2021/10/01

「まちってもっと楽しいはずだ」公共空間向け屋外家具ブランド「Fandaline」発売

株式会社 グランドレベル 

「1階づくりはまちづくり」株式会社グランドレベルがフクビ化学工業株式会社とコラボレーション.福井駅前での社会実験への家具提供も開始.

株式会社グランドレベル(東京都墨田区 代表取締役社長 田中元子)デザイン監修による、フクビ化学工業株式会社(福井県福井市 代表取締役社長 八木誠一郎)の新屋外家具ブランド「Fandaline(ファンダライン)」の発売が、2021年10月下旬より開始されます。


【1】公共空間向け屋外家具ブランド「Fandaline(ファンダライン)」の発売を開始



 近年、世界中の多くの都市で、まちやストリートを多様な活動が繰り広げられる空間へと再構築する取り組みが進められています。この取り組みは都市に活力を生み出し、国際競争力の向上に繋がることから、日本国内においても行政の主導によるまちやストリートの再活用・利活用に関する様々な取り組みが策定されています。

 まちやストリートの活性化において重要なベンチなどの屋外家具は、これまで公園や私有地に置かれることが多く、日本国内においては人が多く集まるまちの中の空地や歩道といった公共空間に置かれることが少なかったことから、化学に立脚した樹脂成形技術を有するフクビ化学工業株式会社と「まちの1階」を中心としたデザインを展開する株式会社グランドレベルのコラボレーションにより、まちやストリートに向けた屋外家具ブランド「ファンダライン」を開発し、2021年10月下旬より発売を開始することになりました。



 「ファンダライン」は、自然と人々を迎えいれてくれる普遍的でやさしいデザインを心掛け、大きな広場から建物の軒先まで、さまざまな「まちの1階」に人が自由にいられる場所を提供することを目標にした新しい屋外家具ブランドシリーズです。








 家具に使用する主素材は、フクビ化学工業株式会社の独自技術で生産する人工木材「プラスッド」とすることで、長期間屋外で使用することができる耐久性を備え、また、家具単品だけでなく屋外家具を自由に組み合わせて使用することを想定しています。




 屋外家具ブランド「ファンダライン」を通じて、魅力あふれる街並みや公共空間に人々の休息の場を提供し、日常のまちを活性化させることで持続可能なまちづくりに貢献することを目指します。

「ひと」と「まち」との関係が親しくなる。これまでにない新しい屋外家具ブランドがはじまります。

Fandaline ウェブサイト
http://fandaline.jp/


【2】福井駅前の歩道上で開催される社会実験「ふくみち」に参画、「Fandaline」の屋外家具を提供


 フクビ化学工業株式会社は、福井駅前の中央大通りと県庁線で開催される社会実験「ふくみち」に参画し、株式会社グランドレベル(東京都墨田区 代表取締役社長 田中元子)とのコラボレーションブランド「Fandaline(ファンダライン)」の屋外家具を提供します。

 フクビ化学工業株式会社が本社を構える福井県の福井駅周辺は、北陸新幹線の福井開業を控え大規模な再開発が進む中、まちなかを車中心から人中心の空間へと転換し、多様な活動が繰り広げられる場へと変えていくことが求められています。

 福井駅前の中央大通りと県庁線で2021年10月2日から始まる「ふくみち」は、10月17日までの期間限定でキッチンカーやカフェ、くつろぎの場所など、市民の憩いやにぎわいを創出する空間を設置し、歩行者中心への道路へ転換する可能性を探る社会実験です。

今回、この社会実験「ふくみち」にフクビ化学工業株式会社が2021年10月下旬より発売を開始する屋外家具ブランド「ファンダライン」のベンチ、テーブル、プランター、ポスタースタンドを福井駅前の県庁線上に設定されるくつろぎの空間に提供し、来場者に使用していただくことになりました。実際に「Fandaline」の屋外家具たちに触れられる機会となります。

【3】東京ビエンナーレ2020/2021「TOKYO BENCH PROJECT」で丸の内仲通りに設置された15台のベンチたちは、田町駅前・新田町ビルの足元へ




 2021年8月2日(月)~9月5日(日)の東京ビエンナーレの期間中、丸の内仲通りの国際ビル・新国際ビル前、また、大手町の読売新聞ビル前にグランドレベルの企画により「TOKYO BENCH PROJECT」として、発売より先行する形で、「Fandaline」のベンチが15台設置され(写真上段)、会期終了後、そのベンチたちは、田町駅前のビル、新田町ビルの足元に移設されました(写真下段)。新田町ビルでは、これ以前にグランドレベル監修による社会実験としてのベンチの設置を行ったことで、この度の恒常的な設置へとつながりました。実物の「Fandaline」のベンチにいち早く触れられる環境となっています。ぜひお訪ねください。

● グランドレベルについて


 株式会社グランドレベルは、「1階づくりはまちづくり」をモットーに、地域に住まう人々が、まちの主役になれるような施設・空間・まちづくりを行っています。ハードやソフトと、それらを取り持つコミュニケーションを一体でデザインするのが大きな特徴で、建築や施設、そこに暮らす人々やまち全体が、よりアクティブなものへと成長していくものをつくり出します。

 グランドレベルは、2018年に墨田区に洗濯機やミシン、アイロンなどを備えた“まちの家事室”付きの喫茶店「喫茶ランドリー」を、理想の「まちの1階」のプロトタイプとしてオープンしました。年齢や職業に関わらず、多様な市民が集い、さまざまな活動に使われていることが注目を集め、その後、「喫茶ランドリー」のような場所をつくるプロジェクトを全国へ展開中です。主な受賞に「2018グッドデザイン特別賞グッドフォーカス[地域社会デザイン]賞」などがあります。今回の東京ビエンナーレではアーティストとして参加し、「TOKYO BENCH PROJECT」を推進しています。

株式会社グランドレベル ホームページ
http://glevel.jp/

● ベンチプロジェクトについてベンチに人々が佇む、新しいまちの光景を作る「JAPAN / TOKYO BENCH PROJECT」を起業1周年記念事業として2017年より開始。神田や京橋、田町等で行ったベンチの恒常的設置を前提とした社会実験から、ベンチのオリジナルデザインと販売、ベンチの設置を軸としたまちの再生事業などを各地の団体、市民と共に推し進めています。東京では数年内に1万脚のベンチ設置を目指しています。

JAPAN /TOKYO BENCH PROJECT ホームページ
http://japanbench.jp/

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提供元:PRTIMES

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