので、下記のとおりお知らせします。



1.今年度の贈呈先について

(1)贈呈先企業

今年度は、8社に対し合わせて1,150万円の贈呈を行いました。

企業名
代表者
共同研究機関
贈呈金額

㈱いおう化学研究所
森 克仁
岩手大学
200 万円

㈱浅沼醤油店
浅沼 宏一
岩手県工業技術センター
200万円

㈱JPステート
佐藤 政博
岩手医科大学
200 万円

竹内真空被膜㈱
藤本 泰博
岩手県工業技術センター
150万円

㈱The IT Lab
田口 好弘
岩手大学
100 万円

㈲いずみ
寿松木 亨
岩手大学
100 万円

農事組合法人水分農産
西田 真之介
東北農業研究センター
100万円

㈱大田中塗装店
佐々木 謙一
岩手県工業技術センター
100万円

※ 贈呈対象となった具体的な事業計画等詳細は、別紙「『第23回リエゾンーI研究開発事業化育成資金』贈呈先一覧」のとおり

(2)現在までの贈呈実績

第1回から第23回までの贈呈件数金額は、延べ160件2億1,950万円となりました。

(3)贈呈式の開催

2026 年2月20日(金)に岩手大学構内(コラボMIU)で開催され、金融機関を代表して岩手銀行 岸取締役常務執行役員より8社の代表者に認定証の授与および目録の贈呈を行いました。

2.「いわて産学連携推進協議会(リエゾンーI)」について

(1) 大学等の研究シーズ(新たな技術等)と企業の技術・製品開発等のニーズをマッチングさせることにより新事業の創出を図ることを目的に2004年5月に設立し、現在3金融機関と10研究機関が参画しています。

(2) 「リエゾンーIマッチングフェア」の開催、岩手銀行と北日本銀行による「リエゾンーI研究開発事業化育成資金」の贈呈等をおもな活動としています。

3.「リエゾン-I研究開発事業化育成資金」の贈呈について

(1)創設目的

① 企業等が有する技術開発・商品開発のニーズと大学等が有する高度な技術研究成果とを共同研究等を通じてマッチングさせることにより、中小企業の「高付加価値」を通じて「事業の多角化」や「新たなビジネス創出」を積極的に支援するものです。

② また、この育成資金を呼び水として、企業等が大学等にある「事業の芽」「技術の種」の事業化に向けた研究開発に積極的に取組みことを期待するものです。

(2)対象先

① 「リエゾンーI」に参画している研究機関との共同研究により新たな事業化を目指している企業等で、企業の所在地域は、岩手県、青森県、秋田県、宮城県としています。

② なお、地域の中小企業支援の観点から、証券取引所上場会社およびそのグループ企業等は、原則として応募できません。

③ すでに受賞したことがある企業は原則として申請できませんが、つぎの条件を満たす場合のみ対象とします。

a 過去に受賞した事業計画の内容と重複していないこと
b 過去に受賞した事業がすべて事業化されていること

④ 直近期の決算において債務超過でない企業等とします。ただし、創業から5年以内の企業については、債務超過でも受付を可とします。

(3)贈呈金額

① 年間贈呈額1,500万円を上限とします。

② 1先あたり200万円を上限とします。

以 上

【贈呈式の様子:受賞企業の代表者とリエゾンーI支援機関との記念撮影】

【本件に関するお問い合わせ先】
岩手銀行地域貢献部 舟 山 電話:019-623-1111
北日本銀行営業統括部 斎 藤 電話:019-653-1111

第23回「リエゾン-I研究開発事業化育成資金」贈呈先一覧
(2026年2月20日贈呈)

○ 株式会社いおう化学研究所
代 表 者:代表取締役社長 森 克仁
住 所:岩手県盛岡市上田4丁目3-5
事業計画名:垂直配向グラファイトシートの界面熱抵抗を低減させる分子接合技術の開発および事業化
共同研究者:岩手大学 理工学部 村岡 宏樹 准教授
計画の要約:高性能化する電子機器の熱対策として、熱伝導性に優れた垂直配向グラファイトシートの界面熱抵抗を極小化する分子接合技術を確立する。本開発の目標は、熱伝導経路であるグラファイト端面と相手材を分子接合で繋ぐ技術を確立することである。本開発の結果を基に、グラファイトシート用分子接合剤溶液を製品化する。ターゲット市場は、データセンター用サーバー、EV/PHEV、ノートPC/スマートフォンなどを想定している。
贈呈金額:200万円

○ 株式会社浅沼醤油店
代 表 者:代表取締役 浅沼 宏一
住 所:岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目8-2
事業計画名:いわての森から生まれる新しい味 ~木質フレーバー食品開発事業~
共同研究者:岩手県工業技術センター 食品技術部 晴山 聖一
計画の要約:木質チップを前処理・発酵・抽出して天然由来の香味素材「木々のしずく(R)」を規格化し、飲料・菓子・調味料へ展開する。岩手県工業技術センター等と連携し、サクラなど広葉樹の香りを科学的評価(成分分析×官能)で再現性高く設計し特許を出願。BtoC 直販で認知を広げ、観光・外食の採用事例を経てOEMへ拡大し、林業と食産業の相乗で地域価値創出を目指す。
贈呈金額:200万円

