2022/02/07

町工場のアトツギ達。14人の挑戦とは?/独自の技術を活かした「新製品」をギフトショーにて「初披露」。この先の町工場の在り方を示す。

SUPER PENGUIN 株式会社 

2月8日から10日まで開催の「ギフトショー」に出展。東京ビッグサイトにて。

2022年2月8日から10日まで、東京ビッグサイトで開催されるギフトショーに、全国の町工場が集まるグループ「町工場プロダクツ(発起人・栗原稔/栗原精機株式会社・代表取締役)が出展します。同ブースは、全国から14社が集まり、それぞれ工場独自の特徴・技術を活かして製作した商品を持参・出品いたします。14社のうち7社は、今回初出展。 今回のこの「町工場プロダクツ」ブースには、「2種の挑戦」があります。 それは「アトツギ」による挑戦と「アトツガセ組」による挑戦。 一般的には「アトツギ」の課題がフォーカスされることが多いのですが、事業承継を行う「アトツガセ組」にも課題がある、とは、町工場プロダクツの代表・栗原精機(埼玉県川口市)社長、栗原稔さんの言葉。 今回、この出展計画をうけて、展示会のブースをデザインし、全国の展示会出展企業をサポートするSUPER PENGUIN(スーパーペンギン)株式会社(東京都品川区・代表取締役・竹村尚久)は、今回町工場プロダクツの出展者面々を全面的にサポート。事前に「展示会出展に成功する方法」についてのセミナーを行い、その後1社1社の個別相談を行いました。





「アトツギ」と「アトツガセ組」。2つの挑戦とは?

「アトツガセ組」とは、後を継がせたいと考えている現在の経営者のこと。
今回、出展に参加する「アトツギ」達は、それぞれの町工場が持つ技術を活かして、新分野にチャレンジするための製品を作って持参しています。そこには、日頃の業務から脱却し、新しい何かを模索する姿があります。これが1つ目の挑戦。そして、一方で「アトツガセ組の代表」である栗原精機の栗原社長(町工場プロダクツ発起人)からすると、アトツギが活躍しやすい社会をつくる「もう一つ上のステージ(栗原社長)」への挑戦。これが今回の展示会出展における「2つ目の挑戦」です。


町工場プロダクツとは?

「町工場プロダクツ」とは、栗原精機社長の栗原稔さんが発起人として立ち上げた「自社製品の開発/発表/販売を通じ、町工場の活性を目的とした活動チーム」。ギフトショーへの参加は今回で4回目。もともとはFACEBOOKやtwitterなどのSNSをきっかけに繋がった輪が今ではまとまって、定期的に展示会出展を行うまでになりました。
■町工場プロダクツURL: https://makers-link-giftshow.jimdosite.com/





町工場プロダクツ、発起人の栗原稔さん(株式会社栗原精機・代表取締役社長)とその「アトツギ」である栗原匠さん。つまり、栗原稔さん自身も「アトツガセ組」。
■株式会社栗原精機(埼玉県川口市): http://www.kurihara-seiki.co.jp/~corp/index.html


デザイナーで「町工場プロタクツ」立ち上げメンバーの眞鍋玲さん。日頃から町工場の方々と深く関わり、商品のデザインや販促資料等のデザイン等を行っています。ギフトショーの出展は彼女抜きでは成り立たない程重要人物。
■REI-DESIGN: https://www.reimanabedesign.com/


出展社は? 東京・埼玉・滋賀・三重・岡山など、全国から14社が参加。

今回の出展に際して、SNSでの呼びかけに応じたのは、14の会社。そのうち7社が初の出展になります。旋盤加工や試作専門家、刺繍加工など、多種多様な町工場が、それぞれの持ち味を活かして、製品を製作。この展示会で初披露を行います。








