2026/03/16

データ利活用を可能にするクラウド管理基盤を構築し、清水建設グループの電力事業における実績管理業務のDXを支援 [インテック]

株式会社 インテック 

インテック、データ利活用を可能にするクラウド管理基盤を構築し、
清水建設グループの電力事業における実績管理業務のDXを支援
~タイムリーな収支データの可視化により効果的な営業活動を実現~

2026年03月16日

報道関係各位

株式会社インテック

TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:疋田 秀三、以下:インテック)は、清水建設グループの清水建設株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新村 達也、以下:清水建設)とスマートエコエナジー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:長澤 幹央、以下:SEE.)に対し、クラウドサービス上にデータ分析基盤を構築し、自動で電力事業のデータを収集・集計して実績管理を行うことで、販売、原価、利益や計画に対する進捗確認といった実績管理業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援したことを発表します。

今回のDX支援プロジェクトは、販売、原価、利益や日次・月次での実績管理、顧客・契約管理の半自動化や可視化に向けて2023年4月から開始しました。
本DX支援プロジェクトでは、清水建設とSEE.がこれまで手動で行っていた需要家の使用電力量や需給管理に関する多種多様なデータの取得、および日次・月次の販売、原価、利益の集計計算業務の半自動化を実現しました。その結果、2週間程度かけてデータの加工などを実施していたレポート作成作業が不要となりました。また、タイムリーなデータの可視化を実現したことで、迅速な需給管理方針や営業戦術方針の決定に貢献します。

<清水建設グループの電力事業における実績管理業務のDX支援概要図>

採用理由

清水建設グループで電力事業を担っているSEE.では、電力販売の実績管理を2週間程度かけて手作業で行っていたため、データ収集・集計担当者の業務負荷が高いことが課題となっていました。また、タイムリーなデータ収集・集計ができておらず、電力の需給管理や実績を元にした販売戦略の立案に時間を要していました。
そこで清水建設およびSEE.は、電力事業におけるDXが必要と考え、今回のDXのベンダー選定にあたり、以下の点を評価し、インテックをベンダーとして選定しました。

<評価ポイント>
1. 清水建設との数十年にわたる取引における実績と信頼
インテックは清水建設との数十年にわたる取引において大規模な開発案件を遂行しており、清水建設の建設・土木事業に関わるシステムの特性など業務への理解度が深い点を評価。過去実績の柔軟性の観点からインテックをベンダーとして選定。

2. アジャイル型システムで開発への実績
今回の電力事業のDXでは、機能単位で細かく区切り、繰り返し開発を進める手法であるアジャイル型のシステム開発を採用。従来のウォーターフォール型による進め方は、仕様や要件の変更に対するスピーディーで柔軟な対応が難しく、開発途中の変更や追加に柔軟に対応できるアジャイル型の手法が適していた。インテックはアジャイル開発において、SaaSの継続的機能開発や新サービス開発などの実績があり、そのノウハウが評価された。

開発プロジェクトの概要

本開発プロジェクトを実施するにあたり考慮したポイントは以下の通りです。

<ポイント>
1. 現場業務を見据えたヒアリング・システムの構築
現場担当者と綿密なヒアリングを重ね、業務実態に即したシステムを設計・構築。日々の業務負担軽減と運用定着を目指したプロジェクトを推進。

2. タイムリーな収支管理を可能にするレポート設計
プロジェクトの目的であるタイムリーな実績管理の実現に向けて、日次・月次で収支を即時に確認できるレポートの設計・調整、データ加工・集計を一貫して実施。現場の実績把握と販売戦略立案に活用できる情報基盤の整備。

3. レポート出力の効率化
非整形データの正規化と中間ビュー、データマートとなるレポート用ビューを設計・構築することにより、ストレスなくレポートを表示・出力可能にし、データ活用の幅を拡大。

インテックによる実績管理業務DX支援のメリットおよび効果は以下の通りです。

<メリット・効果>
1. データ連携による帳票作成業務を効率化
複数システム、パッケージから出力される形式や意味付けが不統一な非構造化データを解析して連携することで、手動でデータの突き合わせを行う業務を半自動化、データ収集・集計作業の属人化を解消しつつ、帳票作成の業務効率化を実現。
データの加工・レポート作成作業が不要となり、タイムリーなデータの可視化を実現。

2. 集計データのダッシュボード化による現状把握を実現
実績管理業務の半自動化においては、Denodo Technologies株式会社のデータ仮想化によるデータ管理ソリューション「Denodo Platform(以下:Denodo)」、Microsoft Corporationのビジネス分析プラットフォーム「Microsoft Power BI(以下:Power BI)」などの既存基盤を活用。整形・集計したデータを「Denodo」へ連携、「Power BI」でダッシュボード化を実施。データの収集から可視化までを自動化することで日次・月次での販売、原価、利益のタイムリーな算出を実現。

<ダッシュボードのイメージ>

清水建設株式会社からのコメント

グリーンエネルギー事業本部 グリーン電力ソリューション部 部長 益戸 智生氏
本取り組みにより、30分単位での電力需給実績の可視化と詳細な分析が可能となりました。これにより、電力調達の意思決定および電力販売戦略の立案を、迅速かつ的確に行えるようになりました。また、事業収支予測の精度向上は経営基盤の強化に直結し、電力事業のさらなる拡大に大きく貢献するものと確信しております。

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