2021/08/23

プロンプト・K株式会社が、高知県”Next次世代施設園芸農業“向けIoP(Internet of Plants)クラウド開発管理委託業務を2年連続受注

プロンプト・K 株式会社 

プロンプト・Kは、高知県IoPクラウド構築関連のマネジメントを担当し、IoPクラウドの“高知全県社会実装”に向けた実質的なアーキテクトとして貢献します。

 IoT向け時系列データベース開発及びIoTソリューション開発を手掛けるプロンプト・K株式会社(プロンプト・K:本社 鹿児島市 代表取締役 岩倉路和)は、高知県が10ヶ年計画で推進する「”IoP(Internet of Plants)”が導くNext次世代施設園芸農業への進化」プロジェクト事業の施設園芸農業のICT化におけるIoT情報基盤となる「IoPクラウド」の令和3年度開発管理者業務を厳正なる公募の結果、令和2年度に続き連続して受注致しました。



IoPクラウドとは



 IoPクラウドは「世界初となる本格的な施設園芸農業向けのIoTプラットフォーム」を標榜しており、内閣府が推進する地方創生政策のひとつである「地域におけるSociety5.0の推進」の一環として交付される地方創生推進交付金等を活用して整備が進められ、IoPクラウドを含むプロジェクト事業全体では2018年からの5年間で総額27.8億円(関連施策及び大学研究費を含む)が投じられます。


https://kochi-iop.jp/





IoPクラウド開発管理業務の概要



 令和2(2020)年度からプロンプト・Kが開発管理業務を担当しスタートしたIoPクラウドの本格的な構築及び開発は、

・ IoPクラウドと県下のビニールハウスをIoTの活用によりリアルタイムに繋ぐ情報基盤整備

・ 生育画像解析AIサービスの搭載

・ 気象庁データを高知県微気象予測データとしての活用

・ JA高知県の基幹システムと連携して生産者別出荷量データをIoPクラウドで一元化



といった関連施策が同時並行的に立ち上がりました。これは正に“高知全県下に向けた社会実装”となっており、JA高知県や園芸機器/資材メーカからAI開発ベンダまで多種多様な業種参画が成され、対象ユーザも生産者・JA・県機関・流通業者・市場関係者と川上から川下までの広がりの可能性が期待されています。



R3年度はIoPクラウド進化の年



 続く令和3(2020)年度はIoPクラウドが本格的なサービスインを果たし、高知県が掲げる「データ駆動型農業」の情報基盤として本格活用が開始されるだけでなく、更に魅力的な新規機能追加WAGRI等の農業系プラットフォーム等との外部システム連携が開始され「施設園芸農業向けIoTプラットフォーム」の第二形態へ向けた進化がはじまります。



プロンプト・Kの役割



 IoPクラウドの進化に向けては、単なる関連プロジェクト全体のマネジメントだけでなく、設計開発思想の全体統一を図り、IoPクラウドをあるべき姿に導く実質的な“アーキテクト”の役割がプロンプト・Kに求められます。

プロンプト・Kが、これまで多数のミッションクリティカルな商用IoTサービスの構築やコンサルティングで培ってきた“時系列データを適切に取り扱うことで高度なIoTプラットフォームを実現する”ノウハウや基礎的且つ先進的なIoTテクノロジーを惜しみなく投入することで、高知県が目指す全体最適化されたNext次世代施設園芸農業と「データ駆動型農業」の普及推進と、最終的な目的である生産者様の所得向上に大きく貢献できると確信しております。

 プロンプト・Kのミッションとして「時系列データを情報資産にする会社」を掲げておりますが、この業務を推進する中でIoTが生み出す「時系列データが情報資産になる社会」の実現に向けて、高知県の施設園芸に関連する全ての皆様と共に邁進する所存です。

※施設園芸:ビニールハウスなどの施設及び環境制御設備を利用して野菜,花卉,果樹などを栽培する園芸

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提供元:PRTIMES

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