「会期当日の立ち方・待ち方」も。空間デザイン会社、スーパーペンギンによる「徹底サポート」

今回のブースデザイン及び出展サポートは、当社スーパーペンギンにて行っています。当社と町工場プロダクツの出会いは、前回のギフトショーの会場で。スーパーペンギンがデザインした「石川県産業創出支援機構ブース」は、会場で最大規模の集客を果たしたブースでした。そのブースの前に出展されていたのが「町工場プロダクツ」。その会場での出会いをきっかけとして、今回タッグを組むこととなりました。 出展に先立っては、2022年1月11日(火)、全出展者が東京のスーパーペンギン事務所に集まり、出展攻略のためのセミナーと、1社ずつの個別面談を行いました。全国の出展者は、この日のために全国から上京しました。この日の当社としての目標は、出展者の方々に、事前知識を伝えるだけではありません。本当の目的は、全員が事前に一堂に会して、「仲良くなっておくこと」。このことは、最終的に「結果」を出すためにかなり大切なこと、と当社では考えています。スーパーペンギンは、会期中には接客の仕方・待機方法などを伝える活動も行っています。


展示会出展サポート/ 展示会デザイナー 竹村尚久(SUPER PENGUIN株式会社・代表取締役)
空間デザイナーでありながら、全国の自治体に対して、展示会出展に成功するためのセミナーを行う。石川県ブースなどでは、独自のブースデザイン手法「PENGUIN-METHOD」によって、商談件数を3倍に伸ばすなどの成果を出した。






「アトツギ」の挑戦も大事だが、「アトツガセ組」の決意も大事

「おーい!アトツガセ組の親父たち!
この後におよんで、なにしようってんだ! そりゃ、まだまだ若いもんにはって気持ちわかる。わかるけど、その元気があるなら、もう一回、新しいことにチャレンジしようぜ! 会社はアトツギに任せて、もうひとつ上のステージで勝負や! その気がないなら、引退だ。」


(栗原社長のtwitterより抜粋。@krige09)  https://twitter.com/krige09

これは、町工場プロダクツの発起人、栗原社長の言葉です。この言葉には、アトツギ達の挑戦だけでなく、これまで会社を支えてきた「アトツガセ組」も引退ではなく、新しい挑戦をしよう、そんな「新しいステージに向けた決意」のススメであり、まだまだ活躍できる場がある、ということを気付かせるツイートなのだと感じます。


今回の出展は単なる「町工場」の出展ではなく、「今後の日本の町工場の形」の提言

当社は、今回、このプロジェクトに関わらせていただいて、これが単なる出展ではなく、また、単なる「アトツギ」の挑戦でもなく、「アトツガセ組」の在り方も含めた、「日本の町工場そものものの在り方」を、展示会への出展という形で全国に実践的に示す「挑戦」、そして「ファーストペンギン」的行動なのだ、と感じました。町工場プロダクツの方々には、それぞれ様々なストーリーがあります。アトツギの悩み、アトツガセ組のこだわり、など。本展示会出展を通じて、1社でも多くの日本のものづくり企業にこの「心意気」が伝わればいいと感じています。





展示会概要

展示名: 東京インターナショナル ギフト・ショー春2022 LIFE×DESIGN
会期:2022年2月8日(火)~10日(木)
開催時間:10:00~18:00(最終日は17:00)
会場:東京ビッグサイト 東4ホール
出展社名:町工場プロダクツ (ブースNO. 東4-T35-27)
公式HP:  https://www.giftshow.co.jp/tigs/life11/


SUPER PENGUIN(スーパーペンギン)会社概要

スーパーペンギンは、日本の各産地の展示会出展をサポートする空間デザイン会社です。今回の展示会の他、石川県や奈良県など様々な行政とタイアップし、集客や商品陳列を解説するセミナーを開催、独自ノウハウにより、展示場内でもっと集客のできるブースをデザインするなど成果を出す展示会支援手法で、現地の産業のサポートを行っています。
今回のギフトショーでは、「町工場プロジェクト」の他に、「石川県繊維協会ブース」(東4ホール/東4-T37-28)のサポートも担当。事前のセミナーと個別商品陳列指導により、より高い出展効果が出るようサポートを行っています。

商号 : SUPER PENGUIN 株式会社
代表者 : 代表取締役 竹村 尚久
設立 : 2005 年 6 月 2 日
所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎 3-10-50 SEED 花房山 405
TEL:03-6417-4497
事業内容: 展示会ブースデザイン、展示会集客セミナーの企画・開催
WEB: https://www.superpenguin.jp/
twitter: https://twitter.com/naohisatakemura

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提供元:PRTIMES

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