2022/02/07

キーワードは「ウェルビーイングを実装する」 海外で心の健康にアートが処方されるのはなぜか?新コース「芸術から眺めるこども、こころ、まなび」がスタート

特定非営利活動法人 アーツ・イニシアティヴ・トウキョウ 

人気オンライン・アート講座「TOTAL ARTS STUDIES(TAS)プレミア」の新シリーズ公開

私たちの社会にある重要なトピックを取り上げ、アートのクリエイティブシンキングを通じて、難しい時代に適応する術を身につけることができるオンライン・ラーニングプログラム「TASプレミア」。 新たなコースを公開! SDGsや人新世など、これからの時代に逃れることのできない世界的な課題をテーマにしている「崩壊の時代の芸術体験」コースに続き、新しく「芸術から眺めるこども、こころ、まなび」コースがスタートします。ストレスフルな現代社会の中で、健やかなこころを持ち続けるためのアートの”効用”について、実験教育の歴史や福祉などの観点から多角的に深めます。



近年は「健康」をはかる指針として、ウェルビーイング(Well-being)という言葉が注目されています。単に健康であるというだけでなく、幸福で肉体的、精神的、社会的にも満たされた状態を表しており、WHOが出したレポートによると、ウェルビーイングには、芸術が重要な「処方せん」であり、近年海外ではアート鑑賞チケットを「医療」の一環として薬の代わりに処方する事例もあります。

2月7日より申込開始する新コース「芸術から眺めるこども、こころ、まなび」 のシリーズ1 では、子どもや多様な人々との芸術体験を考察しながら、この分野の基本知識や最新事例をたっぷり詰め込んだ6本の講座動画を公開します!
詳しくはこちら▶︎ https://tas-premier.a-i-t.net/dearMe

● シリーズ1「多様な人々とのまなびとこころ」で学べるキーワード:

こどもの表現や考えに魅了されたポール・セザンヌやパブロ・ピカソ
多様な人々との芸術体験
アート処方の海外最新事例
精神医療とアート
幼児教育の歴史と芸術:ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチと「直観教授法」

● シリーズ1で紹介する文献例:


『エミール、または教育について』ジャン=ジャック・ルソー(著)、今野一雄(訳)1986
『ゲルトルート教育法・シュタンツ便り』J.ペスタロッチー(著)前原寿、石橋哲成(訳)1987

● シリーズ1で紹介するニュース・レポート例:


世界保健機関(WHO)が発表した芸術と幸福度に関する報告書「What is the evidence on the role of the arts in improving health and well-being? A scoping review (2019)」
イギリスのアート、健康、幸福に関する超党派による2015-2017調査


インストラクター:堀内 奈穂子(AITキュレーター / dear Meディレクター)
エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、キュレーターとして国内外のレジデンス・プログラムや展覧会、シンポジウム、企業プログラムの企画に携わるほか、アートや福祉の考えを通した講座やワークショップ、シンポジウムを企画する。2016年よりAITが開始した、多様な子どもや若者、大人がともに考えるアートの学びプロジェクトdear Meのディレクターを務める。
詳しくはこちら▶︎ https://www.a-i-t.net/team/horiuchi-naoko/

講座サンプル動画

「アート処方と多様な人々とのアートの体験」(2:22秒)




TASプレミア・スペシャルトーク
「多様化する企業とアートのプログラム、学び」
登壇者:堀内奈穂子、ロジャー・マクドナルド、塩見有子

日時:2022年2月17日(木)18:30-20:00(90分)(オンライン、AIT Zoom ルーム)
定員:30名
料金:TASメンバー1,100円(税込)/ 一般1,650円(税込)
*要事前予約
申込みはこちら ▶︎https://www.a-i-t.net/events/8260


TASプレミア・コース料金について
[ 公式サイト・お申込みURL ]▶︎ https://tas-premier.a-i-t.net/
下記3種より選択が可能です。



プラン内容
1シリーズ(計6本)のオンラインレクチャー動画
お申込みより90日間※ 何度でもアクセス可能。心地よい環境や好きなタイミングで学ぶことができます。
※ラヴ・シュプリームプランは120日間

特典
以下のイベントに期限なく参加できます。
・メンバー同士のコミュニティサロン(オンライン、無料)
・AIT主催・共催イベントへの優先・割引参加(例:インストラクターとの交流イベント「グループ・エクササイズ」)

AITについて
2001年、現代アートに興味がある誰もが学び、対話し、思考するプラットフォームづくりを目指して、6名のキュレーターとアート・マネジャーが立ち上げた非営利団体です(2002年法人化)。AITは先進的な企業の社会的要望に基づいたアートプログラムにコンサルティングや企画で関わるほか、芸術家や研究者延べ150人以上を派遣・招聘し、知識と経験を共有する国際交流の場を、多数の海外文化機関・財団との協働を通じて創出しています。
URL▶︎ http://www.a-i-t.net/

TASを学ぶのにおすすめの人
・アート思考を仕事に生かしたいと考える、マーケティングや開発、CSR、広報などに携わるオフィスワーカー
・医療や福祉、教育の現場にアートの考えを取り入れたいと考えるプロフェッショナル
・アートを通じた社会貢献を取り入れたい人
・アートの教養を身につけ2020年代の荒波をしなやかに乗り越えようとするすべての人

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提供元:PRTIMES

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