○ 株式会社JPステート
代 表 者:代表取締役 佐藤 政博
住 所:宮城県栗原市築館字上高森49-4
事業計画名:透析治療におけるシャント音解析ソフトウェアの事業化
共同研究者:岩手医科大学 医学部 泌尿器科学講座
教授 阿部 貴弥
計画の要約:透析治療において、体内と血液循環装置との間で血液を循環させるために形成されるシャント。非生理的なものであり、経時劣化し放置すると狭窄が発生し、手術等侵襲を伴う処置が必要となる。現在、経時劣化の監視は、人の主観によるところが大きいことから、AI 等を活用し客観的に評価できかつ、その情報を関係医療機関で共有できる「シャント音解析ソフトウェア」を提供する。
贈呈金額:200万円

○ 竹内真空被膜株式会社
代 表 者:代表取締役 藤本 泰博
住 所:岩手県花巻市東和町百ノ沢壱区127番1
事業計画名:個体型フレームレスEC防舷ミラーの開発および内製化事業
共同研究者:岩手県工業技術センター 電子情報システム部
上席専門研究員 目黒 和幸
計画の要約:本事業は、自動車用室外後写鏡向けのフレームレス EC(エレクトロクロミック)防舷ミラーの個体型製品を自社で開発・内製化し、新たな供給体制を構築することを目的とする。新たな付加価値を創出するため環境性能向上を目指して共同研究を進め、製品の自社生産対応により事業維持、さらには拡大を狙う。
贈呈金額:150万円

○ 株式会社The IT Lab
代 表 者:代表取締役 田口 好弘
住 所:岩手県盛岡市北飯岡2丁目4番23号
事業計画名:唾液のマイクロRNAを使ったがんのリスク検査キットの事業化
共同研究者:岩手大学 准教授 桑 静
計画の要約:結合力の高い藻類由来レクチンを活用した、miRNA を効率良く収集できる特徴を有した前処理部品を開発し、これを使ったがんリスク検査を事業化する。このがんリスク検査は検査希望のユーザーより検体(唾液)を送付してもらい前処理部分を使用して miRNAを抽出し、その抽出液を PCR 等の分析機器を用いて検査する。その検査結果をユーザーに通知することでがんの早期発見、早期治療をサポートする事業である。
贈呈金額:100万円

○ 有限会社いずみ
代 表 者:代表取締役社長 寿松木 亨
住 所:岩手県久慈市寺里29-33
事業計画名:自社企画商品 wappi(わっぴ)の更なる販促に向けた、AI を活用したインバウンド市場
の分析と生産最適化
共同研究者:岩手大学 理工学部 助教 盧 忻
計画の要約:自社企画ブランド「wappi(わっぴ)」を対象とし、岩手大学との共同研究を通じて、AIを活用した「インバウンド市場(訪日外国人旅行客)」の分析を実施し、得られたデータを基に、外国人旅行客の嗜好や消費傾向を反映した生産最適化を行い、持続可能で国際的に競争力のある新規事業の創出を目指す。
贈呈金額:100万円

○ 農事組合法人水分農産
代 表 者:代表理事 西田 真之介
住 所:岩手県紫波郡紫波町小屋敷字四方田139-1
事業計画名:~岩手から発信!冬に出会える新玉ねぎ~
『シルキーオニオン』おあげんせプロジェクト
共同研究者:東北農業研究センター 畑作園芸研究領域
上級研究員 木下 貴文(兼事業化推進室事業化推進チーム長)
研究員 山内 大輔
計画の要約:シルキーオニオンは、岩手の冷涼な気候と日長条件を最大限に活かしたオンリーワンの栽培技術により実現した、初冬どりの新たまねぎである。夏植え・短期育成という手法は他地域では再現が難しく、日本一早い新玉ねぎとして、やわらかく甘い味わいを全国へ届ける。本プロジェクトでは、地域ブランド化と 6 次産業化を進め、岩手の農業技術の価値を広く発信し、新たな地域の魅力づくりにつなげていく。
贈呈金額:100万円

○ 株式会社大田中塗装店
代 表 者:代表取締役 佐々木 謙一
住 所:岩手県一関市千厩町千厩字鳥羽23-1
事業計画名:高輝度蓄光塗装板及び施工工法の開発
共同研究者:地方独立行政法人 岩手県工業技術センター 機能材料技術部 兼 企画支援部
主任専門研究員 樋澤 健太
計画の要約:屋外で使用可能な蓄光塗料・塗装は、ここまで十分に普及しておらず、耐候性・耐水性・耐摩耗性に優れた材料の開発が求められている。そこで、新たに高耐候性樹脂を用いた高輝度蓄光塗料・塗装シート及び施工工法を開発し、高品質な蓄光標示の実現を目指した。夜間の災害犠牲者ゼロの社会を実現するため、防災・減災に広く役立てて頂ければ幸いである。百聞は一光にしかず。暗闇の中の標(光り)を提供いたします。
贈呈金額:100万円

以 上

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