QPS研究所小型SAR衛星13号機「ミクラ-Ⅰ」米国Rocket Lab社Electronロケットにて2026年5月以降に打上げ予定
株式会社 QPSホールディングス2026.04.10
小型SAR衛星13号機(※)「ミクラ-Ⅰ」米国Rocket Lab社Electronロケットにて2026年5月以降に打上げ予定
QPS研究所は、小型SAR衛星QPS-SAR13号機(愛称:「ミクラ-I」)が米国Rocket Lab社(以下ロケット・ラボ)のロケット、Electronによって打上げ予定であることをお知らせいたします。
【打上げ予定詳細】
| 打上げロケット | ロケット・ラボ社 Electron |
| 打上げウィンドウ | 2026年5月以降 ※日時が設定され次第、随時公式ウェブサイトのニュースページ、または公式SNSでお伝えします。また、天候などの影響により、順延する可能性があります。 |
| 投入予定軌道 | 中傾斜軌道、高度575km予定 |
| 打上げ射場 | ニュージーランド・マヒア半島 Rocket Lab Launch Complex 1 |
今回の打上げは当社の専用ロケットとして打ち上げられます。なお、衛星の番号はロケットの打上げ契約を締結した順に付与されています。2025年に14・15号機が先行して打ち上げられましたが、このたび、13号機の打上げが実施されることとなりました。
Electronでは毎回打上げのミッションネームが設定されており、今回はQPS-SAR13号機の愛称「ミクラ-I」にちなんで「The Grain Goddess Provides(穀物の女神が恵みを与える)」と名付けられました。ミッションパッチにはミクラにちなんで実り豊かな稲穂が描かれています。また、空に輝く7つの星は今までElectronによって打ち上げられたQPS-SARの数を表しています。
「The?Grain Goddess Provides」ミッションの詳細:https://www.rocketlabcorp.com/missions/launches/iqps (英語ページ)
(※) 衛星のナンバーは打上げ契約手続き順によるナンバリングであり、今後も順番の前後が発生する可能性がございますが、事業の進捗に影響はございません。
<Rocket Lab 社について>
2006年に設立されたRocket Lab社は、カリフォルニア州ロングビーチに本社を置くロケット開発会社です。2018年1月の最初の打上げから、Electronは米国で年間2番目に打上げ回数が多いロケットとなり、これまでに民間及び公的機関の200機以上の衛星を軌道投入しています。現在はニュージーランドに2つ、バージニア州に2つの合計4つの発射台を所持しています。
<「QPS-SARプロジェクト」について>
QPS研究所は収納性が高く、軽量でありながら大型の展開式アンテナ(特許取得)を開発。そのアンテナによって強い電波を出すことが可能になり、従来のSAR衛星の20分の1の質量、100分の1のコストとなる高精細小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発に成功しました。QPS-SARは民間SAR衛星で世界トップレベルの46cm分解能の画像取得が可能です。2028年5月末までに24機、そして2030年に36機の衛星コンステレーションで平均10分毎という準リアルタイム観測データ提供サービスを目指しています。
《QPS-SAR13号機の愛称とミッションマークについて》
QPS-SARプロジェクトでは、日本神話の神様のお名前をお借りして衛星に愛称をつけています。1号機は「イザナギ」、2号機「イザナミ」、そして商用機となる3号機以降は軌道ごとに名前がついています。QPS研究所は12の軌道に3つずつの衛星を投入し、合計36機による衛星コンステレーション構築を目指しています。今回の13号機は新たな傾斜軌道に投入されるため、新しく「ミクラ(英語:MIKURA)」と名付けられました。
ミクラは穀物・食物、そして豊かさを象徴する神様として知られています。日本人にとって穀物・稲穂は単なる食料だけでなく、命を繋ぐ神聖な「富」のシンボルともいえます。ミッションネームにはその糧となる農作物の生育を宇宙から見守るという想いも込められています。この軌道の1機目となる13号機は「ミクラ- I(ミクラ・ワン)」となりました。
ミッションマーク:QPS研究所のカンパニーカラーであるブルーを基調とし、愛称のミクラをイメージして、食物を保管するための「倉」と耕作の「畝」をモチーフにしています。ヤチホコやスクナミと同じく、傾斜軌道では経済活動が活発な大型都市圏が観測域に多く入ることになります。また、一目でどの衛星のマークか分かるように通算した衛星の数の数字を衛星の底部に入れています。
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